建築構造力学Ⅲ

科目基礎情報

学校 呉工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 建築構造力学Ⅲ
科目番号 0269 科目区分 専門 / 選択必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 建築学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 建築構造力学Ⅰならび建築構造力学Ⅱで使用した教科書,配布資料
担当教員 三枝 玄希

到達目標

1. 節点移動のない骨組をたわみ角法で応力を求めることができる.
2. 節点移動のある骨組をたわみ角法で応力を求めることができる.
3. 節点移動のない骨組を固定法で応力を求めることができる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1節点移動のない骨組をたわみ角法で応力を求めることが適切にできる.節点移動のない骨組をたわみ角法で応力を求めることができる.節点移動のない骨組をたわみ角法で応力を求めることができない.
評価項目2節点移動のある骨組をたわみ角法で応力を求めることが適切にできる.節点移動のある骨組をたわみ角法で応力を求めることができる.節点移動のある骨組をたわみ角法で応力を求めることができない.
評価項目3節点移動のない骨組を固定法で応力を求めることが適切にできる.節点移動のない骨組を固定法で応力を求めることができる.節点移動のない骨組を固定法で応力を求めることができない.

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 本科の学習・教育目標 (HC) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
3学年までに学習した構造力学を発展させ、建築構造に関する包括的・専門的基礎知識を養い、建物の安全や機能を確保する為の科目であり、不静定構造力学を学習する。なお、本授業は進学と就職に関係する。
授業の進め方・方法:
講義と演習を基本とする。
注意点:
・ 2、3学年の建築構造力学Ⅰ・Ⅱで学習した内容を理解しておくこと。
・ この科目は学修単位科目であるため,事後学習として課題を実施する。
・ 課題の提出は、指定した期日を厳守すること。指定日時を越えた提出は受理しない。
・ 課題は自宅学習したことを証明するエビデンスとなる。提出しなければ学習時間不足とみなされ,単位を修得できない恐れがあるので注意すること。
※2020年6月26日に新型コロナウイルスの影響によるオンライン授業のため,評価割合の変更を行いました。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 たわみ角法の解法原理 たわみ角法の解法原理が理解できる.
2週 たわみ角法の基本式 たわみ角法の基本式が理解できる.
3週 不静定梁の解法 不静定梁の応力が計算できる.
4週 節点が移動しないラーメンの解法 節点が移動しないラーメン応力が計算できる.
5週 節点が移動しないラーメンの解法 節点が移動しないラーメン応力が計算できる.
6週 節点が移動するラーメンの解法 節点が移動するラーメン応力が計算できる.
7週 前半のまとめ
8週 節点が移動するラーメンの解法 節点が移動するラーメン応力が計算できる.
2ndQ
9週 節点が移動するラーメンの解法 節点が移動するラーメン応力が計算できる.
10週 固定法の解法原理 固定法の解法原理が理解できる.
11週 分配率,到達モーメント 分配率,到達モーメントが理解できる.
12週 節点が移動しないラーメンの解法 節点が移動しないラーメン応力が計算できる.
13週 節点が移動しないラーメンの解法 節点が移動しないラーメン応力が計算できる.
14週 節点が移動しないラーメンの解法 節点が移動しないラーメン応力が計算できる.
15週 後半のまとめ
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建築系分野構造いずれかの方法(変位法(たわみ角法)、固定モーメント法など)により、不静定構造物の支点反力、応力(図)を計算できる。4前1

評価割合

中間試験期末試験課題合計
総合評価割合00100100
基礎的能力003030
専門的能力007070
分野横断的能力0000