基礎数学C

科目基礎情報

学校 呉工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 基礎数学C
科目番号 0016 科目区分 一般 / 選択必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建築学科 対象学年 1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 高遠節夫他「新 基礎数学 改訂版」、「新 線形代数 改訂版」(大日本図書)
高遠節夫他「新 基礎数学問題集 改訂版」、「新 線形代数 問題集 改訂版」(大日本図書)
担当教員 赤池 祐次

到達目標

1. 三角比を理解し、その応用ができること
2. ベクトルの定義を理解し、ベクトルの基本的な計算ができること
3. ベクトルの平行・垂直条件を利用できること

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1三角比を理解し、その応用が適切にできる三角比を理解し、その応用ができる三角比を理解できず、その応用ができない
評価項目2ベクトルの演算が適切にできるベクトルの演算ができるベクトルの演算ができない
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 本科の学習・教育目標 (HB) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
基礎数学AⅠに続き,高専数学のための基礎づくりを目的としている。三角比、力学などで重要なベクトルなどを学習し,数学的な考え方や計算技術などの習得を目指す。
授業の進め方・方法:
講義および演習を基本とする。適宜,小テストや課題レポートを課す。
【新型コロナウイルスの影響により,授業内容を一部変更する可能性があります.】
注意点:
これから学んでいく数学および専門科目の基礎的な内容を学習します。分からないところを残しておくと進級が難しくなります。基本的なことから始めて授業を進める予定です。数学の学習は授業内容を復習し,実際に自分で手を動かして問題を解いてみることが大事です。もし,授業を聴いてわからないところはどんどん質問してください。随時質問は受け付けます。基礎数学AⅠから引き続き勉強する広い数学の世界を楽しんで行ってほしいと思います。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 三角比とその応用 三角比を理解し、鋭角の場合について、三角比を求めることができる。
2週 三角比とその応用 三角比を理解し、鋭角・鈍角の場合について、三角比を求めることができる。
3週 三角比とその応用 三角比を理解し、鋭角・鈍角の場合について、三角比を求めることができる。
4週 三角比とその応用 正弦定理、余弦定理を用いた計算ができる。
5週 三角比とその応用 正弦定理、余弦定理を用いた計算ができる。
6週 三角比とその応用 三角形への応用ができる。
7週 一般角と弧度法
角を弧度法で表現することができる。
8週 中間試験
4thQ
9週 平面ベクトル ベクトルの有向線分による表示を理解し、ベクトルの等号の意味が理解できる。
10週 平面ベクトル ベクトルの和・差,実数倍の計算ができる。
11週 平面ベクトル 内積の定義を理解し、計算できる。
12週 平面ベクトル 内積の定義を理解し、計算できる。内分点のベクトル表示が計算できる。
13週 平面ベクトル 直線と円のベクトル方程式を計算できる。
14週 平面ベクトル 直線と円のベクトル方程式を計算できる。
15週 学年末試験
16週 答案返却・解答説明

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力数学数学数学角を弧度法で表現することができる。3後7,後8
三角比を理解し、簡単な場合について、三角比を求めることができる。3後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8
ベクトルの定義を理解し、ベクトルの基本的な計算(和・差・定数倍)ができ、大きさを求めることができる。3後9,後10,後15
平面および空間ベクトルの成分表示ができ、成分表示を利用して簡単な計算ができる。3後10,後11,後15
平面および空間ベクトルの内積を求めることができる。3後11,後12,後13,後14,後15
問題を解くために、ベクトルの平行・垂直条件を利用することができる。3後12,後13,後14,後15

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000300100
基礎的能力70000300100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000