科学英語表現法Ⅰ

科目基礎情報

学校 呉工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 科学英語表現法Ⅰ
科目番号 0001 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 プロジェクトデザイン工学専攻 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 1
教科書/教材 石谷 由美子 他, 『Skills for Better Writing―構造で書く英文エッセイ』 (南雲堂)/ 廣岡 慶彦, 「理科系のための入門英語論文ライティング」(朝倉書店 )
担当教員 蒲地 祐子

到達目標

1.効果的なパラグラフ構造を用い,英語論文構成法を習得すること
2.学習する語彙を習得すること
3.英作文の演習を通じて,英作文の力を向上させること
4.リーディング演習を通じて,リーディング能力を向上させること

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1.効果的なパラグラフ構造を用た英語論文構成法が的確にできる.効果的なパラグラフ構造を用た英語論文構成法ができる.効果的なパラグラフ構造を用た英語論文構成法ができない
評価項目2英作文演習で英作文の力を格段に向上させる英作文演習で英作文の力を向上させること英作文演習で英作文の力を向上できていない
評価項目3リーディング演習を通じて,リーディング能力を格段に向上させるリーディング演習を通じて,リーディング能力を向上させる リーディング演習を通じて,リーディング能力を向上できていない

学科の到達目標項目との関係

専攻科 (SA) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
科学英語で要求される論文執筆や発表の際に,効果的にパラグラフを構成する方法を学習する。具体的には様々なパラグラフ構造の英文を実際に作文する演習を繰り返す。また,eラーニング教材であるALC NetAcademy2を利用して,TOEICテストのスコアアップを目指す。本授業は進学と就職に関連し,進路や人間力向上に関連するトピックスを適宜紹介しながらコミュニケーション力を涵養する。
授業の進め方・方法:
テキスト及びマルチメディア教材を用いた演習を基本とする。
注意点:
◆英語力の向上には,日々の努力が不可欠です。課された英作文のレポートは必ず毎週締切日までに提出してください
◆定期的に小テストを実施します
◆辞書は毎回必ず持参して下さい

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 英語論文構成法について概要説明 英語論文構成法の概要理解
2週 結論・理由の書き方を学ぶ 書式と句読法
1.アブストラクトの書き方
2.英語ジャーナルの書き方
3.日本語論文から英語概要の作成演習
4.テクニカル・イングリッシュの表現法・語彙を学ぶ
3週 分析部分の書き方を学ぶ 同上
4週 理論の提示法、理論の証明法を学ぶ 同上
5週 論点の提示法を学ぶ
同上
6週 比較の仕方を学ぶ
同上
7週 分類の仕方を学ぶ
同上
8週 指示(インストラクション)の仕方を学ぶ
同上
2ndQ
9週 過程(プロセス)の説明の仕方を学ぶ
同上
10週 各自の研究内容に関するアブストラクト作成 課題取り組み方の理解
11週 各自の研究内容に関するアブストラクト作成
課題完成
12週 各自の研究内容に関するアブストラクト作成 課題完成
13週 各自の研究内容に関するアブストラクト作成 課題完成
14週 各自の研究内容に関するアブストラクト作成 課題完成
15週 期末試験
16週 答案返却・解答説明

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識英語のつづりと音との関係を理解できる。3
英語の標準的な発音を聴き、音を模倣しながら発声できる。3
英語の発音記号を見て、発音できる。3前16
リエゾンなど、語と語の連結による音変化を認識できる。3前5
語・句・文における基本的な強勢を正しく理解し、音読することができる。3
文における基本的なイントネーションを正しく理解し、音読することができる。3前1,前5,前15
文における基本的な区切りを理解し、音読することができる。3
中学で既習の1200語程度の語彙を定着させるとともに、2600語程度の語彙を新たに習得する。3
自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。3
中学校で既習の文法事項や構文を定着させる。3
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
毎分100語程度の速度で平易な物語文などを読み、その概要を把握できる。4
自分や身近なことについて100語程度の簡単な文章を書くことができる。4
毎分120語程度の速度で物語文や説明文などを読み、その概要を把握できる。4
自分や身近なこと及び自分の専門に関する情報や考えについて、200語程度の簡単な文章を書くことができる。4

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000300100
基礎的能力0000000
専門的能力70000300100
分野横断的能力0000000