情報処理Ⅱ

科目基礎情報

学校 呉工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 情報処理Ⅱ
科目番号 0042 科目区分 専門 / 選択必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 建築学科 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 指定しない。
担当教員 仁保 裕

到達目標

1.情報処理Ⅰで学んだExcelVBAの文法についてより深く理解できる。
2.文法を理解した上でプログラムを作成できる。
3.作成したプログラムの妥当性を検討できる。
4.数値解析の初歩を理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
情報処理Ⅰで学んだExcelVBAの文法についてより深く理解できる。情報処理Ⅰで学んだ内容に加え,さらに新しい文法を適切に理解している。情報処理Ⅰで学んだ内容に加え,さらに新しい文法を理解している。情報処理Ⅰで学んだ文法のみ理解している。
文法を理解した上でプログラムを作成できる。文法を理解した上で適切なプログラムを作成できる。文法を理解した上でプログラムを作成できる。プログラムを作成できない。
作成したプログラムの妥当性を検討できる。作成したプログラムの誤りを発見でき,かつ,修正できる。作成したプログラムの誤りを発見できる。作成したプログラムの妥当性を検討できない。
数値解析の初歩を理解できる。数値解析の初歩を適切に理解できる。数値解析の初歩を理解できる。数値解析の初歩を理解できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 本科の学習・教育目標 (HB) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
 近年,設計情報は様々な情報技術を使用して処理されており,高度な建築技術者を目指すためには情報技術の知識とそれを応用する能力が必要とされる。本科目ではExcelVBAを用いて実用的なプログラムを作成する能力を習得する他,数値解析の初歩であるNewton法や数値積分などの技術を習得する。
 本科目で習得する内容は進学と就職のどちらにも役立つものである。
授業の進め方・方法:
講義と演習の繰り返しとする。授業実施場所は事前に配布資料等によって連絡する。
注意点:
・配布物は原則として再配布しない。なくさないこと。
・本科最高学年生として,相応しい授業態度でのぞむこと。
・わからないところがあれば,オフィスアワー等を利用して質問にくること。なお,定期試験時間割発表日からその定期試験終了日の期間中について授業時間外は原則として質問に答えない。なるべく早めに質問に来ること。
・成績評価の内訳は以下のとおり
前期中間試験17.5%+前期末試験17.5%+後期中間試験17.5%+学年末試験17.5%+(課題5%)×6=100%(100点)とする。うち60%以上を達成すれば合格となる。
ただし,特段の理由なく〆切までに提出されなかった課題は評価の対象外とし,当該課題の点数は0点とする。
また,課題には自分自身が取り組むこと。他学生が作成したものをコピーして提出したことが判明した場合,どちらの学生がコピーした・させたなどという不毛な議論は一切しない。コピーした側・させた側双方について当該課題の点数を0点とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
2週 変数と配列 情報処理Ⅰで学んだExcelVBAの文法についてより深く理解できる。
3週 データ入出力 情報処理Ⅰで学んだExcelVBAの文法についてより深く理解できる。
4週 条件分岐 情報処理Ⅰで学んだExcelVBAの文法についてより深く理解できる。
5週 繰り返し 情報処理Ⅰで学んだExcelVBAの文法についてより深く理解できる。
6週 演習 情報処理Ⅰで学んだExcelVBAの文法についてより深く理解できる。
7週 前期中間試験
8週 答案返却・解説
2ndQ
9週 第一課題出題・作成 文法を理解した上でプログラムを作成できる。
作成したプログラムの妥当性を検討できる。
10週 第一課題作成・提出 文法を理解した上でプログラムを作成できる。
作成したプログラムの妥当性を検討できる。
11週 第二課題出題・作成 文法を理解した上でプログラムを作成できる。
作成したプログラムの妥当性を検討できる。
12週 第二課題作成・提出 文法を理解した上でプログラムを作成できる。
作成したプログラムの妥当性を検討できる。
13週 第三課題出題・作成 文法を理解した上でプログラムを作成できる。
作成したプログラムの妥当性を検討できる。
14週 第三課題作成・提出 文法を理解した上でプログラムを作成できる。
作成したプログラムの妥当性を検討できる。
15週 前期末試験
16週 答案返却・解説
後期
3rdQ
1週 ガイダンス
2週 外部ファイルとの入出力
3週 第四課題出題・作成 文法を理解した上でプログラムを作成できる。
作成したプログラムの妥当性を検討できる。
4週 第四課題作成・提出 文法を理解した上でプログラムを作成できる。
作成したプログラムの妥当性を検討できる。
5週 第五課題出題・作成 文法を理解した上でプログラムを作成できる。
作成したプログラムの妥当性を検討できる。
6週 第五課題作成・提出 文法を理解した上でプログラムを作成できる。
作成したプログラムの妥当性を検討できる。
7週 中間試験
8週 答案返却・解答
4thQ
9週 第六課題出題・作成 文法を理解した上でプログラムを作成できる。
作成したプログラムの妥当性を検討できる。
10週 第六課題作成・提出 文法を理解した上でプログラムを作成できる。
作成したプログラムの妥当性を検討できる。
11週 Newton法 数値解析の初歩を理解できる。
12週 Newton法演習 数値解析の初歩を理解できる。
13週 数値積分 数値解析の初歩を理解できる。
14週 数値積分演習 数値解析の初歩を理解できる。
15週 学年末試験
16週 答案返却・解答

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建築系分野情報処理フローチャートについて説明できる。2
コンピュータを用いたデータ処理方法について説明でき、簡単なデータ処理ができる。4

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他課題合計
総合評価割合700000030100
基礎的能力00000000
専門的能力700000030100
分野横断的能力00000000