RC構造設計Ⅱ

科目基礎情報

学校 呉工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 RC構造設計Ⅱ
科目番号 0047 科目区分 専門 / 選択必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 建築学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 佐藤立美・荒木秀夫・森村毅:RC基準による鉄筋コンクリートの構造設計,鹿島出版会
担当教員 泉 洋輔

到達目標

1.スラブ・小梁・階段の断面算定ができる
2.梁・柱・耐震壁の断面算定ができる
3.耐震診断・耐震補強が説明できる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1スラブ・小梁・階段の断面算定が適切にできるスラブ・小梁・階段の断面算定ができるスラブ・小梁・階段の断面算定ができない
評価項目2梁・柱・耐震壁の断面算定が適切にできる梁・柱・耐震壁の断面算定ができる梁・柱・耐震壁の断面算定ができない
評価項目3耐震診断・耐震補強が適切に説明できる耐震診断・耐震補強が説明できる耐震診断・耐震補強が説明できない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 本科の学習・教育目標 (HC) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
鉄筋コンクリート2階建て建物を例に、建築構法、建築構造力学および鉄筋コンクリート構造で学んだ知識を総合して、荷重設定から断面配筋決定までを具体的に構造計算を進めることで、実社会で行われている建築構造設計手法を習得する能力を育成する。なお,本授業は進学と就職に関係する。
授業の進め方・方法:
講義と演習を基本とする。
注意点:
・ 構造設計を初めから最後まで実施するのは本科目だけなので、この科目を通じて構造設計の全体の流れを把握してもらいたい。
・ 演習課題の提出は、指定した期日を厳守すること。指定日時を越えた提出は受理しない。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 スラブの設計 スラブの設計ができる
2週 スラブの設計 スラブの設計ができる
3週 小梁の設計 小梁の設計ができる
4週 小梁の設計 小梁の設計ができる
5週 梁の断面算定 梁の断面算定ができる
6週 梁の断面算定 梁の断面算定ができる
7週 中間試験
8週 柱の断面算定 柱の断面算定ができる
4thQ
9週 柱の断面算定 柱の断面算定ができる
10週 耐震壁の断面算定 耐震壁の断面算定ができる
11週 耐震壁の断面算定 耐震壁の断面算定ができる
12週 有開口耐震壁の断面算定 有開口耐震壁の断面算定ができる
13週 階段の設計 階段の設計ができる
14週 耐震診断・耐震補強 耐震診断・耐震補強が理解できる
15週 期末試験
16週 答案返却・解答説明

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建築系分野構造許容曲げモーメントを計算できる。4
主筋の算定ができる。4
釣合い鉄筋比について説明ができる。4
中立軸の算定ができる。4
許容せん断力を計算できる。4
せん断補強筋の算定ができる。4
終局曲げモーメントについて説明できる。4
終局剪断力について説明できる。4
許容曲げモーメントを計算できる。4
MNインターラクションカーブについて説明できる。4
主筋の算定ができる。4
釣合い鉄筋比について説明ができる。4
中立軸の算定ができる。4
許容せん断力を計算できる。4
せん断補強筋の算定ができる。4
終局曲げモーメントについて説明できる。4
終局剪断力について説明できる。4
作用する応力が計算できる。4
曲げおよびせん断耐力の計算が出来る。4

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000300100
基礎的能力0000000
専門的能力70000300100
分野横断的能力0000000