情報処理Ⅱ

科目基礎情報

学校 呉工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 情報処理Ⅱ
科目番号 0217 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建築学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 Autodesk社のチュートリアルなど,web上の動画教材を利用するため,特に教科書は指定しない。
本校図書館にある参考書は以下の2冊。
阿部秀之:7日でおぼえるAutodesk Revit[Revit & Revit LT 2022/2021対応],X-Knowledge
小林美砂子他:はじめてのRevit & Revit LT, X-Knowledge
担当教員 仁保 裕

到達目標

1.建築業界におけるBIMの必要性を理解する。
2.代表的なBIMソフトウェアの一つであるAutodesk Revitを操作できるようになる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
建築業界におけるBIMの必要性を理解する。建築業界におけるBIMの必要性を的確に理解できる。建築業界におけるBIMの必要性を理解できる。BIMの必要性がわからない。
代表的なBIMソフトウェアの一つであるAutodesk Revitを操作できる。Autodesk Revitを迅速かつ正確に操作できる。Autodesk Revitを操作できる。Autodesk Revitを操作できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
 BIM(Building Information Modeling)は建築業務を効率化させるものであり,建築業界におけるスタンダードとなりつつある。そのためBIM操作の修得はこれからの建築技術者にとって必要不可欠となっている。
 本科目では,代表的なBIMソフトウェアの一つであるAutodesk社のRevitを用い,建築業界におけるBIMの必要性について理解するとともに,BIMソフト操作を体得することを目的とする。
 本科目はこれから建築業界で働く者にとって必須となる技術を身につけるためのものであり,よって進学・就職の別なく,必要である。
授業の進め方・方法:
 演習を基本とする。
注意点:
・本科目は選択科目であるが,次年度4月に就職する予定の学生は受講した方が良い。
・小テストと課題により成績を評価する。
・小テストにおいて不正行為を働いた場合,この科目の評価は不可となる。
・成績評価の割合については,この科目シラバスの最下部にある「評価割合」の欄を参照すること。この欄にある「総合評価割合」の「合計」100%のうち60%以上達成すれば合格となる。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 BIMとは? BIMを知る。
2週 BIMでできること。 BIMを使うことによる利点を知る。
3週 建築業界におけるBIMの重要性について。 建築業界におけるBIM推進の状況を知る。
4週 小テスト
5週 Revit操作 基本編
6週 Revit操作 基本編
7週 Revit操作 基本編
8週 課題提出
4thQ
9週 Revit操作 簡単な建築物モデル作成
10週 Revit操作 簡単な建築物モデル作成
11週 Revit操作 簡単な建築物モデル作成
12週 課題提出
13週 Revit操作 建築物モデルから図面作成
14週 Revit操作 建築物モデルから図面作成
15週 Revit操作 建築物モデルから図面作成
16週 課題提出

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

小テスト課題合計
総合評価割合2575100
基礎的能力2575100
専門的能力000
分野横断的能力000