到達目標
1.建築に求められる様々なニーズを身近な生活を例に説明できる。
2.建築に関係する様々な専門知識や技術の所在を身近な生活を例に説明できる。
3.建築をテーマとする基礎的な演習課題を通じて,自学・自習を行える主体的な学習習慣を身に付ける。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
建築と身近な生活や社会との関係 | 建築と身近な生活や社会との関係を適切に説明できる | 建築と身近な生活や社会との関係を説明できる | 建築と身近な生活や社会との関係を説明できない |
建築に関係する専門知識や技術の基礎 | 建築に関係する専門知識や技術の基礎を適切に説明できる | 建築に関係する専門知識や技術の基礎を説明できる | 建築に関係する専門知識や技術の基礎を説明できない |
建築をテーマとする基礎演習 | 建築をテーマとする基礎演習を適切に実施できる | 建築をテーマとする基礎演習を実施できる | 建築をテーマとする基礎演習を実施できない |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 本科の学習・教育目標 (HC)
説明
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教育方法等
概要:
建築とは何か,建築学の全体像を概観することを主たる目的とする。建築学は他の工学と比較して幅広い専門分野の上に構築される学問である。建築に関連する様々な専門分野の存在,建築を多面的な視点で捉えることの意味,建築と生活そして社会との関わりなど,建築を学ぶ上での基礎知識を習得することを目的としている。
授業の進め方・方法:
授業は毎回配布する講義メモを中心に行う。また,建築に関する基礎的なレポート課題を実施する。
注意点:
成績評価の割合については,この科目シラバスの最下部にある「評価割合」の欄を見てください。この欄にある「総合評価割合」の「合計」100%のうち60%以上到達すれば合格となります。試験については、中間試験30%と期末試験30%として扱います。
「好きこそものの上手なれ」という言葉があるように,建築を学ぶ上でまず大切なことは「建築を好きになる」ことです。普段から図書館に足を運び,建築関係の雑誌をみる習慣を身に付け,自分好みの建築を1つでも多く見つけてください。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
建築とは,建築の学び方 |
建築の定義,建築の学び方の基本を理解している。
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2週 |
建築と建築学,建築の専門領域 |
建築学と建築の専門領域の概要をカリキュラムを例に説明できる。
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3週 |
建築と生産,建築を取り巻く建設産業界 |
住宅の建設プロセスの大まかな流れ,建設産業界の全体像を身近な例で説明できる。
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4週 |
日本建築の成り立ち |
日本建築の成り立ちや歴史を住宅を例に説明できる。
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5週 |
建築と環境 |
建築と環境,風土の関係性について説明できる。
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6週 |
建築と都市 |
個々の建築が歴史を積み重ね,集落や都市を形成していることを説明できる。
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7週 |
中間試験 |
中間試験までの学習内容を理解している。
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8週 |
答案返却・解答説明、建築の安全性 |
建築の安全が求められる背景を身近な災害を例に説明できる。
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2ndQ |
9週 |
建築の安全性 |
建築の安全が求められる背景を身近な災害を例に説明できる。
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10週 |
建築の美しさ |
比例,シンメトリー,コントラストなどの美的原理の基礎を説明できる。
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11週 |
持続可能な社会と生活 |
日常生活レベルにおける持続可能な生活と建築のあり方を説明できる。
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12週 |
持続可能な社会と建築 |
持続可能な社会形成と建築のあり方の関係を説明できる。
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13週 |
持続可能な社会と都市 |
持続可能な社会形成と都市のあり方の関係を説明できる。
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14週 |
建築の保存と再生 |
歴史的建築の保存と再生のあり方を説明できる。
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15週 |
前期末試験 |
前期末試験までの学習内容を理解している。
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16週 |
答案返却・解答説明 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 小テスト | レポート | 態度 | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 0 | 35 | 5 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 60 | 0 | 35 | 5 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |