概要:
3DCADの操作方法と3Dプリンタの使用方法を実習を通じて習得する。人間が身につけて使用する小型の電子機器の外装を設計し,3Dプリンタで試作する。
電気情報工学科,4年,5年を履修対象とする。
授業の進め方・方法:
実習を繰り返しながら操作方法などを学び,更に実際の電子部品を基にしてケースの設計と試作を行う。夏季休業中に4日間で開講の予定(1日で4週分のカリキュラムを進める)。
注意点:
電子部品を取り扱うため、事前に電子回路について復習しておくことが望ましい。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 情報リテラシー | 情報リテラシー | 情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。 | 4 | 後1 |
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。 | 4 | 後1 |
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。 | 4 | 後2 |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。 | 4 | 後3 |
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。 | 4 | 後3 |
合意形成のために会話を成立させることができる。 | 4 | 後4 |
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。 | 4 | 後4 |
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。 | 4 | 後13,後14 |
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。 | 4 | 後13,後14 |
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。 | 4 | 後13,後14 |
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。 | 4 | 後12 |
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。 | 4 | 後12 |
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。 | 4 | 後12 |
総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。 | 4 | |
要求に適合したシステム、構成要素、工程等の設計に取り組むことができる。 | 4 | |
課題や要求に対する設計解を提示するための一連のプロセス(課題認識・構想・設計・製作・評価など)を実践できる。 | 4 | |
提案する設計解が要求を満たすものであるか評価しなければならないことを把握している。 | 3 | |
経済的、環境的、社会的、倫理的、健康と安全、製造可能性、持続可能性等に配慮して解決策を提案できる。 | 3 | |