グローバル倫理

科目基礎情報

学校 呉工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 グローバル倫理
科目番号 0003 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 プロジェクトデザイン工学専攻 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 講義に際して資料を提供する
担当教員 藤本 義彦

到達目標

グローバル化に関連した知識を深めるとともに、議論するスキルや論理的思考力を高めることを目的とする。
1.グローバル化に伴い発生する課題を発見して理解を深める
2.グローバル化に伴う問題に対して議論を通じて、解決策をまとめることができるようになる
3.グローバル化に伴う問題に対する解決策を論理的に説明できるようになる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1発生する課題を発見して的確に理解する発生する課題を発見して理解する発生する課題を発見理解できない
評価項目2問題に対して議論を通じて、解決策を的確にまとめる問題に対して議論を通じて、解決策をまとめる問題に対して議論を通じて、解決策をまとめられない
評価項目3問題に対する解決策を論理的に的確に説明できる問題に対する解決策を論理的に説明できる問題に対する解決策を論理的に説明できにい

学科の到達目標項目との関係

専攻科 (SA) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
グローバル化と呼ばれる現象について理解を深めるとともに、グローバル化に伴って、どのような問題が生じているか、自ら発見し理解を深める。同時に、多くの問題、課題に対して、どのように対処したらいいのか、参加者同士の議論を通じて、解決策を考えていく。
授業の進め方・方法:
講義と討論を基本とする。討議した内容について、学生自らふりかえり、何をどのように学んだか、どのように成長したのか、きちん作成した記録を提出してもらい、それによって自学自習について確認する。
注意点:
グローバル化に伴って生じているさまざまな課題について、発見し、解決策について議論することを、繰り返すことによって、課題発見の方法、議論のスキル、論理的思考力などを習得したいと考えています。最初は慣れないかもしれませんが、最終的にさまざまな能力を向上させることができるようになると確信しています。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 グローバル化と国際化 グローバル化についてイメージを高める
2週
国家の変容とナショナリズム
グローバル化についてイメージを高める
3週 グローバル化とメディア メディアによって、ナショナリズムのイメージが作られているか検証
4週 グローバル化と開発援助 開発援助の実際に即して、模擬討論を実施する
5週 グローバル化と開発援助 開発援助の実際に即して、模擬討論を実施する
6週 グローバル化と地球環境 地球環境問題について模擬討論を実施する
7週 グローバル化と地球環境 地球環境問題について模擬討論を実施する
8週 グローバル化と文化 文化の伝播を通じて、グローバル化現象に迫る
4thQ
9週 グローバル化と文化 文化の伝播を通じて、グローバル化現象に迫る
10週 グローバル化と戦争 戦争とテロリズムの現在を踏まえて、平和の実現について議論す
11週 グローバル化とテロリズム 戦争とテロリズムの現在を踏まえて、平和の実現について議論す
12週 グロ ーバル化と平和 戦争とテロリズムの現在を踏まえて、平和の実現について議論す
13週 グローバル化とテクノロジー グローバル化に伴うテクノロジーの発展、移転について議論する
14週 グローバル化とテクノロジー グローバル化に伴うテクノロジーの発展、移転について議論する
15週 期末試験 グローバル化現象について知識を増やすとともに理解を深める
16週 答案返却・解答解説 グローバル化現象について知識を増やすとともに理解を深める

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会地歴産業活動(農牧業、水産業、鉱工業、商業・サービス業等)などの人間活動の歴史的発展過程または現在の地域的特性、産業などの発展が社会に及ぼした影響について理解できる。3後3,後5
人間活動と自然環境との関わりや、産業の発展が自然環境に及ぼした影響について、地理的または歴史的観観点から理解できる。3後7,後9
社会や自然環境に調和した産業発展に向けた現在までの取り組みについて理解できる。3後12
日本を含む世界の様々な生活文化、民族・宗教などの文化的諸事象について、歴史的または地理的観点から理解できる。3
国家間や国家内で見られる、いわゆる民族問題など、文化的相違に起因する諸問題について、地理的または歴史的観点から理解できる。3
文化の多様性を認識し、互いの文化を尊重することの大切さを理解できる。3
公民哲学者の思想に触れ、人間とはどのような存在と考えられてきたかについて理解できる。3
諸思想や諸宗教において、自分が人としていかに生きるべきと考えられてきたかについて理解できる。3
諸思想や諸宗教において、好ましい社会と人間のかかわり方についてどのように考えられてきたかを理解できる。3
民主政治の基本的原理、日本国憲法の成り立ちやその特性について理解できる。3
資本主義経済の特質や財政・金融などの機能、経済面での政府の役割について理解できる。3
現代社会の政治的・経済的諸課題、および公正な社会の実現に向けた現在までの取り組みについて理解できる。3
地歴・公民現代科学の考え方や科学技術の特質、科学技術が社会や自然環境に与える影響について理解できる。3
社会や自然環境に調和し、人類にとって必要な科学技術のあり方についての様々な考え方について理解できる。3
今日の国際的な政治・経済の仕組みや、国家間の結びつきの現状とそのさまざまな背景について理解できる。3
環境問題、資源・エネルギー問題、南北問題、人口・食糧問題といった地球的諸課題とその背景について理解できる。3
国際平和・国際協力の推進、地球的諸課題の解決に向けた現在までの取り組みついて理解できる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合60000400100
基礎的能力2000020040
専門的能力4000020060
分野横断的能力0000000