Course Objectives
グローバルな課題についての知識を深め、それぞれの課題に対し、倫理的に判断出来るようになる
1.グローバル社会で発生している諸問題を理解し、説明することができる
2.グローバルな課題に対し、倫理的な解決策を提示出来る
3.グローバルな課題に対する自らの意見をまとめ、伝えることが出来る
Rubric
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | グローバル社会で発生している諸問題を的確に理解し、説明することができる | グローバル社会で発生している諸問題を理解し、説明することができる | グローバル社会で発生している諸問題を理解し説明することができない |
評価項目2 | グローバルな課題に対し、倫理的に的確な解決策を提示出来る | グローバルな課題に対し、倫理的な解決策を提示出来る | グローバルな課題に対し、倫理的な解決策を提示出来ない |
評価項目3 | グローバルな課題に対する自らの意見を的確にまとめ、伝えることが出来る | グローバルな課題に対する自らの意見をまとめ、伝えることが出来る | グローバルな課題に対する自らの意見をまとめ、伝えることが出来ない |
Assigned Department Objectives
学習・教育到達度目標 専攻科の学習・教育目標 (SA)
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JABEE 環境都市(B)
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Teaching Method
Outline:
グローバル化が進む現代において、人や物、情報がグローバルに移動するようになり、私たちの暮らす世界は多様な言語・価値観・文化的背景を持った人々が共存する社会へと変化し、様々なグローバルイシュー(地球規模の課題)に直面している。それらに伴い、倫理の基準もグローバルに変化してきている。ものづくりの世界においても自然環境や社会的影響を考えないと受け入れられない時代になり、技術者も国際社会の変化を常に意識し、対応していく必要に迫られている。そこで、グローバルな課題について深く理解し、技術者としてそれらに配慮した倫理的判断を常に意識し実行することが出来る、ものづくりを通じて持続可能な社会の構築に貢献する人材の育成を目的とする。
Style:
講義とディスカッションを基本とする。この科目は学修単位科目のため、事前・事後学習として講義やディスカッションの内容について、学生自らが考えたこと、この授業を受講する前と後の考えの変化などをレポートにして提出してもらいます。
Notice:
積極的に講義に参加し、学んでください。
Characteristics of Class / Division in Learning
Course Plan
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Theme |
Goals |
2nd Semester |
3rd Quarter |
1st |
イントロダクション:なぜグローバル倫理を学ぶのか? |
グローバル倫理を学ぶ意味を理解し説明することができる
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2nd |
SDGs未来都市を考える |
呉市をSDGs未来都市にするためには、どうすればよいか、異分野の人と協力しながら考え、提案することができる
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3rd |
地球温暖化とパリ協定(1) |
地球温暖化をめぐる世界の情勢について、理解し、説明することが出来る
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4th |
地球温暖化とパリ協定(2) |
地球温暖化の現状とその影響について理解し、パリ協定に対する世界の動向について理解し、説明することができる
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5th |
エネルギーと地下資源 |
世界のエネルギーや地下資源を巡る状況を理解し説明することができる
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6th |
生物多様性とABS |
生物多様性の重要性を理解し、ものづくりにおける原料調達において、それを脅かさないようにする必要があることを理解し説明することができる
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7th |
水資源とその利用(1) |
水資源を巡る世界の状況を理解し説明することができる
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8th |
水資源とその利用(2) |
水の利用仕方についてグローバルな視点で考えることができる
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4th Quarter |
9th |
廃棄物と循環型社会(1) |
世界で起きている海洋プラスチックごみや食品ロスを含めた廃棄物問題が環境や経済に及ぼす影響を理解し、説明することができる
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10th |
廃棄物と循環型社会(2) |
廃棄物の適切な処理に加え、廃棄物を出さない仕組み(循環型社会)の構築について考えることができる
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11th |
持続可能な社会の構築(1) |
世界の生産・取引の現場で起きている事象を理解し、持続可能な社会システムについて考えることができる
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12th |
持続可能な社会の構築(2) |
持続可能な生産・取引を行うことの意味やそれらを認証する制度について理解し説明することができる
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13th |
国際理解と平和(1) |
グローバル化社会においては、多様なバックグラウンドを持っている人と共生していることを理解し説明することができる
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14th |
国際理解と平和(2) |
生産者も消費者も多様なバックグラウンドを持っていることを意識した、製造活動を行うことについて考察することができる
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15th |
グローバル化社会における技術者の役割 |
グローバル社会における技術者の役割について考え意見を述べることができる
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16th |
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Evaluation Method and Weight (%)
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | Total |
Subtotal | 0 | 60 | 0 | 0 | 40 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 30 | 0 | 0 | 20 | 0 | 50 |
専門的能力 | 0 | 10 | 0 | 0 | 10 | 0 | 20 |
分野横断的能力 | 0 | 20 | 0 | 0 | 10 | 0 | 30 |