建築設計製図Ⅴ

科目基礎情報

学校 呉工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 建築設計製図Ⅴ
科目番号 0057 科目区分 専門 / 選択必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 建築学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 4
教科書/教材 日本建築学会編『第3版コンパクト建築設計資料修正』(丸善)
担当教員 下倉 玲子

到達目標

建築分野の事例を通して、持続発展可能な社会を形成することを目指した建築設計のあり方を習得する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
図面と模型を作成することができる図面と模型が作成でき、コンセプトをよく表現できている。図面と模型が作成できる。図面と模型が作成できない。
作成した資料をもとにプレゼンテーションができる作成した資料をもとにプレゼンテーションができ、趣旨がよく伝わる。作成した資料をもとにプレゼンテーションができる。作成した資料をもとにプレゼンテーションができない。
与えられた敷地、地区の問題を建築によって解決できる与えられた敷地、地区の問題を建築によって解決でき、詳細な裏づけがある。与えられた敷地、地区の問題を建築によって解決できている。与えられた敷地、地区の問題を建築によって解決できていない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 本科の学習・教育目標 (HC) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
本科目はこれまで学習してきな様々な専門知識や技術を活用し、建築設計を行う。具体的には「都市空間」といったフィールド(物理的環境)を通して建築的文脈を読み取り建築化していくことである。様々な条件から、建築空間を生成する糧を、より体系的にとらえ直し、その中でコンセプトメイキングと形態操作のフィードバックを繰り返すことで、建築設計をする手法を習得する。
授業の進め方・方法:
大きく2つの課題が前半、後半と与えられ、設計与件と敷地・地区にある問題を整理し、エスキスやスタディ模型などを通して解決の糸口を探していく。最終的には、図面および模型の提出があり、発表会を開催する。
注意点:
主体的に学習に取り組むことで発展性のある授業である。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 第一課題 「建築再生」に関する課題の説明
2週 資料収集と整理
3週 エスキス1
4週 エスキス2
5週 エスキス3
6週 図面作成・模型作成
7週 図面作成・模型作成
8週 講評会
2ndQ
9週 第二課題 「デザコン」 課題説明
10週 エスキス1
11週 エスキス2
12週 エスキス3
13週 エスキス4
14週 図面作成・模型作成
15週 図面作成・模型作成
16週 講評会

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建築系分野設計・製図与えられた条件をもとに、コンセプトがまとめられる。3
与えられた条件をもとに、動線・ゾーニングのエスキスができる。3
与えられた条件をもとに、配置図、各階平面図、立面図、断面図などがかける。3
設計した建築物の模型またはパースなどを製作できる。3
講評会等において、コンセプトなどをまとめ、プレゼンテーションができる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合020010700100
基礎的能力0000000
専門的能力020010700100
分野横断的能力0000000