概要:
建築基準法を基準とした、関係法令の引用方法と内容を理解し、基礎知識を身につける。本授業は、将来の資格取得の目標である2級建築士法規試験の合格程度の専門知識の習得を目標とし、建築関連業務に係りある科目である。
授業の進め方・方法:
講義を基本とし、2級建築士法令過去問題を参考にプリントの配布。
注意点:
定期試験では、使用法令集の持込を許可していますが、難解な言い回しが多いため、その根本を理解していないと導き出せない事が多いと思います。ただ、卒業後の業務や建築士試験において大いに役立つ教科です。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建築系分野 | 施工・法規 | 建設業法、建築基準法、労働基準法、労働安全衛生規則、建築士法等について説明できる。 | 4 | 前1 |
請負契約(見積り、積算を含む)について説明できる。 | 4 | 前1 |
現場組織の編成について説明できる。 | 4 | 前1 |
設計図書と施工図の関係について説明できる。 | 4 | 前1 |
仮設計画図の役割を理解している。 | 4 | 前1 |
各種書類の行政への届出先と期限について説明できる。 | 4 | 前1 |
品質管理(施工計画書)について説明できる。 | 4 | 前1 |
原価管理(調達)について理解している。 | 4 | 前1 |
工程管理について理解している。 | 4 | 前1 |
ネットワーク工程表の計算ができる。 | 4 | 前1 |
バーチャート工程表について説明できる。 | 4 | 前1 |
安全管理(災害防止)について理解している。 | 4 | 前1 |
環境管理について理解している。 | 4 | 前1 |
地盤調査について理解している。 | 4 | 前1 |
敷地調査について理解している。 | 4 | 前1 |
ボーリング調査について説明できる。 | 4 | 前1 |
掘削・根切りについて理解している。 | 4 | 前1 |
山留め壁・支保工について理解している。 | 4 | 前1 |
基礎の種類(直接・各種杭(既成コンクリート杭・鋼杭・場所打ちコンクリート杭)など)および特徴について説明できる。 | 4 | 前1 |
鉄筋材料種類・性質について説明できる。 | 4 | 前1 |
鉄筋の加工について説明できる。 | 4 | 前1 |
継手(重ね、圧接、機械式、etc.)の仕組みについて説明できる。 | 4 | 前1 |
定着の仕様とメカニズムについて説明できる。 | 4 | 前1 |
鉄筋の組立ての基準・仕様について説明できる。 | 4 | 前1 |
かぶりの必要性、かぶり厚さの基準・仕様・法令について説明できる。 | 4 | 前1 |
品質管理・検査について説明できる。 | 4 | 前1 |
型枠の材料、種類をあげることができる。 | 4 | 前1 |
型枠の組立て手順について説明できる。 | 4 | 前1 |
せき板の存置期間について説明できる。 | 4 | 前1 |
支保工の存置期間について説明できる。 | 4 | 前1 |
品質管理・検査について説明できる。 | 4 | 前1 |
コンクリートの材料について説明できる。 | 4 | 前1 |
使用材料の試験・管理値について説明できる。 | 4 | 前1 |
生コンの発注について説明できる。 | 4 | 前1 |
運搬・締固め(打込み)の方法・手順について説明できる。 | 4 | 前1 |
養生の必要性について説明できる。 | 4 | 前1 |
品質管理・検査について説明できる。 | 4 | 前1 |
構造用鋼材の種類・性質について説明できる。 | 4 | 前1 |
現場組立て(建方)方法、工法について説明できる。 | 4 | 前1 |
工場製作(工程プロセス、工作図、塗装、製品検査)について理解している。 | 4 | 前1 |
防水工事の各種工法(たとえばアスファルト防水、改質アスファルト防水、シート防水、塗膜防水など)について理解していること。 | 4 | 前1 |
タイル工事において、材料の種類、性質、および施工方法について理解している。 | 4 | 前1 |
法の体系について説明できる。 | 4 | 前1 |
法令用語について説明できる。 | 4 | 前1 |
建築物などの定義について説明できる。 | 4 | 前1 |
工作物の定義について説明できる。 | 4 | 前1 |
防火に関する用語について説明できる。 | 4 | 前1 |
建築手続きに関する用語について説明できる。 | 4 | 前1 |
建築基準法に基づき、建築物の面積、高さ、階数が算定できる。 | 4 | 前1 |
一般構造(構造方法に関する技術的基準)の法令文を読み、適用できる。 | 4 | 前1 |
構造強度(構造計算方法に関する規定)の法令文を読み、適用できる。 | 4 | 前1 |
防火・耐火・内装制限に関する法令を探すことができる。 | 4 | 前1 |
避難・消防関係規定法令を探すことができる。 | 4 | 前1 |
建築設備関連法令を探すことができる。 | 4 | 前1 |
建築基準法で定める道路と敷地について説明できる。 | 4 | 前1,後1 |
用途地域について説明できる。 | 4 | 前1,後1 |
容積率・建ぺい率について説明できる。 | 4 | 前1,後1 |
高さ制限について説明できる。 | 4 | 前1,後1 |
防火地域について説明できる。 | 4 | 前1,後1 |
地区と街区の計画について説明できる。 | 4 | 前1,後1 |
確認と許可について説明できる。 | 4 | 後9 |
工事の着工と完了の手続きについて説明できる。 | 4 | 後9 |
建築基準法に関連する法律関係(例えば都市計画法、消防法、ハートビル法、品確法、建築士法、建設業法、労働安全衛生規則など)の法令を探すことができる。 | 4 | 後9 |