到達目標
1.2級建築士学科試験(計画・法規)の過去問題を理解し、7割程度正答できる。
2.2級建築士学科試験(施工)の過去問題を理解し、7割程度正答できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
2級建築士学科試験(計画・法規)の内容 | 2級建築士学科試験(計画・法規)の内容を適切に理解している | 2級建築士学科試験(計画・法規)の内容を理解している | 2級建築士学科試験(計画・法規)の内容を理解していない |
2級建築士学科試験(施工)の内容 | 2級建築士学科試験(施工)の内容を適切に理解している | 2級建築士学科試験(施工)の内容を理解している | 2級建築士学科試験(施工)の内容を理解していない |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 本科の学習・教育目標 (HC)
説明
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教育方法等
概要:
建築士は、建築物の設計や工事管理等を行うために建築技術者が取得すべき必須の技術者資格であり、資格取得のためには、学科試験と製図試験の両方に合格することが必要である。
この授業の目的は、2級建築士試験の学科試験の一部を対象とした過去の試験問題の演習により、これまで学習してきた専門科目の内容を復習し、合格に最低限必要な専門知識を習得することである。本授業は、資格取得に関連する。
授業の進め方・方法:
教科書をもとに講義と演習を行う。小テストも原則、毎回実施する。
注意点:
「総合評価割合」の「合計」100%のうち60%以上到達すれば合格とする。試験については、中間試験35%と期末試験35%として扱う。
二級建築士は卒業年次に受験できる技術者資格である。本授業に真剣に取り組み、その合格のための基礎知識を習得してほしい。建築士の資格試験については「建築士.com」のホームページに受験対策などが詳しく紹介されているので参考にしてほしい。新型コロナウイルスの影響により,授業内容を一部変更する場合があります。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス、独立住宅、集合住宅 |
独立住宅や集合住宅の計画について理解している。
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2週 |
公共建築 |
教育や福祉系の施設、文化交流系の施設、あるいは類似施設の計画について説明できる。
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3週 |
商業建築 |
業務系の施設、文化交流系の施設、あるいは類似施設の計画について説明できる。
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4週 |
建築計画基礎、各部寸法、バリアフリー |
建築計画基礎、各部寸法、バリアフリーについて理解している。
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5週 |
日本建築史、西洋建築史 |
日本建築史、西洋建築史における代表的な建築の存在を説明できる。
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6週 |
換気、室内気候・熱・結露 |
換気、室内気候・熱・結露について説明できる。
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7週 |
中間試験 |
中間試験までの授業内容を理解している。
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8週 |
答案返却・解答解説、面積・高さ等の算定、一般構造・建築設備の規定 |
面積・高さ等の算定、一般構造・建築設備の規定について説明できる。
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2ndQ |
9週 |
現場管理 |
現場管理を安全管理と材料管理について説明できる。
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10週 |
コンクリート工事 |
コンクリート工事の運搬・打込み、工程・品質管理の要点について説明できる。
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11週 |
木工事、防水・屋根工事 |
軸組構法の接合部の要点、防水・屋根工事について説明できる。
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12週 |
左官工事、設備工事 |
設備工事について、給排水設備・空調設備・電気設備の概要を説明できる。
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13週 |
木造住宅・鉄骨造住宅の施工プロセス |
木造住宅や鉄骨造住宅の施工プロセスの概要を説明できる。
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14週 |
学習内容の振返り |
学習内容の要点を自作かるた(イラストと短文)を用いて説明できる。
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15週 |
前期末試験 |
前期末試験までの授業内容を理解している。
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16週 |
答案返却・解答解説
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建築系分野 | 環境・設備 | 湿り空気、空気線図について説明できる。 | 4 | 前6 |
結露現象について説明できる。 | 4 | 前6 |
空気汚染の種類と室内空気環境基準について説明できる。 | 4 | 前6 |
必要換気量について計算できる。 | 4 | 前6 |
自然換気と機械換気について説明ができる。 | 4 | 前6 |
計画・歴史 | 居住系施設(例えば、独立住宅、集合住宅など)の計画について説明できる。 | 4 | 前1 |
教育や福祉系の施設(例えば、小学校、保育所、幼稚園、中・高・大学など)あるいは類似施設の計画について説明できる。 | 4 | 前2 |
文化・交流系の施設(例えば、美術館、博物館、図書館など)あるいは類似施設の計画について説明できる。 | 4 | 前2 |
医療・業務系の施設(例えば、オフィスビル、病院、オーディトリアム、宿泊施設等)あるいは類似施設の計画について説明できる。 | 4 | 前3 |
建築計画・設計の手法一般について説明できる。 | 4 | 前4 |
日本および海外における近現代の建築様式の特徴について説明できる。 | 4 | 前5 |
施工・法規 | 運搬・締固め(打込み)の方法・手順について説明できる。 | 4 | 前10 |
養生の必要性について説明できる。 | 4 | 前10 |
建築基準法に基づき、建築物の面積、高さ、階数が算定できる。 | 4 | 前8 |
一般構造(構造方法に関する技術的基準)の法令文を読み、適用できる。 | 4 | 前8 |
評価割合
| 試験 | 小テスト | レポート | 態度 | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 20 | 10 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 70 | 20 | 10 | 0 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |