本講座はコミュニケーション技能を高めるの基礎学習と位置づけられ,様々な話題に接することで異文化理解の素養を身につけることになる。英語を通じて,積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を育成するとともに,情報や考えなどを的確に理解したり適切に伝えたりする基礎的な能力を養う.
具体的な言語活動
ア 事物に関する紹介や対話などを聞いて,情報や考えなどを理解したり,概要や要点をとらえたりする.
イ 説明や物語などを読んで,情報や考えなどを理解したり,概要や要点をとらえたりする.また,聞き手に伝わるように音読する.
ウ 聞いたり読んだりしたこと,学んだことや経験したことに基づき,情報や考えなどについて,簡潔に書く.
概要:
本授業は英語のコミュニケーション能力を高めるためのもので,読解を中心に,リスニング,スピーキング,ライティングの基礎となる総合的な言語活動をおこなう。本講座は資格試験を取得するための基礎学習と位置づけられる。さらに,様々な話題に接することで異文化理解の素養を身につけることになる。
授業の進め方・方法:
授業では予習を前提に進め,テキストの概要,要点を表現できるように読解方略を活用した読み方を指導する。また,精読を通して正確な文パラグラフや文構造の理解を確認する。授業で指名して問やテキスト内容に関する設問に答えもらう。予習には辞書,参考書を大いに活用し,授業で用いるテキストを学習する。復習ではテキスト,ノートを参考に課題を完成させる。
注意点:
80%(4回の定期試験及び 100点満点に変換したGTECのスコアの平均点× 0.8)+課題の評価 10%、授業で活動評価 10%の合計 100%。資格取得をした場合などにはさらに加点をする(ただし合計点が 100点を超える場合は、100点とする)。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
Lesson 1 Omotenashi: The Spirit of Japan
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・外国からの旅行者が関心を持つ事柄を知る. ・「おもてなし」とはどのような精神なのか理解する. ・ほかの国々のおもてなしを理解する. ・本文の語(句)を用いた文を書いて発表する.
冠詞+(形容詞)+名詞 / to不定詞(名詞的用法) / 動名詞を理解し,聞いたり読んだり話したり
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2週 |
Lesson 1 Omotenashi: The Spirit of Japan
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[文型・文法事項] 主部と述部 / 「S+V」「S+V+C」「S+V+O」 / 現在・過去・未来を理解し,聞いたり読んだり話したりする.
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3週 |
Lesson 2 Why Is That So?
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なぜ時計が右回りなのかを理解する. ・なぜ女性の服のボタンは左側についているかを理解する. ・なぜ人は握手をするようになったのかを知る. ・本文の語(句)を用いた文を書いて発表する.
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4週 |
Lesson 2 Why Is That So?
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[文型・文法事項] 冠詞+(形容詞)+名詞 / to不定詞(名詞的用法) / 動名詞を理解し,聞いたり読んだり話したりする.
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5週 |
Lesson 3 The Bento Goes International
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日本の弁当について理解する. ・アメリカ人の昼食について知る. ・世界に広まりつつある弁当について知る. ・本文の語(句)を用いた文を書いて発表する.
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6週 |
Lesson 3 The Bento Goes International
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[文型・文法事項] 進行形 / 「S+V+O1+O2」 / 「S+V+O+C」 を理解し,聞いたり読んだり話したりする.
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7週 |
中間考査 |
授業で学習した内容から出題する
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8週 |
Lesson 4 Owen and Mzee: An Amazing Friendship
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[題材・内容] ・カバが岩礁に取り残された状況を理解する. ・カバが村人により保護された経緯を理解する. ・カバとカメの関係を理解する. ・本文の語(句)について自分の感想を書いて発表する.
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2ndQ |
9週 |
Lesson 4 Owen and Mzee:An Amazing Friendship
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[文型・文法事項] 現在完了形 / 「S+V+O(=that節)」 / 過去完了形を理解し,聞いたり読んだり話したりする.
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10週 |
Lesson 5 The Impossible Is Possible
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高野秀行氏がどのような人物かを知る. ・高野氏が怪獣を見つけるために何をしたか知る. ・若者に伝えたい高野氏のメッセージを理解する. ・本文の語(句)について自分の感想を書いて発表する.
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11週 |
Lesson 5 The Impossible Is Possible
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[文型・文法事項] 分詞の形容詞的用法 / to不定詞(形容詞的用法) / 受け身を理解し,聞いたり読んだり話したりする.
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12週 |
Lesson 6 Eric Carle: How He Creates His Art
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エリック・カールの絵本に小さな生き物が多く登場する理由を知る. ・創作する過程について理解する. ・アイディアがどこから生まれるかを理解する. ・本文の語(句)について自分の感想を書いて発表する.
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13週 |
Lesson 6 Eric Carle: How He Creates His Art
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[文型・文法事項] 関係代名詞 / to不定詞:副詞的用法 / 関係代名詞whatを理解し,聞いたり読んだり話したりする.
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14週 |
総復習 |
これまでの復習
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15週 |
期末考査 |
授業で学習した内容から出題する
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16週 |
答案返却など |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
Lesson 7 The Netherlands - Living with Water
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・オランダと日本の関係について知る. ・地形の特徴について理解する. ・オランダと自転車の関係を理解する. ・オランダの人々の生活について理解する. ・本文の語(句)についてペアで意見を交換する.
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2週 |
Lesson 7 The Netherlands - Living with Water
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[文型・文法事項] 比較 / It is+~(for~)+ to不定詞 / 「S+V+O+to不定詞」 / S+V+O1+O2(=that節)を理解し,聞いたり読んだり話したりする.
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3週 |
復習演習 |
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4週 |
Lesson 8 Collective Intelligence
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「集合知」とはどのようなものか理解する. ・アリはどうして交通渋滞を起こさないのかを知る. ・ハトの動きから何が作り出されたのかを知る. ・人間の集合知の例を知る. ・本文の語(句)についてペアで意見を交換する.
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5週 |
Lesson 8 Collective Intelligence
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[文型・文法事項] 「S+V+O(=疑問詞節など)」 / 「S+V+O+C(=現在分詞) / 「S+V+O+ C(=原形不定詞)」 / It is+形容詞[名詞]+that節を理解し,聞いたり読んだり話したりする.
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6週 |
"Lesson 8 Collective Intelligence
"
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7週 |
復習演習 |
既習事項をワークブックで確認
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8週 |
中間考査 |
授業で学習した内容から出題する
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4thQ |
9週 |
Lesson 9 10 Billion
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[題材・内容] ・世界人口の推移とその影響について知る. ・地球上で起こっている問題とそれが引き起こすだろう未来について知り、とそれを食い止めるためにできることを考える. ・本文の語(句)についてペアで意見を交換する.
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10週 |
Lesson 9 10 Billion
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[文型・文法事項] 助動詞を含む受け身 / 関係副詞 / 仮定法過去 / 現在完了進行形を理解し,聞いたり読んだり話したりする.
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11週 |
Lesson 10 One Child, One Teacher, One Book and One Pen |
マララさんの演説を聞き,マララさんが指導者たちや政府に訴えかけようとしている内容を理解する. ・2012年10月9日にマララさんに起こったことを知る. ・マララさんは私たちの最も強力な武器は何だと考えているか理解する. ・本文の語(句)についてペアで意見を交換する.
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12週 |
Lesson 10 One Child, One Teacher, One Book and One Pen |
[文型・文法事項] 分詞構文 / 「S+V+O1+O2(=疑問詞節など)」 / 強調構文 / 仮定法過去完了を理解し,聞いたり読んだり話したりする
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13週 |
For Reading Hairspray "
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・1960年代当時の高校生の様子を理解する. ・物語における登場人物たちの役割を理解する.
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14週 |
For Reading Hairspray
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・物語の展開と結末を理解する. ・長い英文を読むことに慣れる.
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15週 |
期末考査 |
授業で学習した内容から出題する
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16週 |
答案返却など |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 英語 | 英語運用の基礎となる知識 | 聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。 | 3 | |
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。 | 3 | |
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。 | 3 | |
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。 | 3 | |
英語運用能力の基礎固め | 日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。 | 3 | |
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。 | 3 | |
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。 | 3 | |
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。 | 3 | |
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。 | 3 | |
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。 | 3 | |
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。 | 3 | |
英語運用能力向上のための学習 | 自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。 | 3 | |
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。 | 3 | |
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。 | 3 | |