応用物理Ⅱ

科目基礎情報

学校 呉工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 応用物理Ⅱ
科目番号 0259 科目区分 専門 / 選択必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建築学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 為近和彦 著 力学(森北出版)
担当教員 森 貞雄

到達目標

・振動現象を数学的に表現できる.また,振動現象を記述する各物理量間の関係を理解する.
・状況に応じた適切な運動方程式を立て,その解を示す事が出来る.
・解のふるまいや性質を理解し,それを説明できるようにする.
・波動の基本的性質を理解し,それを数学的に表現できるようにする.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1振動現象を数学的に適切に表現できる.また,振動現象を記述する各物理量間の関係を適切に理解できる振動現象を数学的に表現できる.また,振動現象を記述する各物理量間の関係を理解できる振動現象を数学的に表現できない.また,振動現象を記述する各物理量間の関係を理解できない
評価項目2波動の基本的性質を適切に理解できる。また,それを数学的に適切に表現できる波動の基本的性質を理解できる。また,それを数学的に表現できる波動の基本的性質を理解できない。また,それを数学的に表現できない。
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 本科の学習・教育目標 (HB) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
この講義では,振動について学習する.この振動は,物理現象における重要な基本的概念のひとつで,さまざまな理工学の分野に形を変えて現れる.特に騒音問題や安全・堅牢な建物の設計などに深く関わっており,技術者として欠かす事が出来ない知識である.
授業の進め方・方法:
講義を中心とした授業を行う.
なお新型コロナウイルスの影響により,授業内容を一部変更する可能性があります.
注意点:
授業で課す課題の提出がない場合の評価は0点とする.やむを得ず欠席した授業で課された課題等は各自が確認して対応すること.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 振動
○振動
 ・単振動運動の運動方程式とその解の振る舞い.  
2週 振動
3週 振動
4週 振動
5週 振動
6週 振動
7週 中間試験
○振動
・減衰振動の運動方程式とその一般解
 ・減衰振動のさまざまな特殊解とその振る舞い.
8週 答案返却・解答説明
2ndQ
9週 振動
10週 振動
○振動
 ・強制振動の運動方程式とその一般解
 ・共振現象


11週 振動
12週 振動
13週 振動
14週 波動
○波動
 ・波の数式による表現
 ・波動方程式
15週 期末試験
16週 答案返却・解答説明

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000300100
基礎的能力0000000
専門的能力70000300100
分野横断的能力0000000