Introduction of Mechanical Engineering

Course Information

College Tokuyama College Year 2018
Course Title Introduction of Mechanical Engineering
Course Code 0002 Course Category Specialized / Compulsory
Class Format Lecture Credits School Credit: 1
Department Department of Mechanical and Electrical Engineering Student Grade 1st
Term Second Semester Classes per Week 2
Textbook and/or Teaching Materials なし(プリント配布)
Instructor Ikeda Mitsumasa,Harima Takashi

Course Objectives

モーターサイクルの各構成部品で用いられる工学の基礎項目を理解し、高学年で受講する各授業への導入をスムーズにできるようにする。

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
機械工学で用いる工具を使いこなせることができる。機械工学で用いる工具を使いこなし、機械構造物の分解・組立を自分で行うことができる。機械工学で用いる工具を使うことができ、機械構造物の分解・組立を指示通り行うことができる。機械工学で用いる工具を使うことができず、機械構造物の分解・組立を指示通り行うことができない。
モーターサイクルのフレームシステムを通して材料力学の基本を理解することができる。モーターサイクルのフレームシステムの変遷を理解し、曲げ試験の実施を通して材料力学の基本を説明することができる。モーターサイクルのフレームシステムの変遷を理解し、曲げ試験の実施を通して材料力学の基本を支持された通り調べ理解することができる。モーターサイクルのフレームシステムの変遷を理解し、曲げ試験の実施を通して材料力学の基本を支持された通り調べ理解することができない。
モーターサイクルのブレーキシステムを通して、水力学の基本を理解することができる。モーターサイクルのブレーキシステムの構造を理解し、静圧試験の実施を通して水力学の基本を説明することができる。モーターサイクルのブレーキシステムの構造を理解し、静圧試験の実施を通して水力学の基本を指示された通り調べ理解することができる。モーターサイクルのブレーキシステムの構造を理解し、静圧試験の実施を通して水力学の基本を指示された通り調べ理解することができない。
モーターサイクルのエンジンシステムを通して、熱力学の基本を理解することができる。モーターサイクルのエンジンシステムの構造を理解し、ジュールの実験の実施を通して熱力学の基本を説明することができる。モーターサイクルのエンジンシステムの構造を理解し、ジュールの実験の実施を通して熱力学の基本を指示された通り調べ理解することができる。モーターサイクルのエンジンシステムの構造を理解し、ジュールの実験の実施を通して熱力学の基本を指示された通り調べ理解することができない。

Assigned Department Objectives

到達目標 A 1 See Hide

Teaching Method

Outline:
機械工学における各分野(材料力学、水力学、熱力学、機構学等)の要素を全て持つ機械構造物である、モーターサイクルに着目し、それぞれの分野の基礎項目を理解することを目的とする。必履修科目である。
Style:
2~3週で1分野の講義・体験実習を行う。座学が中心の分野もあれば、実験が中心の分野もある。各分野の題材は、モーターサイクルで使われている構成部品とする。各分野毎にレポートを課し、その完成度で評価する。
Notice:
各週の楽手内容に関連する課題を与えるので、家庭学習の一環で調査をしてもらう。これらの内容も評価の一つとする。

Course Plan

Theme Goals
2nd Semester
3rd Quarter
1st オリエンテーション
モーターサイクルと機械工学
授業のオリエンテーションを行い、モーターサイクルの構成部品について理解する。
2nd 測定機器、工具の使い方(1) 丸棒の寸法の測定を通して、ノギス、マイクロメーターの使い方を理解する。
3rd 測定機器、工具の使い方(2) タイヤのパンク修理等を通して、の工具の使い方を理解する。(レポート1)
4th フレーム(1) モーターサイクルのフレームの歴史と形状の変遷について理解し、模型モーターサイクルのフレームを用いてフレームの寸法を測定する。
5th フレーム(2) 同じ断面積を持つ中空丸棒と中実丸棒を用いてどちらの断面形状の方が強度が高いか調査する。
6th フレーム(3) 丸形断面形状と角形断面形状を持つ棒を用いてどちらの断面形状の方が強度が高いか調査する。
7th フレーム(4) フレーム形状、棒材の断面形状と強度の関係についてレポートにまとめる。(レポート2)
8th ブレーキ(1) モーターサイクルの油圧ディスクブレーキの構造とパスカルの原理について理解する。
4th Quarter
9th ブレーキ(2) モーターサイクルのブレーキシステムの分解・組立を行い、ブレーキシステムの構造を理解する。
10th ブレーキ(3) ブレーキレバー作動力とブレーキフルード圧力の測定実験。作動力と圧力の関係をグラフにする。
11th ブレーキ(4) 実験および計測結果からブレーキ制動トルクを計算し、油圧ディスクブレーキの動作原理をレポートにまとめる。(レポート3)
12th エンジン(1) エンジンの構造、動作原理について理解し、エンジンの熱効率について理解する。
13th エンジン(2) ミキサーを用いてジュールの実験を行い、熱エネルギーと機械仕事の関係を調査する。
14th エンジン(3) ジュールの実験に関するデータ整理を行い、熱エネルギーと機械仕事の関係を理解する。
15th エンジン(4) 得られたデータより、効率の概念を理解する。(レポート4)
16th まとめ 本講義を通じて得られた知識を確認する。

Evaluation Method and Weight (%)

測定機器,工具の使い方材料力学水力学熱力学Total
Subtotal25252525100
基礎的能力00000
専門的能力025252575
分野横断的能力2500025