高度専門特別講義Ⅰ（弾性設計学）

1．三次元弾性の基礎的な問題が計算できること．
2．有限要素法による基礎的な構造解析ができること．

学習・教育到達度目標専攻科の学習・教育目標 (SC) 説明

概要:

本科で学習した材料力学Ⅰおよび材料力学Ⅱの基礎的知識を必要とする科目．また，一歩進んだ材料強度設計法を学習する科目．
弾性論を中心に授業を行い，二次元及び三次元弾性の基礎方程式に関する講義を行う．また，有限要素法を使用して，基礎的な構造解析を行う．
本授業は，就職に関連する．

授業の進め方・方法:

講義と補助的に演習を行う．
また，この科目は学修単位科目のため，事前・事後学習としてレポート・課題等を実施する．
※新型コロナウイルスの影響により，オンラインにて授業を実施することがあります．

注意点:

事象に関連する問題点を自分自身で探し，理解を広めるよう広範囲の学習をすること．
質問がある場合には，放課後やオフィスアワーを利用して積極的に質問に来ること．

アクティブラーニング	ICT 利用	遠隔授業対応	実務経験のある教員による授業

分類		分野	学習内容	学習内容の到達目標	到達レベル
専門的能力	分野別の専門工学	機械系分野	力学	荷重が作用した時の材料の変形を説明できる。	5
				応力とひずみを説明できる。	5
				フックの法則を理解し、弾性係数を説明できる。	5
				多軸応力の意味を説明できる。	5
				二軸応力について、任意の斜面上に作用する応力、主応力と主せん断応力をモールの応力円を用いて計算できる。	5
				部材が引張や圧縮を受ける場合のひずみエネルギーを計算できる。	5
				部材が曲げやねじりを受ける場合のひずみエネルギーを計算できる。	5