コミュニケーション英語Ⅱ

科目基礎情報

学校 呉工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 コミュニケーション英語Ⅱ
科目番号 0229 科目区分 一般 / 選択必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 3
開設学科 建築学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 3
教科書/教材 Power On II(東京書籍), Power On II Workbook(東京書籍), 速読英単語 入門編(Z会出版), Power on Ⅱスタディノート(東京書籍)
担当教員 上杉 裕子

到達目標

1. 「英文の構造」「段落の構成」「英文の論理展開」などを意識的に学習することで,まとまった英文を整理して理解することができる。
2. ペアワークやグループワーク(ディスカッション)を通して、協同学習を行い、「読む」「聞く」「話す」を中心としたコミュニケーション能力を向上させることができる。
3. 教科書や単語帳の単語,イディオム表現を覚え,正確かつ適切に使用することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1「英文の構造」「段落の構成」「英文の論理展開」などを意識しながら,まとまった英文を整理して理解することができる。まとまった英文を理解することができる。「英文の構造」「段落の構成」「英文の論理展開」などを意識的に学習することなく,まとまった英文を整理して理解することができない。
評価項目2速読演習やリスニング練習を通し,「読む」「聞く」ことの処理速度を上げ,能力を向上させることができる。速読演習やリスニング練習を通し,「読む」「聞く」ことの処理速度を上げることができる。リスニング練習を通し,「聞く」力を向上させることができない。
評価項目3教科書や単語帳の単語,イディオム表現を覚え,正確かつ適切に使用することができる。教科書や単語帳の単語,イディオム表現を覚えることができる。教科書や単語帳の単語,イディオム表現を覚えることができず,正確かつ適切に使用することができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 本科の学習・教育目標 (HA) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
英語4技能のうち,本授業では特に「読む」「聞く」「話す」を向上させる。授業はオールイングリッシュで行う。
「読む」については,教科書の音読と精読を通して読解力の育成をはかるとともに,「英文の構造」「段落の構成」「英文の論理展開」などを意識しながら教科書内容に関連した語彙や表現を習得することを目的とする。システムを利用したゲーム感覚の音読練習を行い、楽しみながら英語に触れる機会、英語を使う機会を作る。ペアワークやグループワーク(ディスカッション)を通じて総合的なコミュニケーション能力を向上させる。
「聞く」については,リスニング演習を実施する。
「話す」については、ペアやグループ内で英語を用いて意思を伝える表現力向上のための練習を行う。
授業の進め方・方法:
・毎回の授業
単語テスト(速読英単語 入門編),教科書の音読、協同学習による内容理解
・スタディ・ノートで予習をし、定期テスト時にはWorkbookを提出
注意点:
オールイングリッシュので授業である。学生参加型の協同学習を実施する。各自で問題を解き、協働しながら内容を理解していく。辞書を必ず持参し、積極的に発表てほしい。学生の自主性養成をはかるため、発表はクラス貢献度として評価に組み込む。一方的な授業ではなく学生間、学生と教員間の双方向的な授業形態である。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 概要説明 1年間の授業形態、小テスト計画、学修の心構えを説明する
2週 Lesson 1 新出語彙、語彙の音読練習、本文のリスニング、および音読練習、内容理解
3週 Lesson 1 新出語彙、語彙の音読練習、本文のリスニング、および音読練習、内容理解、サマリー、復習問題による内容理解チェック
4週 Lesson1、Lesson 2 新出語彙、語彙の音読練習、本文のリスニング、および音読練習、内容理解
5週 Lesson 2 新出語彙、語彙の音読練習、本文のリスニング、および音読練習、内容理解
6週 Lesson 2 新出語彙、語彙の音読練習、本文のリスニング、および音読練習、内容理解、サマリー、復習問題による内容理解チェック
7週 中間試験
8週 答案返却・解答説明
2ndQ
9週 Lesson 3 新出語彙、語彙の音読練習、本文のリスニング、および音読練習、内容理解
10週 Lesson 3 新出語彙、語彙の音読練習、本文のリスニング、および音読練習、内容理解
11週 Lesson 3 新出語彙、語彙の音読練習、本文のリスニング、および音読練習、内容理解、サマリー、復習問題による内容理解チェック
12週 Lesson 4 新出語彙、語彙の音読練習、本文のリスニング、および音読練習、内容理解
13週 Lesson 4 新出語彙、語彙の音読練習、本文のリスニング、および音読練習、内容理解
14週 Lesson 4 新出語彙、語彙の音読練習、本文のリスニング、および音読練習、内容理解、サマリー、復習問題による内容理解チェック
15週 期末試験
16週 答案返却・解答説明
後期
3rdQ
1週 Lesson 5 新出語彙、語彙の音読練習、本文のリスニング、および音読練習、内容理解
2週 Lesson 5 新出語彙、語彙の音読練習、本文のリスニング、および音読練習、内容理解、サマリー、復習問題による内容理解チェック
3週 Lesson 6 新出語彙、語彙の音読練習、本文のリスニング、および音読練習、内容理解
4週 Lesson 6 新出語彙、語彙の音読練習、本文のリスニング、および音読練習、内容理解、サマリー、復習問題による内容理解チェック
5週 Lesson 7 新出語彙、語彙の音読練習、本文のリスニング、および音読練習、内容理解
6週 Lesson 7 新出語彙、語彙の音読練習、本文のリスニング、および音読練習、内容理解、サマリー、復習問題による内容理解チェック
7週 中間試験
8週 答案返却・解答説明
4thQ
9週 Lesson 8 新出語彙、語彙の音読練習、本文のリスニング、および音読練習、内容理解
10週 Lesson 8 新出語彙、語彙の音読練習、本文のリスニング、および音読練習、内容理解、サマリー、復習問題による内容理解チェック
11週 Lesson 9 新出語彙、語彙の音読練習、本文のリスニング、および音読練習、内容理解
12週 Lesson 9 新出語彙、語彙の音読練習、本文のリスニング、および音読練習、内容理解、サマリー、復習問題による内容理解チェック
13週 Lesson 10 新出語彙、語彙の音読練習、本文のリスニング、および音読練習、内容理解
14週 Lesson 10 新出語彙、語彙の音読練習、本文のリスニング、および音読練習、内容理解、サマリー、復習問題による内容理解チェック
15週 学年末試験
16週 答案返却・解答説明

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。3
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる3

評価割合

定期試験単語テストクラス貢献度提出物出席合計
総合評価割合602010100100
基礎的能力602010100100
専門的能力000000
分野横断的能力000000