概要:
現代社会が抱える様々な問題と我々の生活との関わりを理解することは、社会で活躍する人材にとって基礎的な能力と言える。また、その問題に対し自らがどのように関わるのか、解決のためにはどのような能力を身に着ける必要があるのかを考察することを通じ、当事者意識を持ち社会問題の解決に取り組むことのできる人材の育成を目指す。
授業の進め方・方法:
講義を中心とするが、ニュースや新聞などを用いた時事問題の分析と討論もおこなう。
注意点:
高専で学んだ知識を活かす社会人となるためには、高度な専門知識だけではなく、現代社会がどのように成り立ち、どのような問題が生じているのかを幅広く知ることが必要不可欠である。自分が学んだ知識や技術を、今後の社会でどのように活用していくべきなのか、自分が活躍するためには今後どのような能力を身に着けるべきなのか自発的に考えてもらいたい。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
経済社会と市場 |
現代の経済システムについて理解し、説明することができる
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2週 |
企業と国民 |
社会の中での企業の役割と国民の福祉について理解し、説明することができる
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3週 |
日本の財政と銀行 |
日本の財政と銀行の役割について、理解し、説明することができる
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4週 |
高度経済成長とバブル |
高度経済成長とバブル期の日本の状況と現在への影響について、理解し説明することができる
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5週 |
消費者の役割1 |
ファッションの裏側で起こっている人権・環境問題と消費者の役割について理解し、説明することができる
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6週 |
消費者の役割2 |
消費が社会に与える意味について理解し、説明することができる
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7週 |
中間試験 |
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8週 |
答案返却・解答説明 |
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4thQ |
9週 |
消費者問題と日本の農業 |
消費者問題と日本の農業の現状について理解し、説明することができる
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10週 |
労働問題と社会保障 |
労働問題と社会保障の現状について理解し、説明することができる
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11週 |
国際政治と人権保障 |
国際政治と人権保障の現状について理解し、説明することができる
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12週 |
人間の安全保障と軍縮 |
人間の安全保障と軍縮の現状について理解し、説明することができる
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13週 |
貿易と国際経済 |
貿易と国際経済の現状について理解し、説明することができる
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14週 |
開発途上国と経済支援 |
開発途上国と経済支援の現状について理解し、説明することができる
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15週 |
期末試験
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16週 |
答案返却・解答説明
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 英語 | 英語運用の基礎となる知識 | 聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。 | 3 | |
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。 | 3 | |
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。 | 3 | |
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。 | 3 | |
英語運用能力の基礎固め | 日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。 | 3 | |
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。 | 3 | |
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。 | 3 | |
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。 | 3 | |
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。 | 3 | |
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。 | 3 | |
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。 | 3 | |
英語運用能力向上のための学習 | 自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。 | 3 | |
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。 | 3 | |
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。 | 3 | |