到達目標
実践的にテキストの問題を解き進めながら、書く技術・話す技術を体得することで、社会で必要なコミュニケーション能力、ひいては日本語の表現力を体験的に身につけることを目的とする。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 漢字・敬語の能力が研究者レベルに達していること。 | 漢字・敬語の能力が通常の社会人レベルに達していること。 | 漢字・敬語の能力が通常の社会人レベルに達していないとみなされること。 |
評価項目2 | 手紙の書き方、スピーチのルール等を高度に体得していること。 | 手紙の書き方、スピーチのルール等を社会常識程度に体得していること。 | 手紙の書き方、スピーチのルール等を社会常識程度に体得できていないこと。 |
評価項目3 | プレゼンテーション力が研究者レベルにまで向上していること。 | プレゼンテーション力が通常の社会人レベルにまで向上していること。 | プレゼンテーション力が通常の社会人レベルにまで満たされていないままでいること。 |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 専攻科の学習・教育目標 (SA)
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JABEE 環境都市(C)
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教育方法等
概要:
日本語で適切なコミュニケーションが出来ることは、全ての力の基本となるものであり、自己の内面を見つめ、他者との意思疎通をはかり、理解することは、人生の諸問題を解決するために必須となります。本講義は、その基本的言語能力を身につけることを目標とした科目です。
授業の進め方・方法:
テキストの各章の設問を毎回宿題とし、授業で確認した上で解答する。(1単位当たり、講義科目では30時間、演習科目では15時間の自学自習が必要です。)定期試験7割+演習(宿題)3割 6割以上を合格とする。
注意点:
授業態度を重視する。態度不良者は:その都度減点対象とし、単位不認定に至ることがある。教科書を毎回持参して、積極的に授業に参加すること。配布する講義資料用に、各自クリアファイルを所持しておくこと。授業中はくれぐれも真摯な姿勢で、意欲的に受講すること。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス、漢字の表記 |
故事成語の学習、 総合漢字テスト実施
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2週 |
誤用文・推敲の方法 |
漢字の表記(同音異義語など)、副詞の呼応、修飾句、主述の関係
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3週 |
原稿用紙の用法、修辞法 |
原稿用紙の使い方、慣用句など
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4週 |
さまざまな熟語 |
類義語、対義語、四字熟語
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5週 |
敬語の種類 |
敬語の種類、敬語の基本的な考え方
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6週 |
ビジネス社会における敬語 |
敬語の誤用表現の訂正、電話、接客応対での敬語等
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7週 |
手紙とはがき |
手紙の書き方、その構成要素
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8週 |
中間試験 |
書簡文(恩師に宛てた近況報告)
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2ndQ |
9週 |
討論会(1) |
「幸福」とは、「安楽死」の是非等、いわゆるアポリアについて班毎に発表・討議する。
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10週 |
討論会(2) |
「男女の友情」は成立するか、「死刑」の是非等、いわゆるアポリアについて班毎に発表・討議する。
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11週 |
討論会(3) |
「正常」と「異常」の境界・死刑制度の是非等、いわゆるアポリアについて班毎に発表・討議する。
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12週 |
ビジネス文書 |
案内状の作成、敬語の問題演習
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13週 |
就職活動と書類 |
履歴書とエントリーシートの執筆作成
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14週 |
レポート・論文作成の手順 |
レポート・論文作成の準備(発想・調査・構成)
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15週 |
期末試験 |
小論文
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16週 |
答案返却・解答説明 |
答案返却後、人の心を動かすことについての意見文を作成して提出
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 5 | 5 | 10 | 10 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 70 | 5 | 5 | 10 | 10 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |