高度専門特別講義Ⅱ(人間温熱生理)

Course Information

College Kure College Year 2018
Course Title 高度専門特別講義Ⅱ(人間温熱生理)
Course Code 0026 Course Category Specialized / Compulsory
Class Format Lecture Credits Academic Credit: 2
Department Advanced Course, Project Design Engineering Student Grade Adv. 2nd
Term First Semester Classes per Week 2
Textbook and/or Teaching Materials
Instructor Yamato Yoshiaki

Course Objectives

人間の体に備わっている体温調節機構について学び,さらに,人間にとって健康的で快適な建築・都市空間の温熱環境の設計・計画に必要な基礎的知識を習得する

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1人間と温熱環境との心理的・生理的な関わりについて適切に説明できる人間と温熱環境との心理的・生理的な関わりについて説明できる人間と温熱環境との心理的・生理的な関わりについて説明できない
評価項目2室内温熱環境の評価に関する実験手法について適切に説明できる室内温熱環境の評価に関する実験手法について説明できる室内温熱環境の評価に関する実験手法について説明できない
評価項目3

Assigned Department Objectives

学習・教育到達度目標 専攻科の学習・教育目標 (SC) See Hide

Teaching Method

Outline:
多くの時間を建築・都市空間で生活する人間にとって,建築・都市空間の温熱環境はアメニティ向上,さらには生命維持のために重要な要素である.本科目では,人間の体に備わっている体温調節機構について学び,さらに,人間にとって健康的で快適な建築・都市空間の温熱環境の設計・計画に必要な基礎的知識を習得することを目的とする.授業では人間の体温調節機構などについての論文講読と,温熱環境改善のために導入された技術・計画の実例についての文献講読を行う.取り上げる論文・文献には日本語のほかに英語も含まれる.本科目は,建設業界,特に設計・計画分野におけるキャリアアップに役立つ知的探究心を芽生えさせることも目的のひとつとする.
Style:
講義および論文の輪読を基本とする,適宜輪読する文献に関するレポート課題を課す.
Notice:

Course Plan

Theme Goals
1st Semester
1st Quarter
1st 人間温熱生理の概要 温熱環境要因について説明できる
2nd 人間と温熱生理1 体温の恒常性について説明できる
3rd 人間と温熱生理2 体内からの放熱経路とその量について説明できる
4th 人間と温熱生理3 代謝機能,体温調節機能について説明できる
5th 人間と温熱生理4 代謝機能,自律性体温調節機能の個人差について説明できる.
6th 日本人の暑さ・寒さの感覚 行動性体温調節機能について説明できる
7th 日本人の暑さ・寒さの感覚 日本人独特の暑さ,寒さへの感覚について説明できる
8th 中間問題演習
2nd Quarter
9th 快適とは1 快適条件,「快」と「適」について説明できる
10th 快適とは1 快適条件,「快」と「適」について説明できる
11th 温熱環境評価指標 PMV,ET*について説明できる
12th 不均一な温熱環境の評価指標 等価温度について説明できる
13th 2次元温冷感モデルについて1 温冷感を一次元で表すことの限界について説明できる
14th 2次元温冷感モデルについて1 2次元温冷感モデルについて説明できる
15th 期末試験
16th 答案返却,解凍説明

Evaluation Method and Weight (%)

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他Total
Subtotal70000300100
基礎的能力0000000
専門的能力70000300100
分野横断的能力0000000