総合英語ⅠR

科目基礎情報

学校 徳山工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 総合英語ⅠR
科目番号 0036 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 機械電気工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 New Edition Grove English Communication Ⅱ
担当教員 倉増 泰弘

到達目標

本講座は英語コミュニケーションの基礎である4技能(聞く・話す・読む・書く)を総合的に獲得することを目的とする。特に、聞く・読むといったインプット活動を重視し、様々なテーマに触れることで知見を深めることになる。英語を通じて,積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を育成するとともに,情報や考えなどを的確に理解したり適切に伝えたりする実践的な能力を養う.
具体的な言語活動
ア 事物に関する紹介や対話などを聞いて,情報や考えなどを理解したり,概要や要点をとらえたりする.
イ 説明や物語などを読んで,情報や考えなどを理解したり,概要や要点をとらえたりする.また,聞き手に伝わるように音読する.
ウ 聞いたり読んだりしたこと,学んだことや経験したことに基づき,情報や考えなどについて,簡潔に書く.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1事物に関する紹介や対話などを聞いて,情報や考えなどを理解したり,概要や要点をを説明できる。事物に関する紹介や対話などを聞いて,情報や考えなどを理解したり,テキストを用いて概要や要点を説明できる。事物に関する紹介や対話などを聞いて,情報や考えなどを理解したり,概要や要点をを説明できない。
評価項目2説明や物語などを読んで,情報や考えなどを理解したり,概要や要点をとらえことができ,聞き手に伝わるように流暢に音読できる。説明や物語などを読んで,情報や考えなどを理解したり,概要や要点をとらえことができ,聞き手に伝わるように音読できる。説明や物語などを読んで,情報や考えなどを理解したり,概要や要点をとらえことができない、また聞き手に伝わるように音読できない。
評価項目3聞いたり読んだりしたこと,学んだことや経験したことに基づき,情報や考えなどについて,簡潔に書くことができる。聞いたり読んだりしたこと,学んだことや経験したことに基づき,情報や考えなどについて,テキストを用いて書くことができる。聞いたり読んだりしたこと,学んだことや経験したことに基づき,情報や考えなどについて,的確に書くことができない。

学科の到達目標項目との関係

到達目標 A 2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
本授業は英語のコミュニケーション能力を高めるためのもので,読解を中心に,リスニング,スピーキング,ライティングの基礎となる総合的な言語活動をおこなう。本講座は資格試験を取得するための基礎学習と位置づけられる。さらに,様々な話題に接することで異文化理解の素養を身につけることになる。
授業の進め方・方法:
授業では予習を前提に進め,テキストの概要,要点を表現できるように読解方略を活用した読み方を指導する。また,精読を通して正確な文パラグラフや文構造の理解を確認する。授業で指名して問やテキスト内容に関する設問に答えもらう。予習には辞書,参考書を大いに活用し,授業で用いるテキストを学習する。復習ではテキスト,ノートを参考に課題を完成させる。
注意点:
80%(4回の定期試験及び 100点満点に変換したGTECのスコアの平均点× 0.8)+課題の評価 10%、授業で活動評価 10%の合計 100%。資格取得をした場合などにはさらに加点をする(ただし合計点が 100点を超える場合は、100点とする)。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 Introduction Lesson 1 Part 1, 2

・授業の目的や大まかな流れを理解する ・SV, SVC, SVO
2週 Lesson 1 Part 3 ・SVOO, SVOC, SVC(=that節)
3週 Lesson 2 Part 1, 2
・現在完了形、過去完了形
4週 Lesson 2 Part 3
・過去完了進行形
5週 Lesson 3 Part 1, 2

・助動詞、助動詞+完了形
6週 Lesson 3 Part 3
・受け身

7週 前期前半の復習 前期前半を振り返る                           
8週 中間考査 授業で学習した内容から出題する
2ndQ
9週 中間考査の振り返り                      

中間考査を振り返り自分の弱点を理解する                 
10週 Lesson 4 Part 1, 2

・助動詞を含む受け身、SV(O)O(=that節)
11週 Lesson 4 Part 3, 4
・SV(O)O(=疑問詞節など)、未来進行形
12週 Lesson 5 Part 1, 2 ・進行形の受け身、SVO(=that節)の受け身
13週 Lesson 5 Part 3, 4
・SVOO, SVOCの受け身、完了形の受け身
14週 前期後半の復習                       前期後半を振り返る
15週 期末考査 授業で学習した内容から出題する
16週 答案返却 ・期末考査を振り返り自分の弱点を理解する                                                          
後期
3rdQ
1週 Introduction Lesson 6 Part 1, 2 ・比較、①to不定詞の用法、②It is ~(for ~)to 不定詞
2週 Lesson 6 Part 3
・動名詞、SV(=be動詞)形容詞 that節
3週 Lesson 7 Part 1, 2
・関係代名詞、SVOC(=現在分詞/過去分詞)
4週 Lesson 7 Part 3 ・分詞の形容詞的用法、前置詞+関係代名詞
5週 Lesson 8 Part 1, 2 ・分詞構文、SVOC(=原形不定詞)
6週 Lesson 8 Part 3
・分詞構文(「~するとき」、「~なので」、関係代名詞の非制限的用法
7週 後期前半の復習 後期前半を振り返る
8週 中間考査 授業で学習した内容から出題する
4thQ
9週 中間考査の振り返り                      

中間考査を振り返り自分の弱点を理解する                                                          
10週 Lesson 9 Part 1, 2

・関係副詞、仮定法過去・仮定法過去完了
11週 Lesson 9 Part 3 ・関係副詞の非制限的用法、仮定法を含む表現
12週 Lesson 10 Part 1, 2

・SV(=seem, appearなど)to不定詞、完了不定詞
13週 Lesson 10 Part 3

・省略、形容詞 to不定詞
14週 後期後半の復習                       後期後半を振り返る。
15週 期末考査 授業で学習した内容から出題する
16週 答案返却                         期末考査を振り返り自分の弱点を理解する          

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3
工学基礎グローバリゼーション・異文化多文化理解グローバリゼーション・異文化多文化理解それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。3
様々な国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事項について説明できる。3
異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。3
それぞれの国や地域の経済的・社会的な発展に対して科学技術が果たすべき役割や技術者の責任ある行動について説明できる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他(ワークの提出)合計
総合評価割合800010010100
基礎的能力800010010100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000