概要:
バイオメトリクス(生物測定学)は、近年の情報漏洩に対する有効策と捉えられている「生体認証技術」に留まらず、多様な生物のデータから植物生産や環境保全に有用な情報を読み取るための重要な学問である。本科で学習してきた「信号処理」を基礎として、あら季節にたに多変量解析手法などを学びつつ、演習を踏まえて実践的に基礎技術を習得する。【H29年度は開講しない】
授業の進め方・方法:
講義および授業中の演習を基本とする。この科目は学習単位科目のため、最新の情報処理技術とその活用に関する事前調査課題、および、事後学習として信号処理法に関する自学自習課題を課す。その内容の発表とディスカッションにより、習熟度を確認する。
注意点:
講義のみならず、授業中の課題演習およびプレゼンテーション課題も課す予定である。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 電気・電子系分野 | 情報 | 基本的なアルゴリズムを理解し、図式表現できる。 | 4 | |
プログラミング言語を用いて基本的なプログラミングができる。 | 4 | |
整数、小数を2進数、10進数、16進数で表現できる。 | 4 | |
基数が異なる数の間で相互に変換できる。 | 4 | |
基本的な論理演算を行うことができる。 | 4 | |
基本的な論理演算を組み合わせて任意の論理関数を論理式として表現できる。 | 4 | |
MIL記号またはJIS記号を使って図示された組み合わせ論理回路を論理式で表現できる。 | 4 | |
論理式から真理値表を作ることができる。 | 4 | |
論理式をMIL記号またはJIS記号を使って図示できる。 | 4 | |
電気回路 | 瞬時値を用いて、簡単な交流回路の計算ができる。 | 4 | |
フェーザを用いて、簡単な交流回路の計算ができる。 | 4 | |
インピーダンスとアドミタンスを説明し、これらを計算できる。 | 4 | |
正弦波交流の複素表示を説明し、これを交流回路の計算に用いることができる。 | 4 | |
重ねの理を説明し、直流回路の計算に用いることができる。 | 4 | |
網目電流法や節点電位法を用いて交流回路の計算ができる。 | 4 | |
重ねの理やテブナンの定理等を説明し、これらを交流回路の計算に用いることができる。 | 4 | |
電磁気 | 電流が作る磁界をビオ・サバールの法則およびアンペールの法則を用いて説明でき、簡単な磁界の計算に用いることができる。 | 4 | |
電流に作用する力やローレンツ力を説明できる。 | 4 | |
自己誘導と相互誘導を説明でき、自己インダクタンス及び相互インダクタンスに関する計算ができる。 | 4 | |
磁気エネルギーを説明できる。 | 4 | |
電子回路 | 反転増幅器や非反転増幅器等の回路を説明できる。 | 4 | |
電力 | 高調波障害について理解している。 | 4 | |
計測 | オシロスコープを用いた波形観測(振幅、周期、周波数)の方法を説明できる。 | 4 | |