上級コミュニケーション英語A

科目基礎情報

学校 呉工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 上級コミュニケーション英語A
科目番号 0120 科目区分 一般 / 選択必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 建築学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 ヒロ前田『TOEICテスト究極の模試600問』(アルク),TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ(朝日新聞出版)
担当教員 冨村 憲貴

到達目標

1. リスニング演習によって,テキストで扱われるリスニング問題に対応できるようになること
2. リーディング演習によって,テキストで扱われるリーディング問題に対応できるようになること
3. 学習するTOEIC必須語彙を覚え,使えるようになること

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1テキストで扱われるリスニング問題に適切に対応できるテキストで扱われるリスニング問題に対応できるテキストで扱われるリスニング問題に対応できない
評価項目2テキストで扱われるリーディング問題に適切に対応できるテキストで扱われるリーディング問題に対応できるテキストで扱われるリーディング問題に対応できない
評価項目3学習するTOEIC必須語彙を覚え,適切に使うことができる学習するTOEIC必須語彙を覚え,使うことができる学習するTOEIC必須語彙を覚え,使うことができない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 本科の学習・教育目標 (HA) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
実践的なTOEIC問題演習を通して,TOEICテストへの対応力を高めることを目的とする。また,ALC NetAcademy2を活用することによりリスニング・リーディング力の強化を目指す。本授業は就職と進学に関連し,コミュニケーション力を高めることができる。 
授業の進め方・方法:
演習を基本とする。
注意点:
授業にはテキスト・辞書を必ず持参すること。TOEICテストのスコアアップには基礎の定着が不可欠です。授業外でのトレーニングも怠らないように。授業では集中して演習に取り組み,質問等を積極的に行うよう期待する。

【自学自習の実施内容と確認方法】(学修単位の場合は,1単位当たり15時間の授業と30時間の自学自習が必要です。)
e-ラーニングの課題を出し,学習状況をシステム上で確認する。さらに,授業内容の自学自習状況をほぼ毎回の小テストで確認する。
【カリキュラムの中での位置づけ】
1~3学年の英語関連科目で学んだ文法事項を定着させ,語彙力を高めて英語力を伸ばすための科目。
【先行して理解する必要のある科目】
コミュニケーション英語I,II,英語表現I,II
【同時に学ぶ科目】
英語(選択科目)
【ESDとの関連 (教育目標)】
(ESD1)テキストの演習を通して,英語でのリスニング・リーディング能力を高めることで,他文化の考え方や価値観を理解する素養を身につける。
【評価方法と基準】
JABEE合格基準:60%以上
中間試験35%+期末試験35%+小テスト15%+課題15%=100%(100点) またはTOEICスコアによる評価(詳細資料は授業で配布)
60%以上を合格とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 概要説明
2週 TOEIC問題演習1 模擬試験1 リスニング問題解法の習得
TOEIC必須語彙の習得
3週 TOEIC問題演習2 模擬試験1 リーディング問題解法の習得
TOEIC必須語彙の習得
4週 TOEIC問題演習3 模擬試験1 リスニング問題解法の習得
TOEIC必須語彙の習得
5週 TOEIC問題演習4 模擬試験1 リーディング問題解法の習得
TOEIC必須語彙の習得
6週 TOEIC問題演習5 模擬試験1 リスニング問題解法の習得
TOEIC必須語彙の習得
7週 中間試験
8週 答案返却・解答説明
2ndQ
9週 TOEIC問題演習6 模擬試験2 リスニング問題解法の習得
TOEIC必須語彙の習得
10週 TOEIC問題演習7 模擬試験2 リーディング問題解法の習得
TOEIC必須語彙の習得
11週 TOEIC問題演習8 模擬試験2 リスニング問題解法の習得
TOEIC必須語彙の習得
12週 TOEIC問題演習9 模擬試験2 リーディング問題解法の習得
TOEIC必須語彙の習得
13週 TOEIC問題演習10 模擬試験2 リスニング問題解法の習得
TOEIC必須語彙の習得
14週 TOEIC問題演習11 模擬試験2 リーディング問題解法の習得
TOEIC必須語彙の習得
15週 期末試験
16週 答案返却・解答説明

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3前2
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。2前2,前3,前4,前5,前6,前9,前10,前11,前12,前13,前14
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。2
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。2
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。2
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。2
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。2
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000300100
基礎的能力70000300100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000