英語表現Ⅱ

科目基礎情報

学校 呉工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 英語表現Ⅱ
科目番号 0249 科目区分 一般 / 選択必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 建築学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 『Fundamental Science in English 1』(成美堂),『TOEIC L&R TEST 出る単特急 銀のフレーズ』(朝日新聞出版)
担当教員 柿元 麻理恵

到達目標

1.理数系英語の長文読解を通じて理数系の基礎的な知識や概念を理解し,英語で表現できるようにする。
2.TOEIC 400点に必要となる語彙力を増強する。
3.英文法,語法の総復習を行い,英検2級程度の英文法,語法の完成を図る。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1理数系の基礎的な知識や概念を理解し,かつ英語で表現できる。理数系の基礎的な知識や概念を理解,もしくは英語で表現できる。理数系英語の長文読解を通じて理数系の基礎的な知識や概念を理解できず,英語で表現できない。
評価項目2TOEIC 400点に必要となる語彙を定着させることができる。TOEIC 400点に必要となる語彙を概ね定着させることができる。TOEIC 400点に必要となる語彙を定着させることができない。
評価項目3英検2級程度英文法,語法を理解,表現することができる。英検2級程度の英文法,語法を理解もしくは表現することができる。英検2級程度の英文法,語法を理解することができず,表現することもできない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 本科の学習・教育目標 (HA) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
1. 技術英語の基礎となる理数系の英語に触れることにより,技術英語への意欲を高め,基礎的な知識や概念を英語で理解し,表現できることを目的とする。
2. TOEIC対策として,語彙力の増強を図る。
3. 2年生までに学習した英文法,語法の総復習を行い,英検2級程度の英文法,語法の確実な定着を図る。
4. 1分間のフリースピーチ及びその内容書き出しを通して「使える英語」を増やす。
授業の進め方・方法:
授業は演習形式で行う。
『TOEIC L&R TEST 出る単特急 銀のフレーズ』を用いて,毎授業の最初に単語テストを行う。
毎授業時に1分間のお題ありフリースピーチを行う。その内容を5行以上程度の英文でまとめ,次回の授業時に提出する。
注意点:
辞書必携。毎回予習をしてくること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス,Lesson 1 Numbers and calculations ― 数と計算 単語テスト,1分間スピーチ,演習
2週 Lesson 1 Numbers and calculations ― 数と計算 単語テスト,1分間スピーチ,演習
3週 Lesson 1 Numbers and calculations ― 数と計算 単語テスト,1分間スピーチ,演習
4週 Lesson 2 Figures ― 図形 単語テスト,1分間スピーチ,演習
5週 Lesson 2 Figures ― 図形 単語テスト,1分間スピーチ,演習
6週 Lesson 2 Figures ― 図形 単語テスト,1分間スピーチ,演習
7週 中間試験
中間試験
8週 答案返却・解説 答案返却・解答説明
2ndQ
9週 Lesson 3 State of Substance ― 物質の態 単語テスト,1分間スピーチ,演習
10週 Lesson 3 State of Substance ― 物質の態 単語テスト,1分間スピーチ,演習
11週 Lesson 3 State of Substance ― 物質の態 単語テスト,1分間スピーチ,演習
12週 Lesson 4 Graphs and Functions ― グラフと関数 単語テスト,1分間スピーチ,演習
13週 Lesson 4 Graphs and Functions ― グラフと関数 単語テスト,1分間スピーチ,演習
14週 Lesson 4 Graphs and Functions ― グラフと関数 単語テスト,1分間スピーチ,演習
15週 期末試験
期末試験
16週 答案返却・解説 答案返却・解説
後期
3rdQ
1週 Lesson 6 Electricity ― 電気・電子 単語テスト,1分間スピーチ,演習
2週 Lesson 6 Electricity ― 電気・電子 単語テスト,1分間スピーチ,演習
3週 Lesson 6 Electricity ― 電気・電子 単語テスト,1分間スピーチ,演習
4週 Lesson 7 Heat ― 熱 単語テスト,1分間スピーチ,演習
5週 Lesson 7 Heat ― 熱 単語テスト,1分間スピーチ,演習
6週 Lesson 7 Heat ― 熱 単語テスト,1分間スピーチ,演習
7週 Lesson 9 Ions ― イオン 単語テスト,1分間スピーチ,演習
8週 中間試験 中間試験
4thQ
9週 答案返却・解説 答案返却・解説
10週 Lesson 9 Ions ― イオン
単語テスト,1分間スピーチ,演習
11週 Lesson 9 Ions ― イオン 単語テスト,1分間スピーチ,演習
12週 Lesson 10 Energy ― エネルギー 単語テスト,1分間スピーチ,演習
13週 Lesson 10 Energy ― エネルギー 単語テスト,1分間スピーチ,演習
14週 Lesson 10 Energy ― エネルギー 単語テスト,1分間スピーチ,演習
15週 学年末試験 学年末試験
16週 答案返却・解答説明 答案返却・解答説明

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。2
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3

評価割合

定期試験単語テスト授業課題休み明け課題その他その他合計
総合評価割合6020101000100
基礎的能力6020101000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000