1. 節点移動のない骨組をたわみ角法で応力を求めることができる.
2. 節点移動のある骨組をたわみ角法で応力を求めることができる.
3. 節点移動のない骨組を固定法で応力を求めることができる.
概要:
3学年までに学習した構造力学を発展させ,建築構造に関する包括的・専門的基礎知識を養い,建物の安全や機能を確保する為の科目であり,不静定構造力学を学習する.なお,本授業は進学と就職に関係する.
授業の進め方・方法:
講義と演習を基本とする.
注意点:
・ 2,3学年の建築構造力学Ⅰ~Ⅳで学習した内容を理解しておくこと.
・ この科目は学修単位科目であるため,事後学習として課題を実施する.
・ 課題の提出は指定した期日を厳守すること.指定日時を越えた提出は受理しない.
・ 課題は自宅学習したことを証明するエビデンスとなる.提出しなければ学習時間不足とみなされ,単位を修得できない恐れがあるので注意すること.
・ 成績評価の割合については,この科目シラバスの最下部にある「評価割合」の欄を参照すること.この欄にある「総合評価割合」の「合計」100%のうち60%以上達成すれば合格となる.
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建築系分野 | 構造 | 不静定構造物の解法の基本となる応力と変形関係について説明できる。 | 4 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前9,前10,前11,前12,前13,前14 |
静定基本系(例えば、仮想仕事法など)を用い、不静定構造物の応力と、支点反力を求めることができる。 | 4 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前9,前10,前11,前12,前13,前14 |
いずれかの方法(変位法(たわみ角法)、固定モーメント法など)により、不静定構造物の支点反力、応力(図)を計算できる。 | 4 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前9,前10,前11,前12,前13,前14 |