到達目標
1.コンクリートを構成する材料の基本的性質について説明できること
2.コンクリートの調合について説明できること
3.コンクリートの製造方法について説明できること
4.コンクリートの硬化後の性質について説明できること
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
コンクリートを構成する材料の基本的性質について説明できること | コンクリートを構成する材料の基本的性質について詳細に説明できる。 | コンクリートを構成する材料の基本的性質について説明できる。 | コンクリートを構成する材料の基本的性質について説明できない。 |
コンクリートの調合について説明できること | コンクリートの調合について詳細に説明できる。 | コンクリートの調合について説明できる。 | コンクリートの調合について説明できない。 |
コンクリートの製造方法について説明できること | コンクリートの製造方法について詳細に説明できる。 | コンクリートの製造方法について説明できる。 | コンクリートの製造方法について説明できない。 |
コンクリートの硬化後の性質について説明できること | コンクリートの硬化後の性質について詳細に説明できる。 | コンクリートの硬化後の性質について説明できる。 | コンクリートの硬化後の性質について説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 本科の学習・教育目標 (HC)
説明
閉じる
教育方法等
概要:
建築物に用いられる材料のうち,コンクリートについて,用途・種類・その性質について理解する。4年生以降の建築学専門知識の向上のために必要で,基礎学力の向上を目指すものである。
本科目は就職と進学の両方に関係する。
授業の進め方・方法:
講義を基本とし,課題レポートを課す。
注意点:
材料の特性を把握し,活用することが建築士には求められる。そのために,授業内容のみだけではなく,関連することを積極的に調査し,吸収していくことが大切である。レポート用紙は各自用意するものとするが,A4サイズのものにする。
成績評価の詳細は以下の通りとする。
中間試験35%+期末試験35%+課題20%+受講態度10%=合計100%
上記の内,60%以上を達成すれば合格となる。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
建築材料について,コンクリートと建築
|
・コンクリートを構成する材料の基本的性質について説明できること ・コンクリートの製造方法について説明できること
|
2週 |
コンクリート |
・コンクリートを構成する材料の基本的性質について説明できること ・コンクリートの製造方法について説明できること
|
3週 |
コンクリート |
・コンクリートを構成する材料の基本的性質について説明できること ・コンクリートの製造方法について説明できること
|
4週 |
コンクリート |
・コンクリートを構成する材料の基本的性質について説明できること ・コンクリートの製造方法について説明できること
|
5週 |
コンクリート |
・コンクリートを構成する材料の基本的性質について説明できること ・コンクリートの製造方法について説明できること
|
6週 |
コンクリート |
・コンクリートの調合について説明できること
|
7週 |
中間試験
|
|
8週 |
試験返却・解答説明
|
|
2ndQ |
9週 |
コンクリート |
・調合に基づいてコンクリート打設ができること。
|
10週 |
コンクリート
|
・コンクリートの硬化後の性質について説明できること
|
11週 |
コンクリート
|
・コンクリートの硬化後の性質について説明できること
|
12週 |
コンクリート
|
・コンクリートの硬化後の性質について説明できること
|
13週 |
コンクリート
|
・コンクリートの硬化後の性質について説明できること(破壊実験)
|
14週 |
コンクリート
|
・コンクリートの硬化後の性質について説明できること
|
15週 |
期末試験
|
|
16週 |
試験返却・解答 |
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建築系分野 | 材料 | 建築材料の変遷や発展について説明できる。 | 4 | 前1 |
建築材料の規格・要求性能について説明することができる。 | 4 | 前1 |
セメントの製造方法(廃棄物の利用も含む)について説明できる。 | 4 | 前2 |
セメントの種類・特徴について説明できる。 | 4 | 前3 |
コンクリート用軽量骨材があることを知っている。 | 4 | 前4 |
混和材(剤)料の種類(例えばAE剤と減水剤、フライアッシュやシリカフュームなど)をあげることができる。 | 4 | 前5 |
コンクリートの調合のうち、水セメント比の計算ができる。 | 4 | 前6 |
スランプ、空気量について、強度または、耐久性の観点でその影響について説明できる。 | 4 | 前10 |
コンクリートの強度(圧縮、引張、曲げ、せん断)の関係について説明できる。 | 4 | 前10 |
耐久性(例えば中性化、収縮、凍害、塩害など)について現象名をあげることができる。 | 4 | 前14 |
各種(暑中・寒中など)・特殊(水密、高強度など)コンクリートの名称をあげることができる。 | 4 | 前11,前12 |
コンクリート製品(ALC、プレキャストなど)の特徴について説明できる。 | 4 | 前14 |
分野別の工学実験・実習能力 | 建築系分野【実験・実習能力】 | 建築系【実験実習】 | 実験の目的と方法を説明できる。 | 4 | 前9 |
建築に用いる構造材料(例えば木、コンクリート、金属など)の物理的特性を実験により明らかにすることができる。 | 4 | 前13 |
実験結果を整理し、考察できる。 | 4 | 前13 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 課題 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 0 | 0 | 10 | 0 | 0 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 70 | 0 | 0 | 10 | 0 | 0 | 20 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |