到達目標
工芸と人間の関わりが理解できる。
造形技能と感性の統一された立体やオブジェをつくる態度が身に付き、技法と制作方法の基礎を身につける。
身近に使う物を工芸の視点からつくることができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 基本を十分に意識して創作することができる。 | 基本を意識して創作することができる。 | 左記に達していない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
美術のジャンルである絵画、彫塑、デザイン、工芸を理解させながら工芸分野に重点を置く。その中で陶芸を中心に置いて制作実習を行う。併せて感性と工学の調和した作品の制作を考え、伝統技法や現代工芸、民芸等について関心を引き出す。
授業の進め方・方法:
授業形態は制作を中心とし、創造性、技能、関心態度(集中力、精巧さ、持続力等)を高め、チェックリストと学習シートで確認する。
注意点:
評価法
作品評価
意欲(10) 構想力(20) 表現力(20) 技能(20)
態度(15)
準備物、集中力、精度、体の構え・物の構え・心の構えを中心に評価。当該項目を分かりやすく示し、自己評価を加味して評価。
知識(15)
材料の知識 各国工芸の現状の知識 機械と手をうまく利用した作品の論評 工芸史
2020.7.12 - シラバスにある評価割合の表記を修正。(上記の評価方法は変更しない)
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
工芸のジャンルと概要 |
現代工芸、伝統工芸、民芸の3つの世界とその発展の歴史についての講義。クレーモデルやファインセラミックスについてもふれる。レポート提出。
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2週 |
陶印制作1 |
陶印の原型制作で、自己の風格を象形文字や篆書体で表し、石膏に彫刻する。のちのすべての自己制作品に押印させることを念頭に置いて作る。
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3週 |
陶印制作2 |
同上
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4週 |
湯呑をつくる1 |
手びねりで真っすぐな型の湯呑を作陶
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5週 |
湯呑をつくる2 |
同上
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6週 |
湯呑を削る1 |
出来た湯呑を専門的な道具で削り仕上げていく
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7週 |
湯呑を削る2 |
同上
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8週 |
茶碗を作る1 |
手びねりで徐々に角度をつけ茶碗を作陶する
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2ndQ |
9週 |
茶碗を作る2 |
同上
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10週 |
茶碗を削る1 |
出来た湯呑を道具で削り仕上げていく
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11週 |
茶碗を削る2 |
同上
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12週 |
皿を作る1 |
手びねりでさらに角度をつけ皿を作陶する
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13週 |
皿を作る2 |
同上
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14週 |
皿を削る1 |
出来た皿を道具で削り仕上げる
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15週 |
皿を削る2 |
同上
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
粘土を再製する |
今まで削った粘土を再製し再び使用出来る粘土にする
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2週 |
粘土を再製する |
同上
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3週 |
仮面をつくる |
自分の顔をネックレスやブローチを想定し作陶させ彫塑の基礎と関連させる
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4週 |
仮面をつくる |
同上
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5週 |
仮面をつくる |
同上
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6週 |
オブジェ |
その時タイムリーな出来事や物から共通のテーマを選び独自の発想で作陶する
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7週 |
オブジェ |
同上
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8週 |
オブジェ |
同上
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4thQ |
9週 |
オブジェ |
同上
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10週 |
花入 |
手びねりもしくは固まりから一輪花入れの作陶をする
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11週 |
花入 |
同上
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12週 |
自由製作 |
今まで作陶したなかで、一番趣味を持ち又作陶してみたい物を選び作陶する
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13週 |
自由製作 |
同上
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14週 |
自由製作 |
同上
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15週 |
自由製作 |
同上
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 課題 | | | | | | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
総合評価 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
態度 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
知識 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |