公共Ⅱ

科目基礎情報

学校 呉工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 公共Ⅱ
科目番号 0035 科目区分 一般 / 選択必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建築学科 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 『最新 現代社会 新訂版』実教出版
担当教員 小倉 亜紗美

到達目標

1.私たちが生きる社会の現状と直面する課題について、広い視野に立って理解し、説明することができる
2.現代社会の基本的な問題について、主体的に考え公正に判断したり、生き方について考えることができる
3.社会の発展に貢献したり、平和で民主的な社会生活の実現や推進に向けて参加・協力しようとすることができる
4.現代社会と人間に関わる事柄に関する諸資料を様々なメディアを通して収集し、有用な情報を適切に選択して、活用することができる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1私たちが生きる社会の現状と直面する課題について、広い視野に立って深く理解し、説明することができる私たちが生きる社会の現状と直面する課題について、広い視野に立って理解し、説明することができる私たちが生きる社会の現状と直面する課題について、広い視野に立って理解し、説明することができない
評価項目2現代社会の基本的な問題について、主体的に考え公正に判断したり、生き方について深く考えることができる現代社会の基本的な問題について、主体的に考え公正に判断したり、生き方について考えることができる現代社会の基本的な問題について考えたり、公正に判断したり、生き方について考えたりすることがでない
評価項目3自らの個性を発揮し、社会の発展に貢献したり、平和で民主的な社会生活の実現や推進に向けて主体的に参加・協力しようとすることができる社会の発展に貢献したり、平和で民主的な社会生活の実現や推進に向けて参加・協力しようとすることができる平和で民主的な社会生活の実現や推進に向けて参加・協力しようとすることができない
評価項目4現代社会と人間に関わる事柄に関する諸資料を様々なメディアを通して収集し、有用な情報を適切に選択して、効果的に活用することができる現代社会と人間に関わる事柄に関する諸資料を様々なメディアを通して収集し、有用な情報を適切に選択して、活用することができる現代社会と人間に関わる事柄に関する諸資料を収集し、有用な情報を適切に選択することができない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 本科の学習・教育目標 (HA) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
現代社会が抱える様々な問題と我々の生活との関わりを理解することは、社会で活躍する人材にとって基礎的な能力と言える。また、その問題に対し自らがどのように関わるのか、解決のためにはどのような能力を身に着ける必要があるのかを考察することを通じ、当事者意識を持ち社会問題の解決に取り組むことのできる人材の育成を目指す。
授業の進め方・方法:
講義を中心とするが、ニュースや新聞などを用いた時事問題の分析と討論もおこなう。
注意点:
高専で学んだ知識を活かす社会人となるためには、高度な専門知識だけではなく、現代社会がどのように成り立ち、どのような問題が生じているのかを幅広く知ることが必要不可欠である。自分が学んだ知識や技術を、今後の社会でどのように活用していくべきなのか、自分が活躍するためには今後どのような能力を身に着けるべきなのか自発的に考えてもらいたい。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 経済社会と市場 現代の経済システムについて理解し、説明することができる
2週 企業と国民 社会の中での企業の役割と国民の福祉について理解し、説明することができる
3週 日本の財政と銀行 日本の財政と銀行の役割について、理解し、説明することができる
4週 高度経済成長とバブル 高度経済成長とバブル期の日本の状況と現在への影響について、理解し説明することができる
5週 消費者の役割1 ファッションの裏側で起こっている人権・環境問題と消費者の役割について理解し、説明することができる
6週 消費者の役割2 消費が社会に与える意味について理解し、説明することができる
7週 中間試験
8週 答案返却・解答説明
4thQ
9週 消費者問題と日本の農業 消費者問題と日本の農業の現状について理解し、説明することができる
10週 労働問題と社会保障 労働問題と社会保障の現状について理解し、説明することができる
11週 国際政治と人権保障 国際政治と人権保障の現状について理解し、説明することができる
12週 人間の安全保障と軍縮 人間の安全保障と軍縮の現状について理解し、説明することができる
13週 貿易と国際経済 貿易と国際経済の現状について理解し、説明することができる
14週 開発途上国と経済支援 開発途上国と経済支援の現状について理解し、説明することができる
15週 期末試験
16週 答案返却・解答説明

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合75500200100
基礎的能力75500200100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000