科目基礎情報

学校 呉工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 英語
科目番号 0275 科目区分 一般 / 選択必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 建築学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 石谷 由美子ほか『Skills for Better Writing:構造で書く英文エッセイ』(南雲堂), 松岡 昇ほか『Presentation to Go』(センゲージラーニング), 上垣暁雄編著『即戦ゼミ8 大学入試 基礎英語頻出問題総演習[最新四訂版]』(桐原書店)
担当教員 蒲地 祐子

到達目標

1.効果的なパラグラフ構造を用い,英語論文構成法を習得する
2.様々な場面に応じた英語表現を習得し,実際の英作文・英会話に応用できる
3.大学入試レベルの英語頻出表現・イディオムを覚える

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1効果的なパラグラフ構造を用いた英語論文構成法を的確に使用できる効果的なパラグラフ構造を用いた英語論文構成法を使用できる効果的なパラグラフ構造を用いた英語論文構成法を使用できない
評価項目2様々な場面に応じた英語表現を習得し,実際の英作文・英会話・プレゼンテーションに自在に応用できる様々な場面に応じた英語表現を習得し,実際の英作文・英会話・プレゼンテーションにかなり応用できる様々な場面に応じた英語表現を習得し,実際の英作文・英会話・プレゼンテーションに応用できない
評価項目3大学入試レベルの英語頻出表現・イディオムをほぼ完ぺきに覚えている大学入試レベルの英語頻出表現・イディオムをかなり覚えている大学入試レベルの英語頻出表現・イディオムを覚えられない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 本科の学習・教育目標 (HA) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
前期においては効果的にパラグラフを構成する方法を学習する.具体的には様々なパラグラフ構造の英文を実際に作文する演習を繰り返す.後期においては,前期において習得したパラグラフ構成法を用いて,実際にプレゼンテーションを行う.本授業は進学と就職に関連し,進路や人間力向上に関連するトピックスを適宜紹介しながらコミュニケーション力を涵養する.
授業の進め方・方法:
テキストを用いた演習を基本とする。所用時間30時間相当の英作文等の課題(10課題程度)を提出してもらい,評価に7割組み込む.また,副教材の『即戦ゼミ8 大学入試 基礎英語頻出問題総演習[最新四訂版]』は自学習してもらい,毎回小テストを行って理解度を試し,評価にも組み込む.
新型コロナウイルスの感染状況によっては,遠隔授業に移行し,シラバスに変更が行われることがある.
注意点:
◆英語力の向上には,日々の努力が不可欠です.課された英作文のレポートは必ず毎週締切日までに提出してください.締め切りまでに提出できない課題は10パーセント減点します.
◆辞書は毎回必ず持参して下さい.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 英語論文構成法について概要説明(書式と句読法) を聞く 英語論文構成法の概要を理解することができる
2週 Unit1 理由を述べるパラグラフ構造について学び,実際のパラグラフライティングに活用できる
3週 Unit2 分析をするパラグラフ構造について学び,実際のパラグラフライティングに活用できる
4週 Unit3 実験と実験結果について述べるパラグラフ構造について学び,実際のパラグラフライティングに活用できる
5週 Unit4 賛成・反対意見を併記するパラグラフ構造を学び,実際のパラグラフライティングに活用できる
6週 Unit5 比較・対象を行うパラグラフ構造を学び,実際のパラグラフライティングに活用できる
7週 中間試験
8週 テスト返し
Unit6
分類するパラグラフ構造を学び,実際のパラグラフライティングに活用できる
2ndQ
9週 Unit7 指示説明をするパラグラフ展開法を学び,実際のパラグラフライティングに活用できる
10週 Unit8 時間の軸に沿って説明するパラグラフ構造を学び,実際のパラグラフライティングに活用できる
11週 Unit9 因果関係によるパラグラフ展開法を学び,実際のパラグラフライティングに活用できる
12週 Unit10
過程を説明するパラグラフ構造を学び,実際のパラグラフライティングに活用できる
13週 Unit11 説明型のパラグラフ構造を学び,実際のパラグラフライティングに活用できる
14週 Unit12 定義を行うパラグラフ展開法を学び,実際のパラグラフライティングに活用できる
15週 期末試験
16週 テスト返し
Unit13
統計を説明するパラグラフ構造を学び,実際のパラグラフライティングに活用できる
後期
3rdQ
1週 英語プレゼンテーションの基礎について説明を聞く
英語プレゼンテーションについての基礎を学び理解することができる
2週 Project 1自己紹介で自分をアピールする ・自己紹介を英語で行うことができる
・自分の過去,現在,将来について英語で述べることができる
・自分の興味,性格,長所,短所について英語で説明できる
・自分に関する英語の語彙,表現を使用することができる
3週 Project 1自己紹介で自分をアピールする
同上
4週 Project 1発表 ・内容と時間からプレゼンテーションを適切に構成することができる
・PowerPointの基本操作ができる
・スライドに適切なキーワードを入れられる
・スライドに写真やイラストを入れられる
・初歩的なプレゼンテーションを実行することができる
5週 Project 2 ニュースを世界に伝える ・事実を客観的に英語で述べることができる
・ニュースをrewriteし伝えることで,ニュース英語の語彙や表現に主体的に親しむことができる
・国内,海外,芸能・スポーツ,地域,自分の学校のニュースを英語で伝えることができる
・グループとして,それぞれの項目を英語でまとめ,つなぐことができる
6週 Project 2 ニュースを世界に伝える 同上
7週 Project 2 ニュースを世界に伝える 同上
8週 中間試験 (Project 2 発表リハーサル) ・「情報伝達」のプレゼンテーションができる
・グループで原稿,スライド作成などの準備ができる
・グループでの発表が円滑にできる(MC,時間管理)
・アニメーションなどを用いて効果的なスライドを作ることができる
・音楽(BGM)を効果的に使える
4thQ
9週 Project 2 発表 同上
10週 Project 4 日本の魅力を世界に紹介する ・日本の魅力を海外に英語で伝えることができる
・そのためのリサーチを英語で行うことができる
・「日本」を説明する語彙や表現に慣れ,使用することができる
・楽しいトークが英語でできる
11週 Project 4 日本の魅力を世界に紹介する 同上
12週 Project 4 日本の魅力を世界に紹介する 同上
13週 Project 4 日本の魅力を世界に紹介する 同上
14週 Project 4 発表リハーサル ・「情報伝達」+「説得」のプレゼンテーションができる
・グループによるプレゼンテーションの準備と発表ができる
・グループでの楽しいトークができる
・効果的なスライドを作ることができる(日本的な演出)
・音楽(BGM)を効果的に使える
15週 期末試験(Project 4 発表) 同上
16週 振り返り

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験・レポート小テストクラス貢献度合計
総合評価割合702010100
基礎的能力702010100
専門的能力0000
分野横断的能力0000