インキュベーションワークⅠ

科目基礎情報

学校 呉工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 インキュベーションワークⅠ
科目番号 0030 科目区分 一般 / 選択必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建築学科 対象学年 1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 各テーマに応じて準備する
担当教員 林 和彦,谷村 仰仕

到達目標

主体性について、プロジェクトによる体験を通して、自己理解を深めることも目的とする。
1.どのようなプロジェクトで何をするのかを、自分で考えて判断して決定して実施する。
2.その活動が自分にとってどのような経験であったかを自覚する。
3.その自覚から、次の行動を考えて判断して決定して実施する。
4.プロジェクトの活動において協働の活動を行う。
5.体験から得られた知見を発信して、他人と共有して、自己理解を深める。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1どのようなプロジェクトで何をするのかを、自分で考えて判断して決定して活動する。どのようなプロジェクトで何をするのかを、自分で考えて判断して決定して活動することができない。
評価項目2活動が自分にとってどのような経験であったかを自覚するための行動をする。活動が自分にとってどのような経験であったかを自覚するための行動ができない。
評価項目3経験から得た自覚から、次の行動を考えて判断して決定して実施する。経験から得た自覚から、次の行動を考えて判断して決定して実施することができない。
評価項目4プロジェクトにおいて協働の活動を行う。プロジェクトにおいて協働の活動ができない。
評価項目5体験から得られた知見を発信して、他人と共有して、自己理解を深める。体験から得られた知見を発信することができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 本科の学習・教育目標 (HD) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
学生が自ら関心や興味のあることについてテーマを立ち上げて,メンバーを募集して,活動してプロジェクトにする。ここで言うプロジェクトとは、公序良俗に反しない範囲においてやってみないとどうなるかわからないことを先ずはやってみてその結果を振り返って改善してまたやってみてを繰り返して、プロジェクトの意義を明確化して、その意義を社会に問う活動のことを意味する。学生はプロジェクトの活動を通して、主体性についての自己理解を深める。自己理解を深めるために、どのようなプロジェクトで何をするのかを、自分で考えて判断して決定して活動をして、その活動が自分にとってどのような経験であったかを振り返り、その振り返りで得た知見を発信し且つ他人の発信した内容を共有して、自分の認識を相対化する活動をする。
授業の進め方・方法:
演習,実習,グループワーク,講義
注意点:
テーマ内容については、担当教員に授業後等の時間を利用して良く確認して下さい。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス 授業内容の確認する。
2週 課題検討 課題探求のための情報収集をする。
3週 課題検討 課題探求のための情報収集をする。
4週 課題検討 課題を検討する。
5週 課題設定、チームビルディング 課題を決定し、チームを編成する。
6週 調査活動・実践活動 調査活動において課題を設定し,課題解決について立案し,実行計画を立てる。
7週 調査活動・実践活動 調査活動において課題を設定し,課題解決について立案し,実行計画を立てる。
8週 進捗確認 課題内容、解決策の立案内容、実行計画の進捗を確認する。
4thQ
9週 調査活動・実践活動 課題解決のために,計画に基づいて実践活動を行う。
10週 調査活動・実践活動 課題解決のために,計画に基づいて実践活動を行う。
11週 調査活動・実践活動 課題解決のために,計画に基づいて実践活動を行う。
12週 調査活動・実践活動 課題解決のために,計画に基づいて実践活動を行う。
13週 進捗確認 実践活動の進捗を確認する。
14週 調査活動・実践活動 課題解決のために,計画に基づいて実践活動を行う。
15週 発表準備 発表の準備をする。
16週 発表 発表

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能他者の意見を聞き合意形成することができる。3
合意形成のために会話を成立させることができる。3
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。3
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。3
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。3
目標の実現に向けて計画ができる。3
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。3
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。3
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。3
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。3
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。3
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。3
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。3
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。3
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。3
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている3
法令やルールを遵守した行動をとれる。3
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。3
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。3
その時々で自らの現状を認識し、将来のありたい姿に向かっていくために現状で必要な学習や活動を考えることができる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合00040600100
基礎的能力00040600100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000