科学英語表現法Ⅱ

科目基礎情報

学校 呉工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 科学英語表現法Ⅱ
科目番号 0002 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 プロジェクトデザイン工学専攻 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 理科系のための実戦英語プレゼンテーション
担当教員 市﨑 一章

到達目標

1. 発表資料の作成方法と発表手法を習得
2. 国際学会での「質疑」および「応答」の手法の習得
3. 学習する語彙を習得
4. リスニング能力の向上
5. 明瞭な発音
6, 曖昧性の無い正確な作文とその口頭伝達

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1発表資料の作成方法と発表手法を習得発表資料の作成方法と発表手法を理解発表資料の作成方法と発表手法を理解不十分
評価項目2国際学会での「質疑」および「応答」の手法の習得 国際学会での「質疑」および「応答」の手法の理解 国際学会での「質疑」および「応答」の手法の理解不十分
評価項目3曖昧性の無い正確な作文とその口頭伝達ができる曖昧性の無い正確な作文とその口頭伝達法を理解した曖昧性の無い正確な作文とその口頭伝達ができない

学科の到達目標項目との関係

専攻科 (SA) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
科学技術に関する国際的な研究発表で、正確かつ的確にメッセージを伝えることを目的とする。具体的には発表資料の作成方法やプレゼン方法を理解し、それらの適切な発信方法を身に付ける。リスニングおよびスピーキング演習を行うが、それとは別に、eラーニング教材であるALC Net Academy2も利用して、TOEICのスコアアップも目指す。
授業の進め方・方法:
テキストおよびマルチメディア教材を用いた演習を基本とする。
注意点:
自分の研究に自信を持ち、まずは、文法は気にせず、とにかく大きな声で発話すること

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 概要説明、プレゼンの心構え プレゼンの心構え
2週 プレゼンの基礎 国際会議における発表の基本構成と時間配分、パワポのコツ
3週 プレゼンの実例と準備のコツ1 タイトル、概要、緒論・方法・結果・考察・結論
4週 プレゼンの実例と準備のコツ2 タイトル、概要、緒論・方法・結果・考察・結論
5週 プレゼンの実例と準備のコツ3 タイトル、概要、緒論・方法・結果・考察・結論
6週 プレゼン演習1 演習
7週 プレゼン演習2 演習
8週 質疑応答1    よくある質問とその答え方、質問の予想と回答の準備
4thQ
9週 質疑応答2    よくある質問とその答え方、質問の予想と回答の準備
10週 質疑応答演習1 演習
11週 国際会議の大原則1    研究所訪問時の英会話、email英語、国際電話英語
12週 国際会議の大原則2    研究所訪問時の英会話、email英語、国際電話英語
13週 国際会議の大原則3    研究所訪問時の英会話、email英語、国際電話英語
14週 期末試験
15週 答案返却・解答説明
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識中学で既習の1200語程度の語彙を定着させるとともに、2600語程度の語彙を新たに習得する。3
自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。3
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。5
英語運用能力の基礎固め平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。5後7
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。5
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。5
毎分120語程度の速度で物語文や説明文などを読み、その概要を把握できる。5
自分や身近なこと及び自分の専門に関する情報や考えについて、200語程度の簡単な文章を書くことができる。5

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000300100
基礎的能力0000000
専門的能力70000300100
分野横断的能力0000000