高度専門特別講義Ⅱ(環境デザイン)

Course Information

College Kure College Year 2018
Course Title 高度専門特別講義Ⅱ(環境デザイン)
Course Code 0027 Course Category Specialized / Compulsory
Class Format Lecture Credits Academic Credit: 2
Department Advanced Course, Project Design Engineering Student Grade Adv. 2nd
Term First Semester Classes per Week 2
Textbook and/or Teaching Materials 課題プリント等
Instructor Mase Jitsuro

Course Objectives

1.エコ住宅や建物再生の基本的な知識が説明できること。
2.建築と自然環境との関係を具体例を挙げて説明できること。
3.建築とアートの関係を具体例を挙げて説明できること。
4.巨大都市や地球環境について具体例を挙げて説明できること。

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1エコ住宅や建物再生の基本的な知識が詳細に説明できるエコ住宅や建物再生の基本的な知識が説明できるエコ住宅や建物再生の基本的な知識が説明できない
評価項目2建築と自然環境との関係を具体例を挙げて詳細に説明できる建築と自然環境との関係を具体例を挙げて説明できる建築と自然環境との関係を具体例を挙げて説明できない
評価項目3建築とアートの関係を具体例を挙げて詳細に説明できる建築とアートの関係を具体例を挙げて説明できる建築とアートの関係を具体例を挙げて説明できない

Assigned Department Objectives

学習・教育到達度目標 専攻科の学習・教育目標 (SC) See Hide

Teaching Method

Outline:
本科目は、これまでに学習してきた建築に関する基礎的な専門知識を活かし、Passive and Low Energy Architectureを具体的な形として提案する知識と方法を習得し、エコ住宅における総合的な判断ができる能力を養う。事例紹介では、エコハウスの実例、建物再生方法の実例、建築とテクノロジーの関係(レンゾピアノ)、ドバイの都市計画、自然と取り入れた集合住宅(中村拓志)、都心の狭小住宅例(東孝光)などを扱う。これらの事例を熟考した上でエコ住宅の設計では、「北向き斜面の家」(三分一博志設計)の日射角度を分析し、夏季・冬季において適切な日射が得られる、屋根・壁の形態を探る。CGによるシミュレーションと模型による検討によって実施する。
Style:
具体的な事例を主に映像を使って説明する。それぞれの事例は授業の目的及び概要に挙げたように全体的にバランスよく紹介する。コードによるCGと模型によってエコハウスの設計上の課題を認識する。
Notice:
日頃から建築と環境、都市との関係を意識する。

Course Plan

Theme Goals
1st Semester
1st Quarter
1st 授業内容の概説
1.住宅とCO2の関係、
2.地球温暖化の問題
3.建物再生における構造体の扱い方
4.新しい建築を実現するテクノロジー
5.集合住宅の空間構成、自然との関わり合い
6.巨大都市建設の実状
7.POV-Rayによる日射計算
8.模型による建築全体の検討
2nd 事例紹介
3rd 事例紹介
4th 事例紹介
5th エコ住宅(3DCG用の太陽高度・方位の計算)
6th エコ住宅(PovRAYによる太陽光線、方位のとり方)
7th エコ住宅(PovRAYによる影の表現)
8th エコ住宅(夏至、冬至の太陽高度とひさしの関係)
2nd Quarter
9th エコ住宅(夏至、冬至の太陽高度とひさしの関係)
10th エコ住宅(PovRAYによる住宅のモデリング(基礎))
11th エコ住宅(PovRAYによる住宅のモデリング(方眼紙))
12th エコ住宅(PovRAYによる住宅のモデリング(日照を考慮))
13th エコ住宅(プレゼンボードの制作)
14th 発表・講評
15th 期末試験
16th 答案返却・解答説明

Evaluation Method and Weight (%)

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他Total
Subtotal70000300100
基礎的能力0000000
専門的能力70000300100
分野横断的能力0000000