到達目標
複合分野の基礎となる基本的素養を身につけるために,ものづくりにおける機械系分野の基本事項である材料力学と流体工学が盛り込まれている紙飛行機の製作を行うことで,探究的な学びを通して高学年で受講する各科目の基礎項目を理解できるようになる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
機械工学で用いる工具を使いこなせることができる。 | 機械工学で用いる工具を使いこなし、機械構造物の分解・組立を自分で行うことができる。 | 機械工学で用いる工具を使うことができ、機械構造物の分解・組立を指示通り行うことができる。 | 機械工学で用いる工具を使うことができず、機械構造物の分解・組立を指示通り行うことができない。 |
紙飛行機の製作を通じて材料力学と流体工学の基礎を理解することができる | 紙飛行機の製作を通じて材料力学および流体力学の基本を説明することができる。 | 紙飛行機の製作を通じて材料力学および流体力学の基本を支持された通り調べ理解することができる。 | 紙飛行機の製作を通じて材料力学および流体力学の基本を支持された通り調べ理解することができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
複合分野の基礎となる基本的素養を身につける第一段階として,簡単なモノづくりを通じて機械工学における各分野(材料力学、水力学)の基礎項目を理解することを目的とする。必履修科目である。
授業の進め方・方法:
座学が中心の分野もあれば、実験が中心の分野もある。各分野毎にレポートを課し、その完成度で評価する。
注意点:
各週の学習内容に関連する課題を事前事後の学習として行う。これらの成果物は成績評価に含まれる。
総合評価100%=測定機器,工具の使い方のレポート評価30%+紙飛行機の製作の製作物,レポート評価70%
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
オリエンテーション 長さを身につける |
授業のオリエンテーションを行い、その後長さの概略値を身につける.(レポート1)
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2週 |
重さを身につける |
重さの概略値を身につける.(レポート2)
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3週 |
時間を身につける |
時間の概略値を身につける.(レポート3)
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4週 |
紙飛行機の製作(1) |
折り紙紙飛行機を製作し,飛行時間を測定する.(レポート4)
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5週 |
紙飛行機の製作(2) |
紙飛行機の飛行時間を伸ばすために改良を行う.(レポート5)
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6週 |
紙飛行機の製作(3) |
ケント紙による紙飛行機を製作する.(レポート6)
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7週 |
紙飛行機の製作(4) |
ケント紙紙飛行機の飛行時間を測定する.(レポート7)
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8週 |
紙飛行機の製作(5) |
ケント紙紙飛行機の飛行時間を伸ばすために改良を行う.(レポート8)
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4thQ |
9週 |
紙飛行機の製作(6)
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ケント紙紙飛行機の飛行時間を測定する.(レポート9)
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10週 |
模型飛行機の製作(1)
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ケント紙で製作する模型型飛行機のデザインを考える.(レポート10)
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11週 |
模型飛行機の製作(2)
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模型飛行機を製作する.(レポート11)
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12週 |
模型飛行機の製作(3)
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模型飛行機の飛行時間を測定する.(レポート12)
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13週 |
模型飛行機の製作(4)
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模型飛行機の飛行時間を伸ばすために改良を行う.(レポート13)
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14週 |
模型飛行機の製作(5) |
模型飛行機の飛行時間を測定する.(レポート14)
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15週 |
模型飛行機の製作(6) |
模型飛行機の設計ポイント,改良点を共有する.(レポート15)
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16週 |
まとめ |
模型飛行機の飛行時間を長くするために必要な項目をまとめる.(レポート16)
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 長さ,重さ,時間の概略地の理解 | 紙飛行機の製作 | 模型飛行機の製作 | 合計 |
総合評価割合 | 30 | 35 | 35 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 0 | 35 | 35 | 70 |
分野横断的能力 | 30 | 0 | 0 | 30 |