校外実習

科目基礎情報

学校 呉工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 校外実習
科目番号 0266 科目区分 専門 / 選択
授業形態 実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建築学科 対象学年 4
開設期 集中 週時間数
教科書/教材 なし
担当教員 安 箱敏

到達目標

1.実習受け入れ企業・機関について事前に調査し,企業実務概要を把握できること。
2.学校で学習している専門知識と実務がどのように関係しているか理解できること。
3.校外実習の内容を報告書として作成するとともに、口頭で学習内容を発表し,質問に答えられること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1実習受け入れ企業・機関について事前に調査し,企業実務概要を適切に把握できる実習受け入れ企業・機関について事前に調査し,企業実務概要を把握できる実習受け入れ企業・機関について事前に調査し,企業実務概要を把握できない
評価項目2学校で学習している専門知識と実務がどのように関係しているか適切に理解できる学校で学習している専門知識と実務がどのように関係しているか理解できる学校で学習している専門知識と実務がどのように関係しているか理解できない
評価項目3校外実習の内容を報告書として作成するとともに、口頭で学習内容を発表し,質問に答えることが適切にできる校外実習の内容を報告書として作成するとともに、口頭で学習内容を発表し,質問に答えることができる校外実習の内容を報告書として作成するとともに、口頭で学習内容を発表し,質問に答えることができない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 本科の学習・教育目標 (HC) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
 この科目は,建築関係の企業や機関において建築実務を体験学習することにより,学校で学習している専門知識と技術が建築実務にどのように関係しているかを学ぶものである。学校で学習した専門知識の意義や有効性あるいは理論と実務のギャップなどを校外実習を通して把握することにより,専門知識や職業意識を高めることを目的とする。
授業の進め方・方法:
建築関係の企業や機関に出向し、建築実務を体得学習する。実習期間は、夏季休業中の1週間を基本とする。
注意点:
・質問がある場合は受入先担当者に問い合わせ、学校への報告、連絡を速やかに行うこと。
・受入先では、一社会人としての自覚を持って行動すること。
・インターンシップの経験は、5年生の卒業研究、専攻科の特別研究そして就職活動の貴重な力となる。
・受け入れ機関の選定,及び単位認定にあたっては建築学分野会議で審議する。
・新型コロナウイルスの影響により,シラバスの内容を一部変更する可能性がある。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 受入機関の選定事前調査・選定・申し込み
(4月~7月)
2週 受入機関での実習
(8月~9月の夏期休業期間中)
3週 受入機関での実習
(8月~9月の夏期休業期間中)
4週 受入機関での実習
(8月~9月の夏期休業期間中)
5週 受入機関での実習
(8月~9月の夏期休業期間中)
6週 受入機関での実習
(8月~9月の夏期休業期間中)
7週 受入機関での実習
(8月~9月の夏期休業期間中)
8週 受入機関での実習
(8月~9月の夏期休業期間中)
2ndQ
9週 受入機関での実習
(8月~9月の夏期休業期間中)
10週 受入機関での実習
(8月~9月の夏期休業期間中)
11週 受入機関での実習
(8月~9月の夏期休業期間中)
12週 受入機関での実習
(8月~9月の夏期休業期間中)
13週 受入機関での実習
(8月~9月の夏期休業期間中)
14週 受入機関での実習
(8月~9月の夏期休業期間中)
15週 校外実習報告書の作成
(実習終了後)
16週 校外実習報告会 (10月)
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。3
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。3
目標の実現に向けて計画ができる。3
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。3
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。3
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。3
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。3
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。3
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。3
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。3
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。3
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。3
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている3
法令やルールを遵守した行動をとれる。3
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。3
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。3
自身の将来のありたい姿(キャリアデザイン)を明確化できる。3
その時々で自らの現状を認識し、将来のありたい姿に向かっていくために現状で必要な学習や活動を考えることができる。3
キャリアの実現に向かって卒業後も継続的に学習する必要性を認識している。3
これからのキャリアの中で、様々な困難があることを認識し、困難に直面したときの対処のありかた(一人で悩まない、優先すべきことを多面的に判断できるなど)を認識している。3
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業や大学等でどのように活用・応用されるかを説明できる。3
企業等における技術者・研究者等の実務を認識している。3
企業人としての責任ある仕事を進めるための基本的な行動を上げることができる。3
企業における福利厚生面や社員の価値観など多様な要素から自己の進路としての企業を判断することの重要性を認識している。3
企業には社会的責任があることを認識している。3
企業が国内外で他社(他者)とどのような関係性の中で活動しているか説明できる。3
調査、インターンシップ、共同教育等を通して地域社会・産業界の抱える課題を説明できる。3
企業活動には品質、コスト、効率、納期などの視点が重要であることを認識している。3
社会人も継続的に成長していくことが求められていることを認識している。3
技術者として、幅広い人間性と問題解決力、社会貢献などが必要とされることを認識している。3
技術者が知恵や感性、チャレンジ精神などを駆使して実践な活動を行った事例を挙げることができる。3
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。3
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる。3
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。3

評価割合

報告書発表実施先企業等の評価合計
総合評価割合303040100
基礎的能力303040100
専門的能力0000
分野横断的能力0000