高度専門特別講義Ⅰ(環境地盤力学)

Course Information

College Kure College Year 2018
Course Title 高度専門特別講義Ⅰ(環境地盤力学)
Course Code 0062 Course Category Specialized / Compulsory
Class Format Lecture Credits Academic Credit: 2
Department Advanced Course, Project Design Engineering Student Grade Adv. 1st
Term Second Semester Classes per Week 2
Textbook and/or Teaching Materials プリントを配布
Instructor Shigematsu Takahisa

Course Objectives

1.土の変形特性と強度特性を理解し,挙動を考察することができる。
2.土の構成式とその役割を理解し,説明することができる。
3.土の構成式で必要なパラメーターの決定方法を理解し,説明することができる。

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1土の変形特性と強度特性を理解し,挙動を適切に考察することができる。土の変形特性と強度特性を理解し,挙動を考察することができる。土の変形特性と強度特性を理解し,挙動を考察することができない。
評価項目2土の構成式とその役割を理解し,適切に説明することができる。土の構成式とその役割を理解し,説明することができる。土の構成式とその役割を理解し,説明することができない。
評価項目3土の構成式で必要なパラメーターの決定方法を理解し,適切に説明することができる。土の構成式で必要なパラメーターの決定方法を理解し,説明することができる。土の構成式で必要なパラメーターの決定方法を理解し,説明することができない。

Assigned Department Objectives

学習・教育到達度目標 専攻科の学習・教育目標 (SC) See Hide
JABEE 環境都市(F) See Hide

Teaching Method

Outline:
 地盤の性能設計を行うためには、地盤の変形解析および安定解析を行う必要がある。本講義では、土の力学特性を系統的に理解し、地盤の挙動解析を行うために必要な基礎的理論を習得する。
 また、進路や人間力向上に関連するトピックスを適宜、紹介する。
Style:
土の変形・強度特性、土・水連成場の支配方程式、土の構成式(応力~ひずみ関係式)、パラメータの決定方法について講義を行うとともに、解析事例の調査を行う。
Notice:
 地盤に関連した構造物の設計や地盤環境の評価を行う際には、地盤の変形量や応力状態、浸透水量や含水量分布などを定量的に求めて評価する性能設計が取り入れられている。建設技術者として、土の特性を理解して適切なモデル化を行い、最適な方法で解析・評価を行う技術を習得しておくことは重要である。

Course Plan

Theme Goals
2nd Semester
3rd Quarter
1st 土の変形挙動 粘性土の変形特性
2nd 土の変形挙動 粘性土の変形特性
3rd 土の変形挙動 砂質土の変形特性
4th 土の変形挙動 砂質土の変形特性
5th 土と水の場の方程式 連続体の概念
6th 土と水の場の方程式 場の方程式
7th 土と水の場の方程式 場の方程式
8th 土の構成式とその役割 構成式の概念
4th Quarter
9th 土の構成式とその役割 弾性体の構成式
10th 土の構成式とその役割 弾塑性体の構成式
11th 土の構成式とその役割 Cam-Clayモデル
12th 土の構成式とその役割 Cam-Clayモデル
13th パラメーターの決定 パラメータの役割り
14th パラメーターの決定 パラメータの同定法
15th 期末試験
16th 解析事例 解析結果と実挙動の比較

Evaluation Method and Weight (%)

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他Total
Subtotal80000200100
基礎的能力0000000
専門的能力80000200100
分野横断的能力0000000