日本語表現法

科目基礎情報

学校 呉工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 日本語表現法
科目番号 0051 科目区分 一般 / 選択必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建築学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 『テスト式国語常識の総演習』(京都書房)
担当教員 上芝 令子

到達目標

1.漢字・仮名遣いなどが正しく使えること。
2.さまぎまな文章を推敲できる知識と能力を身につけること
3.文章の組み立て、すなわち構成能力を身につける。
4.実用的な文章を正しく書けるようにすること。
5.文章の展開や、スピーチのこつを身につけること。
6.社会人として必要な文章などの表現力がルールに従って書けるようになる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1さまぎまな文章を推敲できる知識と能力を身につけることが適切にできるさまぎまな文章を推敲できる知識と能力を身につけることができるさまぎまな文章を推敲できる知識と能力を身につけることができない
評価項目2実用的な文章を正しく書くことが適切にできる実用的な文章を正しく書くことができる実用的な文章を正しく書くことができない
評価項目3社会人として必要な文章などの表現力がルールに従って書くことが適切にできる社会人として必要な文章などの表現力がルールに従って書くことができる社会人として必要な文章などの表現力がルールに従って書くことができない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 本科の学習・教育目標 (HA) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
日本語を読む、書く、聞く、話すという四つの能力を身につけることは、人間力の形成のために必要である。それらの基礎能力、とりわけ語彙能力と文章表現能力の向上を目指すことを目的とする。
授業の進め方・方法:
講義・問題演習を基本とする。適宜課題提出も課す。
注意点:
積極的な授業参加、普段の課題内容を重視する。授業で進める範囲の半分は宿題とし、 毎週テキストを回収して評価する

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス、「国語常識の総演習」第1、2回 1.「国語常識の総演習」の演習
漢字を読む力、書く力、語彙力、文章表現・韻文・文学史、文法
といった、国語表現に必要な基礎学力を体得する。
2週 「国語常識の総演習」第3回
3週 「国語常識の総演習」第4回
4週 「国語常識の総演習」第5回
5週 「国語常識の総演習」第6回
6週 「国語常識の総演習」第7回
7週 中間試験
8週 「国語常識の総演習」第8回
2ndQ
9週 「国語常識の総演習」第9回
10週 「国語常識の総演習」第10回
11週 「国語常識の総演習」第11回
12週 「国語常識の総演習」第12回
13週 敬語の種類、手紙の書き方 2.日常生活に必要な敬語の種類を学び、手紙文の要諦を身につける
14週 意見文の書き方・自己PR書 3.指定されたテーマを選択し、自分の論旨を読み手に説得させ得る意見文の書き方を学ぶ。またエントリーシートについても手法を習得する。
15週 期末試験
16週 答案返却・解答説明

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学国語国語情報の収集や発想・選択・構成の方法を理解し、論理構成や口頭によるものを含む表現方法を工夫して、科学技術等に関する自らの意見や考えを効果的に伝えることができる。また、信頼性を重視して情報を分析し、図表等を適切に活用・加工してコミュニケーションに生かすことができる。2後1,後8,後12
他者の口頭によるものを含む表現について、客観的に評価するとともに建設的に助言し、多角的な理解力、柔軟な発想・思考力の涵養に努めるとともに、自己の表現の向上に資することができる。2後1,後8,後12
相手の意見を理解して要約し、他者の視点を尊重しつつ、建設的かつ論理的に自らの考えを構築し、合意形成にむけて口頭によるコミュニケーションをとることができる。また、自らのコミュニケーションスキルを改善する方法を習得できる。2後1,後8,後12
社会で使用される言葉を始め広く日本語を習得し、その意味や用法を理解できる。また、それらを適切に用い、社会的コミュニケーションとして実践できる。2後1,後8,後12

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000300100
基礎的能力70000300100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000