造形Ⅰ

科目基礎情報

学校 呉工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 造形Ⅰ
科目番号 0020 科目区分 専門 / 選択必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建築学科 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 間瀬 実郎

到達目標

建築設計に取組むための基礎として、建築の透視図法と立体作品を主とし、工作技術と建築空間における表現力を習得する。本演習は、建築を設計する上での創造力、プレゼンテーション力の向上に必要である。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
模型材料をつかって建築の簡単な模型の制作ができる。1デザイン、躯体、詳細が作れる躯体、詳細が作れる躯体、が作れる
住宅建築の2消点透視図を手描きで作図できること。デザイン、躯体、詳細が描ける躯体、詳細が描ける躯体が描ける

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 本科の学習・教育目標 (HC) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
建築模型と建築パースの作成方法を習得する。
授業の進め方・方法:
第1課題: 模型制作
曲線や曲面を用いた模型の制作方法を習得する。
素材の組み合わせや、色彩計画の基本を習得し、作品を制作できること。

第2課題: 透視図法
在来の2消点透視図法(足線法、基線法等)を理解し簡単な形を手描きで作図ができること。
2消点透視図の作図方法を理解し、簡単な形を手描きで作図ができること。
2消点透視図の作図方法を理解し、2階建住宅規模の建築を手描きで作図ができること。
注意点:
中学校で学んだ技術家庭、美術、数学、理科などの知識を総合して、建築空間のデザインや表現方法の基礎に応用する科目

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 「第1課題」説明 説明を理解する。
2週 模型作業 当日の課題を達成する。
3週 模型作業 当日の課題を達成する。
4週 模型作業 当日の課題を達成する。
5週 模型作業 当日の課題を達成する。
6週 模型作業 模型を完成する。
7週 作品発表、講評 作品発表、質疑応答にこたえる。
8週 2消点透視図の作図方法の説明 説明を理解する
2ndQ
9週 2消点透視図の作図方法の説明 説明を理解する
10週 2消点透視図の作図方法の説明 説明を理解する
11週 2消点透視図の作図演習(住宅建築) 当日の課題を達成する。
12週 2消点透視図の作図演習(住宅建築) 当日の課題を達成する。
13週 2消点透視図の作図演習(住宅建築) 当日の課題を達成する。
14週 2消点透視図の作図演習(住宅建築) 当日の課題を達成する。
15週 2消点透視図の作図演習(住宅建築) 当日の課題を達成する。
16週 作品発表、講評 作品発表、質疑応答にこたえる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建築系分野設計・製図線の描き分け(3種類程度)ができる。6前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前11,前12,前13,前16
立体的な発想とその表現(例えば、正投象、単面投象、透視投象などを用い)ができる。6前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
各種模型材料(例えば、紙、木、スチレンボードなど)を用い、図面をもとに模型を製作できる。または、BIMなどの3D-CADにより建築モデルを作成できる。6前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
美術・デザイン建築の構成要素(形と空間の構成)について説明できる。6前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
建築における形態(ものの形)について説明できる。6前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
デザインプレゼンテーションができる。6前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15

評価割合

作品発表合計
総合評価割合0000000
基礎的能力0000000
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000