国語総合(現代文)

科目基礎情報

学校 呉工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 国語総合(現代文)
科目番号 0012 科目区分 一般 / 選択必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 建築学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 『新訂 国語総合 現代文編』(第一学習社)『ビジュアルカラー 国語便覧』(大修館書店)『覚えやすいテーマ別・段階別 漢字の実践練習』(第一学習社)
担当教員 板倉 大貴

到達目標

1.日本語で書かれた文章を的確に読解すること。
2.さまざまな文章を読解することで思索する力、豊かな感性を涵養すること。
3.作品が書かれた時代や作家に関する知識を身につけること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1日本語で書かれた文章を的確に読解できる日本語で書かれた文章を読解できる日本語で書かれた文章を読解できない
評価項目2さまざまな文章を読解することで思索する力、豊かな感性を養うことが的確にできるさまざまな文章を読解することで思索する力、豊かな感性を養うことができるさまざまな文章を読解することで思索する力、豊かな感性を養うことができない
評価項目3作品が書かれた時代や作家に関する知識を身につけることが的確にできる作品が書かれた時代や作家に関する知識を身につけることができる作品が書かれた時代や作家に関する知識を身につけることができない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
日本語で書かれた文章を的確に理解する能力を集うため、小説、評論などの文章を読解する。また、自分の考えをまとめ表現できる思索力と言語能力を身につける。
授業の進め方・方法:
講義を基本とする。週に一度を目安に漢字テストを実施する。適宜、課題提出も課す
注意点:
授業態度は常に真摯に取り組む姿勢が基本です。積極的に学び、文章を読むことの楽しさ、奥深さに向き合ってください。なお、漢字テストは書き取りテストです。一点一画をおろそかにせず、丁寧に書くこと。評価の対象とならない文字にしないよう普段から気をつけること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
2週 小説「羅生門」(芥川龍之介) 1,小説「羅生門」を読み、鑑賞する。
作品の主題・構成・表現方法を理解する。
作者や背景に関する知識を身につけ、より作品の理解を深める
原典との対照によって作品の主題を考察する。
3週 小説「羅生門」(芥川龍之介)
4週 小説「羅生門」(芥川龍之介)
5週 小説「羅生門」(芥川龍之介)
6週 小説「羅生門」(芥川龍之介)
7週 中間試験
8週 答案返却・解説
2ndQ
9週 評論「歩き続けるための読書」(石川直樹) 2,評論「歩き続けるための読書」を読解する。
論理の展開を的確に捉える。
筆者の主張をさまざまな角度から批評、考察する。
10週 評論「歩き続けるための読書」(石川直樹)
11週 評論「歩き続けるための読書」(石川直樹)
12週 詩「一つのメルヘン」(中原中也) 3,詩「一つのメルヘン」「I was born」を読解・鑑賞する。
詩情のありかを的確に捉える。
表現に込められた感性を様々な角度から読みとる。
筆者や背景に対する知識を学び、人生の意味について考える。
13週 詩「I was born」(吉野弘)
14週 詩「I was born」(吉野弘)
15週 期末試験
16週 答案返却・解説
後期
3rdQ
1週 評論「『間』の感覚」(高階秀爾) 1,評論「「『間』の感覚」を読解する。
論理の展開を的確に捉える。
筆者の主張を様々な角度から批評、考察する。
2週 評論「『間』の感覚」(高階秀爾)
3週 評論「『間』の感覚」(高階秀爾)
4週 評論「『間』の感覚」(高階秀爾)
5週 評論「科学の限界」(志村史夫) 2,評論「科学の限界」を読解する。
論理の展開を的確に捉える。
筆者の主張を様々な角度から批評、考察する。
6週 評論「科学の限界」(志村史夫)
7週 評論「科学の限界」(志村史夫)
8週 中間試験
4thQ
9週 答案返却・解説
10週 短歌「その子二十」(与謝野晶子ほか) 3,短歌「その子二十」を読解する。
を読解・鑑賞する。
詩情のありかを的確に捉える。
表現に込められた感性を様々な角度から読みとる。
筆者や背景に対する知識を学び、人生の意味について考える。
11週 短歌「その子二十」(与謝野晶子ほか)
12週 小説「夢十夜」(夏目漱石) 4,小説「夢十夜」を読み、鑑賞する。
作品の主題・構成・表現方法を理解する
作者や背景に関する知識を身につけ、より作品の理解を深める。
13週 小説「夢十夜」(夏目漱石)
14週 小説「夢十夜」(夏目漱石)
15週 学年末試験
16週 答案返却・解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建築系分野美術・デザイン建築の構成要素(形と空間の構成)について説明できる。6
建築における形態(ものの形)について説明できる。6
デザインプレゼンテーションができる。6
設計・製図線の描き分け(3種類程度)ができる。6
立体的な発想とその表現(例えば、正投象、単面投象、透視投象などを用い)ができる。6
各種模型材料(例えば、紙、木、スチレンボードなど)を用い、図面をもとに模型を製作できる。または、BIMなどの3D-CADにより建築モデルを作成できる。6

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合8050555100
基礎的能力8050555100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000