創造演習Ⅰ

科目基礎情報

学校 徳山工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 創造演習Ⅰ
科目番号 0007 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械電気工学科 対象学年 1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 配布プリントなど
担当教員 三浦 靖一郎,藤本 浩

到達目標

書類作成に必要なアプリケーション・ソフトウェアの学習,特許に関する基礎的理解や特許情報プラットホームの活用を通して,特許になりそうなアイデアを簡単な資料にまとめ,口頭発表および相互評価をすることができる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
資料探索の方法電子端末や書籍などを活用して,必要な事項の大半を調べることができる.電子端末や書籍などを活用して,必要な事項をおおむね調べることができる.電子端末や書籍などを活用できず,必要な事項も調べることができない.
課題の発見と解答を生み出す発想情報収集や情報整理により,十分に課題の発見と解答を生み出す発想をすることができる.情報収集や情報整理により,おおむね課題の発見と解答を生み出す発想をすることができる.情報収集や情報整理により,課題の発見と解答を生み出す発想をすることができない.
資料作成および口頭発表電子端末を活用して資料作成や口頭発表が十分にできる.電子端末を活用して資料作成や口頭発表がおおむねできる.電子端末を活用できず,資料作成や口頭発表ができない.

学科の到達目標項目との関係

到達目標 C 2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
資源のない日本が経済的な力を維持していくには,新しい価値を生み出す創造的な人材育成が必要である.その様な人材を育てることを目標とした創造教育が,機械電気工学科で行われている.そのスタートラインが創造演習Iであり,学生が創造力を身につける1つの方法として、特許アイデア創出のプロセスを経験する.
授業の進め方・方法:
発表・報告書作成に必要なアプリケーション・ソフトウエアの基本的な使い方を学ぶ.特許出願に向けたプロセスを経験するため,特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)の活用を通して,自分自身で考えたアイデアとそれに関する類似特許調査行い,それらを発表する.また,創出されたアイデアについて相互評価する.
注意点:
作成した課題と発表を総合評価する.報告資料70%,発表30%の配分とする.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 創造演習I・ガイダンス1 創造演習Iの学習内容について理解する
2週 創造演習I・ガイダンス2 アプリケーション・ソフトウエアの導入ができる
3週 アプリケーション・ソフトウエア1 発表・報告書作成に必要なアプリケーション・ソフトウエアの基本操作ができる
4週 アプリケーション・ソフトウエア2 発表・報告書作成に必要なアプリケーション・ソフトウエアの基本操作ができる
5週 アプリケーション・ソフトウエア3 発表・報告書作成に必要なアプリケーション・ソフトウエアの基本操作ができる
6週 アプリケーション・ソフトウエア4 発表・報告書作成に必要なアプリケーション・ソフトウエアの基本操作ができる
7週 アプリケーション・ソフトウエア5 発表・報告書作成に必要なアプリケーション・ソフトウエアの基本操作ができる
8週 アプリケーション・ソフトウエア6 発表・報告書作成に必要なアプリケーション・ソフトウエアの基本操作ができる
4thQ
9週 特許アイデア創出1 既存特許の検索および特許アイデアを創出し、簡潔な資料にまとめることができる
10週 特許アイデア創出2 既存特許の検索および特許アイデアを創出し、簡潔な資料にまとめることができる
11週 特許アイデア創出3 既存特許の検索および特許アイデアを創出し、簡潔な資料にまとめることができる
12週 特許アイデア創出4 既存特許の検索および特許アイデアを創出し、簡潔な資料にまとめることができる
13週 特許アイデア創出5 既存特許の検索および特許アイデアを創出し、簡潔な資料にまとめることができる
14週 特許アイデア発表・相互評価1 特許アイデアについて発表することができる
15週 特許アイデア発表・相互評価2 特許アイデアについて発表することができる
16週 後期まとめ

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。2
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。2

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合03000700100
基礎的能力03000700100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000