高度専門特別講義Ⅱ(建設材料論)

科目基礎情報

学校 呉工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 高度専門特別講義Ⅱ(建設材料論)
科目番号 0200 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 プロジェクトデザイン工学専攻 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 プリントを配布
担当教員 堀口 至

到達目標

1.セメントの製造方法、水和反応など基本的な事項について説明できること
2.セメント産業に関する環境問題に対しての取組みについて説明できること
3.環境に優しいポーラスコンクリートの特徴について説明できること

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1セメントの製造方法、水和反応など基本的な事項について適切に説明できるセメントの製造方法、水和反応など基本的な事項について説明できるセメントの製造方法、水和反応など基本的な事項について説明できない
評価項目2セメント産業に関する環境問題に対しての取組みについて適切に説明できるセメント産業に関する環境問題に対しての取組みについて説明できるセメント産業に関する環境問題に対しての取組みについて説明できない
評価項目3環境に優しいポーラスコンクリートの特徴について適切に説明できる環境に優しいポーラスコンクリートの特徴について説明できる環境に優しいポーラスコンクリートの特徴について説明できない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 専攻科の学習・教育目標 (SC) 説明 閉じる
JABEE 環境都市(F) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
公共性が重視される構造物を構築する上で、建設材料に関する十分な知識は欠くことのできない。また一方で、地球環境問題への取り組みが重要視される中、環境負荷の高い建設材料を使用し続けることは許されない。ここでは、建設材料の中で使用頻度が高いコンクリート材料を取り上げ、環境と関連付けて学習を行う。セメント産業に関する環境問題に対しての取組みと環境に優しいポーラスコンクリートについて講義を行う。コンクリートと関連した本授業は就職および進学の両方に関連する。
授業の進め方・方法:
・講義を基本とする。
・本科目は学修単位科目であるため,事前・事後の学習としてレポートを課す。
注意点:
本科での学習事項を覚えていないと講義内容が理解できないため、復習をしておくこと。講義への出席率は100%を原則とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 概説
2週 セメントの基本的事項 メントの製造方法、水和反応など基本的な事項について説明できる
3週 セメントの基本的事項 同上
4週 セメントの基本的事項 同上
5週 セメントの基本的事項 同上
6週 セメント産業の取り組み セメント産業に関する環境問題に対しての取組みについて説明できる
7週 セメント産業の取り組み 同上
8週 セメント産業の取り組み 同上
2ndQ
9週 セメント産業の取り組み 同上
10週 環境に優しいポーラスコンクリート 環境に優しいポーラスコンクリートの特徴について説明できる
11週 環境に優しいポーラスコンクリート 同上
12週 環境に優しいポーラスコンクリート 同上
13週 環境に優しいポーラスコンクリート 同上
14週 環境に優しいポーラスコンクリート 同上
15週 環境に優しいポーラスコンクリート 同上
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建設系分野材料セメントの物理的性質、化学的性質を説明できる。5前2,前3,前4
各種セメントの特徴、用途を説明できる。5前2,前3,前4

評価割合

レポート発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000200100
基礎的能力0000000
専門的能力80000200100
分野横断的能力0000000