環境人間工学

科目基礎情報

学校 呉工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 環境人間工学
科目番号 0034 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 プロジェクトデザイン工学専攻 対象学年 専2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 大和 義昭

到達目標

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1各種物理環境要因に対する人間の感覚器の機構が適切に説明できる各種物理環境要因に対する人間の感覚器の機構が説明できる各種物理環境要因に対する人間の感覚器の機構が説明できない
評価項目2各種物理環境要因に対する人間の心理反応の特徴が適切美説明できる各種物理環境要因に対する人間の心理反応の特徴が説明できる各種物理環境要因に対する人間の心理反応の特徴が説明できない
評価項目3建築・都市空間における人間の身体的特徴に基づく安全性・健康性・快適性に関する技術・工夫を適切に説明できる建築・都市空間における人間の身体的特徴に基づく安全性・健康性・快適性に関する技術・工夫を説明できる建築・都市空間における人間の身体的特徴に基づく安全性・健康性・快適性に関する技術・工夫を説明できない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 専攻科の学習・教育目標 (SC) 説明 閉じる
JABEE 環境都市(D) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
建築および都市は,人間の生活環境の基盤をなしている.安全で健康,快適な生活環境を計画するには,人間と様々な物理的環境との関係を理解する必要がある.本科目では人間工学の観点から,音,熱,空気等の物理的環境要因と人間の生理・心理的な関係についての基本的な知識を身に付けることを目的とする.本科目は,建設業界,特に設計・計画分野におけるキャリアアップに役立つ知的探究心を芽生えさせることも目的のひとつとする.
授業の進め方・方法:
講義を基本とするが,後半に環境都市系学生1名と建築系学生1名によるグループでのプレゼンテーションを行う.プレゼンテーションの内容は,人間と各種環境要因との関係を都市・建築空間において実例の調査,問題点の抽出,改善方法の提案などである.また,適宜演習課題を課す.
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 環境人間工学の概要 環境要因と人間の感覚器 環境要因の種類・概要とそれに対応する人間の感覚器についてせつめいできる
2週 人間の目の構造1 人間の目の構造について説明できる
3週 人間の目の構造1/人間の視覚の特徴 人間の目の構造について説明できる.人間の視覚特性について説明できる
4週 プレゼンテーション課題説明 プレゼン課題のデモ
5週 人間の視覚の特徴 人間の視覚特性について説明できる
6週 色環境の評価方法について 色環境の評価方法について説明できる
7週 光環境の評価方法について 光環境の評価方法について説明できる
8週 中間問題演習
4thQ
9週 人間の耳の構造1 人間の耳の構造について説明できる
10週 人間の耳の構造2 人間の耳の構造について説明できる
11週 人間と聴覚の特徴1 人間と聴覚の特徴について説明できる
12週 音環境の評価方法について 音環境の評価方法について説明できる
13週 プレゼンテーション課題発表1
14週 プレゼンテーション課題発表2
15週 期末試験
16週 答案返却・解答説明

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合701500150100
基礎的能力0000000
専門的能力701500150100
分野横断的能力0000000