到達目標
1.哲学の基本的な問題の理解
2.哲学の応用的な問題の理解
3.「知る」「為す」「信じる」ということについての問題に挑戦することを通じた,「哲学する」ことの実践
4.表現能力と共感能力の涵養
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 哲学の応用的な問題が理解できる | 哲学の基本的な問題が理解できる | 哲学の基本的な問題が理解できない |
評価項目2 | 「哲学する」ことの実践ができる | 「哲学する」ことの実践がある程度できる | 「哲学する」ことの実践ができない |
評価項目3 | 表現能力と共感能力を養える | 表現能力と共感能力をある程度養える | 表現能力と共感能力を養えない |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 本科の学習・教育目標 (HA)
説明
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教育方法等
概要:
哲学者の思想を学ぶことを通じて,哲学の基礎概念を学ぶとともに,「哲学的に考える」姿勢を学ぶ。他者と共生する上で必要な己の表現能力および共感能力を養う
授業の進め方・方法:
講義(適宜資料を配布する)
注意点:
哲学は,誰から「教わる」ものでもなく,自ら「考える」ことによって学ぶ学問です。ただ知識を詰め込むのではなく,自ら考えて学ぶ過程そのものが哲学なのです。時には周りの人と相談しながら,授業中に挙げられた問題について考えてみてください。皆さんが積極的に「哲学する」ことを期待します。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
哲学とは何か(1) |
哲学を学ぶ意味を理解する
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2週 |
哲学とは何か(2) |
私たちの生活における哲学的思考の重要性を理解する
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3週 |
私は何を知りうるか(1) |
ソクラテスの「無知の知」を理解する
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4週 |
私は何を知りうるか(2) |
デカルトの「方法的懐疑」を理解する
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5週 |
私は何を知りうるか(3) |
ヒュームの認識論を理解する
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6週 |
私は何を知りうるか(4) |
カントの認識論を理解する
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7週 |
中間試験 |
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8週 |
私は何をなすべきか(1) |
カントの道徳哲学を理解する
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4thQ |
9週 |
私は何をなすべきか(2) |
功利主義の思想を理解する
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10週 |
私は何をなすべきか(3) |
アリストテレスの徳論を理解する
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11週 |
私は何を望みうるか(1) |
パスカルの「賭け」の考えを理解する
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12週 |
私は何を望みうるか(2) |
われわれの日常的な態度としての「信じる」態度を理解する
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13週 |
私は何を望みうるか(3) |
和辻哲郎の信頼論を理解する
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14週 |
人間とは何か |
これまでの学習をもとにして「人間とは何か」という問いに挑戦し、自らの考えを持つことができる
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15週 |
期末試験 |
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16週 |
答案返却・解答説明 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 社会 | 公民 | 哲学者の思想に触れ、人間とはどのような存在と考えられてきたかについて理解できる。 | 2 | 後3,後4,後5,後6 |
諸思想や諸宗教において、自分が人としていかに生きるべきと考えられてきたかについて理解できる。 | 2 | 後10,後14 |
諸思想や諸宗教において、好ましい社会と人間のかかわり方についてどのように考えられてきたかを理解できる。 | 2 | 後13 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |