高度専門特別講義Ⅱ(建設材料論)

科目基礎情報

学校 呉工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 高度専門特別講義Ⅱ(建設材料論)
科目番号 0063 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 プロジェクトデザイン工学専攻 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 プリントを配布
担当教員 堀口 至

到達目標

1.セメント産業に関する環境問題に対しての取組みについて説明できること
2.環境に優しいポーラスコンクリートの特徴について説明できること
3.資料収集、パワーポイント作成、質疑応答などのプレゼンの基本的能力を習得すること

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1セメント産業に関する環境問題に対しての取組みについて適切に説明できるセメント産業に関する環境問題に対しての取組みについて説明できるセメント産業に関する環境問題に対しての取組みについて説明できない
評価項目2環境に優しいポーラスコンクリートの特徴について適切に説明できる環境に優しいポーラスコンクリートの特徴について説明できる環境に優しいポーラスコンクリートの特徴について説明できない
評価項目3資料収集、パワーポイント作成、質疑応答などのプレゼンの基本的能力を習得し、活用できる資料収集、パワーポイント作成、質疑応答などのプレゼンの基本的能力を習得できる資料収集、パワーポイント作成、質疑応答などのプレゼンの基本的能力を習得できない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 専攻科の学習・教育目標 (SC) 説明 閉じる
JABEE 環境都市(F) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
公共性が重視される構造物を構築する上で、建設材料に関する十分な知識は欠くことのできない。また一方で、地球環境問題への取り組みが重要視される中、環境負荷の高い建設材料を使用し続けることは許されない。ここでは、建設材料の中で使用頻度が高いコンクリート材料を取り上げ、環境と関連付けて学習を行う。前半はセメント産業に関する環境問題に対しての取組みと環境に優しいポーラスコンクリートについて講義を行い、後半は学会誌「コンクリート工学」から興味ある記事を選択し、その記事についてプレゼンを行う。コンクリートと関連した本授業は就職および進学の両方に関連する。
授業の進め方・方法:
講義を基本とし、適宜課題レポートを課す
注意点:
本科での学習事項を覚えていないと講義内容が理解できないため、復習をしておくこと。講義への出席率は100%を原則とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 概説
2週 セメント産業の取り組み セメント産業に関する環境問題に対しての取組みについて説明できる
3週 セメント産業の取り組み 同上
4週 セメント産業の取り組み 同上
5週 環境に優しいポーラスコンクリート 環境に優しいポーラスコンクリートの特徴について説明できる
6週 環境に優しいポーラスコンクリート 同上
7週 環境に優しいポーラスコンクリート 同上
8週 中間試験
2ndQ
9週 発表演習 資料収集、パワーポイント作成、質疑応答などのプレゼンの基本的能力を習得できる
10週 発表演習 同上
11週 発表演習 同上
12週 発表演習 同上
13週 発表演習 同上
14週 発表演習 同上
15週 発表演習 同上
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合404000200100
基礎的能力0000000
専門的能力404000200100
分野横断的能力0000000