到達目標
1.自主的に実験等を計画・遂行し、得られた結果を解析して工学的に考察できること
2.研究成果を論理的に論文にまとめ、期限内に提出することができること
3.研究内容に関する口頭発表や討議ができること
評価方法:
・指導教員の評価50点 = 研究への取り組み10点 + 理解度10点 + 創造性10点 + 達成度10点 + 倫理性10点
・論文集の評価30点 = 構成10点 + 文章力10点 + 図表のまとめ方10点(指導教員以外の教員2名が10点満点で評価)
・プレゼンテーションの評価20点 = 発表内容10点 + 質疑応答10点 (専攻科に関わる複数教員が10点満点で評価)
・総合評価100点 = 指導教員の評価50点 + 論文集の評価30点 + プレゼンテーションの評価20点
評価基準:
本研究について、専攻科在学中に学会・協会の講演会における発表経験を有し、設定した目標を60%以上達成していれば可、70%以上で良、80%以上であれば優とする。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 自主的に実験等を計画・遂行し、得られた結果を適切に解析して工学的に意味のある考察ができる。 | 研究を遂行し、得られた結果をある程度工学的に考察することができる。 | 実験等を計画的に実施することができない。または考察ができない。 |
評価項目2 | 研究成果を論理的な文章で論文としてまとめることができる。 | 執筆要領に沿った形式の論文を作成し,ほぼ論理的に論文をまとめている。 | 執筆要領に沿った形式の論文を作成できない。または期限内に提出できない。 |
評価項目3 | 研究内容に関して優れた口頭発表を行い,適切に討議ができる。 | 研究内容に関して内容が伝わるように口頭発表を行い,ある程度討議ができる。 | 研究内容に関する発表ができない。 |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 専攻科の学習・教育目標 (SC)
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JABEE 環境都市(G)
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教育方法等
概要:
本科における卒業研究と応用研究の経験を基礎として、さらにレベルの高い個別分野を指導教員の下で、専門知識の総合化と深化を図り、課題解決に向けて広い視野から理論的、実践的に考究する能力と独創性を育成する。学会・協会の講演会で発表することを推奨し,学会誌等で公表することをめざす。この特別研究によって、現在までに学修した総まとめを行う。
授業の進め方・方法:
指導教員の下で研究を行う。
この科目は学修単位科目のため,事前・事後学習として特別研究論文の執筆及び発表資料の作成が必要です.
[新型コロナウイルスの影響により,授業内容を一部変更する可能性があります.]
【テーマ一覧】
[機械工学分野]
・医用福祉工学に関する研究(岩本 英久)
・工業装置内部や設備まわりの流れ・熱・物質等の移動現象に関する研究(髙田 一貴)
・金属材料の塑性加工に関する研究(水村 正昭)
・機能性物質材料科学(田中 慎一)
・半導体集積回路のテストおよび高信頼システム設計に関する研究(吉川 祐樹)
・流体応用機器の開発および制御に関する研究(山田 祐士)
・流体工学(風車設計製作,水上ロボット設計製作,熱流動解析)に関する研究(野村 高広)
・上昇流内を飛行する低速度模型飛行機の設計(上寺 哲也・野波 諒太(補))
・伝動装置の負荷性能向上に関する研究(中迫 正一・國安 美子(補))
[電気情報工学分野]
・電磁波システムに関する研究(黒木 太司・江口 正徳・氷室 貴大)
・計測・制御・エレクトロニクスに関する研究(藤井 敏則・平野 旭・横沼 実雄(補))
・ソフトコンピューティング(井上 浩孝)
・電子精密計測(板東 能生)
・マニピュレータの省エネルギー化に関する研究(横瀬 義雄)
・物質科学(田中 慎一)
・計測,制御,シミュレーションに関する研究(服部 佑哉)
[環境都市工学分野]
・地盤工学と施工技術に関する研究(重松 尚久)
・鋼構造・コンクリート構造に関する研究(河村 進一・堀口 至・三村 陽一)
・水理学と水環境工学に関する研究(黒川 岳司・谷川 大輔・木村 善一郎・及川 栄作(補))
・都市交通計画,まちづくりに関する研究(神田 佑亮)
・オーバーツーリズムが及ぼす環境負担の評価-大久野島の持続可能な利用に向けて(小倉 亜紗美)
[建築学分野]
・都市計画・都市形成史(篠部 裕・岩城 考信)
・建築デザインおよび福祉計画に関する研究(間瀬 実郎)
・建築材料・建築構造(松野 一成・仁保 裕・三枝 玄希(補))
・建築計画,建築教育,住宅問題,地域計画に関する研究(下倉 玲子・安 箱敏)
・日本人の生活空間の温熱環境評価に関する研究(大和 義昭・河﨑 啓太(補))
注意点:
特別研究はその単位数からもわかるように重要な科目である。研究計画をきちんと立案し、意欲を持って取り組むことが重要である。疑問点、問題点は指導教員とよく相談すること。指導教員が不在時に行った部分は速やかに指導教員に報告すること。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
応用研究の復習 |
1年次の応用研究の成果を踏まえて研究課題を設定する
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2週 |
課題の検討と設定 |
論文検索や特許検索などを通じて研究課題に対する既往の研究成果や関連する分野の状況を把握する
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3週 |
課題の検討と設定 |
課題を認識する
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4週 |
研究手法・手段の検討 |
課題に対して研究方法・手段が適切であるかどうか検討する
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5週 |
研究手法・手段の検討 |
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6週 |
研究計画の策定 |
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7週 |
研究の実施 |
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8週 |
研究の実施 |
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2ndQ |
9週 |
研究の実施 |
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10週 |
研究の実施 |
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11週 |
研究の実施 |
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12週 |
結果・成果の検討と整理 |
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13週 |
結果・成果の検討と整理 |
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14週 |
学位授与機構提出用レポートの作成 |
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15週 |
学位授与機構提出用レポートの作成 |
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
研究の実施 |
計画に従って研究を実施する
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2週 |
研究の実施 |
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3週 |
研究の実施 |
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4週 |
研究の実施 |
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5週 |
研究の実施 |
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6週 |
研究の実施 |
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7週 |
研究の実施 |
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8週 |
研究の実施 |
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4thQ |
9週 |
研究の実施 |
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10週 |
研究の実施 |
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11週 |
論文作成 |
研究成果をまとめ,特別研究論文執筆要項に準拠して論文を作成することができる
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12週 |
論文作成 |
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13週 |
特別研究発表会 |
特別研究発表会において効果的なプレゼンテーションを行うことができる
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14週 |
論文の修正 |
査読結果,発表会での指摘事項を踏まえて特別研究論文印刷用原稿を作成できる
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15週 |
論文の修正 |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
分野横断的能力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。 | 5 | 前4 |
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。 | 5 | 前6 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 20 | 0 | 0 | 80 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 | 0 | 30 |
分野横断的能力 | 0 | 20 | 0 | 0 | 50 | 0 | 70 |