概要:
これからメカトロニクスを学習していくためにはコンピュータはなくてはならないツールである.そこで,本講義では情報セキュリティ,ネットワークの基礎,各種ソフトウェア利用の概要を学ぶことでそれらの基礎知識を身につけることを目標とする.
授業の進め方・方法:
授業は演習を中心に行う.いろいろなアプリケーションの使い方を習得するために,実際にコンピュータを操作しながら授業を行うので,パソコンを持参すること.パソコン操作にあたり,タイピングができるようになること.メモを取りながら授業を受けること.毎回,授業内容に応じて課題を課す.
注意点:
【評価方法】
最終評価=授業毎の課題(70%)+タイピング(10%)+期末試験(20%)
【関連科目】
コンピュータを使用する全ての科目
本 科:創造演習 I (1年),プログラミング基礎(2年),創造製作I (2年),創造演習II (3年),創造製作II (4年),卒業研究 (5年)など
専攻科:応用研究(1年),特別研究(2年)など
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
オリエンテーション・情報セキュリティの基礎1 |
情報セキュリティの概念を理解し,安全なパスワードを設定できる
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2週 |
ネットワークの方式および情報セキュリティの基礎2 |
ネットワークの利用に伴う技術的脅威の種類と特長を知り,ネットワーク利用に関する各種設定ができる
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3週 |
ネットワークの方式および情報セキュリティの基礎3 |
ネットワークの利用に伴う技術的脅威の種類と特長を知り,ネットワーク利用に関する各種設定ができる
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4週 |
ネットワークの方式および情報セキュリティの基礎4 |
ネットワークの利用に伴う技術的脅威の種類と特長を知り,ネットワーク利用に関する各種設定ができる
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5週 |
ハードウェアの基礎 |
コンピュータ・入出力装置の概要を理解できる
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6週 |
オフィスツール1 |
オフィスソフトウェア(文書作成,表計算,プレゼンテーション)を使うことができる
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7週 |
オフィスツール2 |
オフィスソフトウェア(文書作成,表計算,プレゼンテーション)を使うことができる
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8週 |
オープンソースソフトウェア1 |
overleafを使って数式を含む文書作成およびoctaveを使ってグラフを作成できる
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2ndQ |
9週 |
オープンソースソフトウェア2 |
overleafを使って数式を含む文書作成およびoctaveを使ってグラフを作成できる
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10週 |
オープンソースソフトウェア3 |
overleafを使って数式を含む文書作成およびoctaveを使ってグラフを作成できる
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11週 |
データサイエンスの基礎1 |
適切な方法で意図したデータを収集することができる
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12週 |
データサイエンスの基礎2 |
適切な方法で意図したデータを収集することができる
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13週 |
データサイエンスの基礎3 |
収集したデータを統計的手法を使って適切に利用することができる
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14週 |
データサイエンスの基礎4 |
収集したデータを統計的手法を使って適切に利用することができる
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15週 |
まとめ |
1-14週での学習内容をもとに,振り返りを行う
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16週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 情報リテラシー | 情報リテラシー | 情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。 | 3 | 前1,前2,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15 |
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。 | 2 | 前1,前4,前5,前15 |
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。 | 3 | 前1,前2,前15 |
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。 | 3 | 前1,前2,前3,前10,前11,前15 |
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。 | 3 | 前1,前2,前3,前10,前11,前15 |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している | 3 | 前1,前2,前3,前15 |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。 | 3 | 前1,前2,前3,前15 |