概要:
本科目では、建築計画で学習した内容をもとに、主として鉄筋コンクリート造の中小規模の建築(事務所、集合住宅)と美術館を含む複合施設の設計技術を習得することを目的としている。授業では、まず鉄筋コンクリート造や鋼構造の建築設計図面の模写や、事務所や集合住宅などの中小規模の建築を事例とした建築物の基本設計図面(意匠図面)を作成する。建築設計製図Ⅲの各演習は、一級建築士の設計製図試験(RC造の中規模建築)に合格するための図面作成能力を涵養する上で極めて重要な内容である。講評会においては建築設計実務に従事している非常勤講師が参加し、その実務経験を踏まえて講評することとなっている。
授業の進め方・方法:
各学生の設計意図や能力に応じた個別指導を基本とする。各演習課題の初期段階では、学生は毎時間草案を提出し、寸評と図面添削を実施する。全ての設計課題は提出後、発表会・講評会を行う。
注意点:
「総合評価割合」の「合計」100%のうち60%以上到達すれば合格とする。
建築設計製図Ⅲの各演習は、一級建築士の設計製図試験(RC造の中規模建築)に合格するための図面作成能力を涵養する上で重要な授業内容である。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
演習課題1(鉄筋コンクリート造の建築の設計図面の模写1)、演習課題2(事務所の基本設計) |
建築図面を模写し、模写した図面を理解できる。与えられた条件をもとに、コンセプトをまとめられる。
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2週 |
演習課題2(事務所の基本設計) |
与えられた条件をもとに、コンセプトをまとめられる。
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3週 |
演習課題2(事務所の基本設計) |
与えられた条件をもとに、動線・ゾーニングのエスキスができる。
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4週 |
演習課題2(事務所の基本設計) |
与えられた条件をもとに、動線・ゾーニングのエスキスができる。
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5週 |
演習課題2(事務所の基本設計) |
与えられた条件をもとに、配置図、各階平面図、立面図、断面図などが作成できる。
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6週 |
演習課題2(事務所の基本設計) |
文字・寸法の記入の仕方、建築の各種図面の意味を理解し、図面を作成できる。
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7週 |
演習課題2(事務所の基本設計) |
図面の尺度・縮尺について理解し、図面の作図に反映できる。
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8週 |
演習課題2(事務所の基本設計) |
各種模型材料を用いて模型を製作できる。
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2ndQ |
9週 |
演習課題2(事務所の基本設計) |
各種模型材料を用いて模型を製作できる。
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10週 |
演習課題2(事務所の基本設計) |
発表会・講評会において、コンセプトなどをまとめ、プレゼンテーションができる。
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11週 |
演習課題3(鉄筋コンクリート造の建築の設計図面の模写1)、演習課題4(低層集合住宅の基本設計) |
建築図面を模写し、模写した図面を理解できる。与えられた条件をもとに、コンセプトをまとめられる。
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12週 |
演習課題4(低層集合住宅の基本設計) |
与えられた条件をもとに、コンセプトをまとめられる。
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13週 |
演習課題4(低層集合住宅の基本設計) |
与えられた条件をもとに、動線・ゾーニングのエスキスができる。
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14週 |
演習課題4(低層集合住宅の基本設計) |
与えられた条件をもとに、動線・ゾーニングのエスキスができる。
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15週 |
演習課題4(低層集合住宅の基本設計) |
与えられた条件をもとに、配置図、各階平面図、立面図、断面図などが作成できる。
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
演習課題4(低層集合住宅の基本設計) |
与えられた条件をもとに、配置図、各階平面図、立面図、断面図などが作成できる。
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2週 |
演習課題4(低層集合住宅の基本設計) |
与えられた条件をもとに、配置図、各階平面図、立面図、断面図などが作成できる。
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3週 |
演習課題4(低層集合住宅の基本設計) |
設計した建築物の模型を製作できる。
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4週 |
演習課題4(低層集合住宅の基本設計) |
設計した建築物の模型を製作できる。
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5週 |
演習課題4(低層集合住宅の基本設計) |
発表会・講評会において、コンセプトなどをまとめ、プレゼンテーションができる。
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6週 |
演習課題5(美術館を含む複合施設) |
周辺環境をよく考慮し、美術館機能を含む複合的な機能を的確に配置した複合施設に関して、与えられた条件をもとに、コンセプトをまとめられる。
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7週 |
演習課題5(美術館を含む複合施設) |
与えられた条件をもとに、コンセプトをまとめられる。
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8週 |
演習課題5(美術館を含む複合施設) |
与えられた条件をもとに、コンセプトをまとめられる。
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4thQ |
9週 |
演習課題5(美術館を含む複合施設) |
与えられた条件をもとに、コンセプトをまとめられる。
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10週 |
演習課題5(美術館を含む複合施設) |
与えられた条件をもとに、コンセプトをまとめられる。コンセプトに応じた平面図、断面図、立面図が作成できる。
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11週 |
演習課題5(美術館を含む複合施設) |
コンセプトに応じた平面図、断面図、立面図が作成できる。
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12週 |
演習課題5(美術館を含む複合施設) |
コンセプトに応じた平面図、断面図、立面図が作成できる。
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13週 |
演習課題5(美術館を含む複合施設) |
コンセプトに応じた平面図、断面図、立面図が作成できる。図面に対応した模型を製作できる
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14週 |
演習課題5(美術館を含む複合施設) |
図面に対応した模型を製作できる。
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15週 |
演習課題5(美術館を含む複合施設) |
発表会・講評会において、図面、模型に応じたコンセプトなどをまとめ、プレゼンテーションができる。
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16週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建築系分野 | 設計・製図 | 製図用具の特性を理解し、使用できる。 | 4 | |
線の描き分け(3種類程度)ができる。 | 4 | |
文字・寸法の記入を理解し、実践できる。 | 4 | |
建築の各種図面の意味を理解し、描けること。 | 4 | |
図面の種類別の各種図の配置を理解している。 | 4 | |
図面の尺度・縮尺について理解し、図面の作図に反映できる。 | 4 | |
立体的な発想とその表現(例えば、正投象、単面投象、透視投象などを用い)ができる。 | 4 | |
建築の構成要素(形と空間の構成)について説明できる。 | 4 | |
建築における形態(ものの形)について説明できる。 | 4 | |
各種模型材料(例えば、紙、木、スチレンボードなど)を用い、図面をもとに模型を製作できる。または、BIMなどの3D-CADにより建築モデルを作成できる。 | 4 | |
与えられた条件をもとに、コンセプトがまとめられる。 | 4 | |
与えられた条件をもとに、動線・ゾーニングのエスキスができる。 | 4 | |
与えられた条件をもとに、配置図、各階平面図、立面図、断面図などがかける。 | 4 | |
敷地と周辺地域および景観などに配慮し、配置、意匠を検討できる。 | 4 | |
設計した建築物の模型またはパースなどを製作できる。 | 4 | |
講評会等において、コンセプトなどをまとめ、プレゼンテーションができる。 | 4 | |
分野横断的能力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 課題や要求に対する設計解を提示するための一連のプロセス(課題認識・構想・設計・製作・評価など)を実践できる。 | 3 | |
提案する設計解が要求を満たすものであるか評価しなければならないことを把握している。 | 3 | |
経済的、環境的、社会的、倫理的、健康と安全、製造可能性、持続可能性等に配慮して解決策を提案できる。 | 3 | |