到達目標
1.環境問題や生命倫理など、現代社会に特有の問題の本質を理解する
2.青年期の心理の特徴を理解する
3.宗教や哲学における人間観を理解し、これまでどのような生き方が望ましいとされてきたのかを考察する。
4.民主主義の本質を理解し、現代の日本の政治制度の構造を把握する。
5.人権や法の支配など、法律の基礎概念を理解する。
6.資本主義経済の特徴を理解し、労働者としての権利を理解する。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 環境問題や生命倫理など、現代社会に特有の問題の本質を詳細に理解でき,青年期の心理の特徴を詳細に理解できる | 環境問題や生命倫理など、現代社会に特有の問題の本質を理解でき,青年期の心理の特徴を理解できる | 環境問題や生命倫理など、現代社会に特有の問題の本質を理解できず,青年期の心理の特徴を理解できない |
評価項目2 | 民主主義の本質を理解し、現代の日本の政治制度の構造を把握することが適切にできる | 民主主義の本質を理解し、現代の日本の政治制度の構造を把握することができる | 民主主義の本質を理解し、現代の日本の政治制度の構造を把握することができない |
評価項目3 | 資本主義経済の特徴を詳細に理解でき、また,労働者としての権利を詳細に理解できる | 資本主義経済の特徴を理解でき、労働者としての権利を理解できる | 資本主義経済の特徴を理解できず,また、労働者としての権利を理解できない |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 本科の学習・教育目標 (HA)
説明
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教育方法等
概要:
現代の我々をとりまく様々な社会的問題を理解し、その解決策について考察することで、批判的思考力の育成をめざす。
授業の進め方・方法:
講義を中心とするが、ニュースや新聞などを用いた時事問題の分析と討論もおこなう
注意点:
高専で学んだ知識を活かす社会人となるためには、高度な専門知識だけではなく、現代社会にどのような問題が生じているのかを幅広く知ることも必要不可欠である。自分が学んだ知識や技術を、今後の社会でどのように活用していくべきなのかを自発的に考えてもらいたい。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
民主政治の成立と世界の政治体制 |
民主主義とは何かを理解し、世界の様々な政治体制の違いを把握する
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2週 |
日本国憲法と基本的人権 |
日本国憲法の特徴となる三つの原理と、人権を理解する
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3週 |
選挙の仕組みと民主政治の課題 |
選挙の理念とその意義を理解する
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4週 |
国会と立法 |
国会の役割を理解する
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5週 |
内閣と行政 |
内閣の役割を理解する
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6週 |
裁判所と司法 |
裁判所の役割と訴訟の種類を理解する
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7週 |
中間試験
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8週 |
科学の発展と環境問題 |
現代社会の様々な問題と科学技術の関連を理解する
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2ndQ |
9週 |
持続可能な開発 |
環境問題に対抗するための様々な国際的取組について理解する
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10週 |
資源・エネルギー問題 |
資源とエネルギーの消費の問題を理解する
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11週 |
脳死と臓器移植 |
生命倫理の基本的な考えを理解する
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12週 |
生命科学の発展 |
遺伝子組み換え技術やクローン技術の 発展について考える
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13週 |
情報化の進展 |
情報ネットワークの利点と問題点について理解する
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14週 |
少子・高齢化 |
日本社会が陥っている人口問題について理解する
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15週 |
期末試験
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16週 |
答案返却・解答説明
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後期 |
3rdQ |
1週 |
青年期の特徴 |
思想家・科学者による青年期の特徴付けについて学ぶ
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2週 |
自己形成と社会とのかかわり |
青年期の発達について理解する
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3週 |
哲学と人間観 |
ギリシャや中国の源流思想における人間観の違いを理解する
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4週 |
宗教と人間観 |
世界3大宗教の特徴を理解する
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5週 |
近代科学と人間中心主義 |
ベーコンとデカルトの思想の違いと、中世と近代の考え方の違いを理解する
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6週 |
自由と正義 |
自律の考え方と、政治思想について理解する
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7週 |
実存主義 |
人間性そのものを考えなおそうとした思想家たちについて理解する
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8週 |
中間試験
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4thQ |
9週 |
経済社会の変容 |
産業革命と資本主義経済の発展について理解する
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10週 |
現代の企業 |
企業の種類と役割について理解する
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11週 |
国民所得と経済成長 |
GDPとGNPの違いや、景気変動について理解する
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12週 |
産業構造の転換と国際経済 |
日本の産業構造の変化について理解する
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13週 |
バブルとその崩壊 |
80年代のバブルとその影響について理解する
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14週 |
日本経済の現在 |
その他様々な現代社会の問題を概観する
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15週 |
学年末試験
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16週 |
答案返却・解答説明
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 0 | 0 | 0 | 20 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 80 | 0 | 0 | 0 | 20 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |