建築防災工学

科目基礎情報

学校 呉工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 建築防災工学
科目番号 0128 科目区分 専門 / 選択必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建築学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 特になし。適宜プリント等を配布する。
担当教員 仁保 裕

到達目標

地震の発生メカニズムと地震時の建物の応答・破壊について理解できる。
火災ならびに耐火・防火について理解できる
地盤障害とその対策について理解できる
日常災害と安全性について理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1地震の発生メカニズムと地震時の建物の応答・破壊について適切に理解できる。地震の発生メカニズムと地震時の建物の応答・破壊について理解できる。地震の発生メカニズムと地震時の建物の応答・破壊について理解できない。
評価項目2火災ならびに耐火・防火について適切に理解できる火災ならびに耐火・防火について理解できる火災ならびに耐火・防火について理解できない
評価項目3地盤障害とその対策について適切に理解できる地盤障害とその対策について理解できる。地盤障害とその対策について理解できない。
評価項目4日常災害と安全性について適切に理解できる。日常災害と安全性について理解できる。日常災害と安全性について理解できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 本科の学習・教育目標 (HC) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
地震や強風等の自然現象による災害の発生機構と特徴を把握し、災害による建築構造物の被害を最小限にくい止めるために考慮すべき防災に関する基礎的内容を学習する。また,地震災害以外で建築物をめぐる災害として火災,地盤障害,日常災害を取り上げ,それぞれの概要と対策について学ぶ。なお、本授業は進学と就職に関係する。
授業の進め方・方法:
講義を基本とし、適宜課題を課す。
注意点:
演習課題の提出は、指定した期日を厳守すること。指定日時を越えた提出は採点対象としない。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 日本と呉市周辺の地震被害
2週 地震の発生メカニズム
3週 マグニチュードと震度階について
4週 振動工学
5週 振動工学
6週 振動工学
7週 中間試験
8週 答案返却・解答説明
4thQ
9週 火災について
10週 耐火と防火
11週 地盤障害
12週 地盤障害とその対策
13週 日常災害
14週 日常安全性
15週 期末試験
16週 答案返却・解答説明

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建築系分野構造マグニチュードの概念と震度階について説明できる。4前2
地震被害を受けた建物の破壊等の特徴について説明できる。4前1

評価割合

試験課題合計
総合評価割合7030100
基礎的能力000
専門的能力7030100
分野横断的能力000