総合英語ⅠW

科目基礎情報

学校 徳山工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 総合英語ⅠW
科目番号 0037 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 機械電気工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 「FACTBOOK English Grammar Standard」& 同Workbook
担当教員 長戸 喜隆

到達目標

1. 新出語句・表現を覚え,アクティブ語彙をできるだけ増やす。
2. 講義や演習を通じて,英文法の基本的ルールを正確に理解しする。
3. 身につけた基礎的英語力を糧としてTOEIC TESTに十分対応できるよう準備する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1新出語句・表現を覚え,スピーキングやライティングで適切に使用できる新出語句・表現を覚え,スピーキングやライティングでかなり使用できる新出語句・表現を十分に覚えることができず、スピーキングやライティングで適切に使うことができない
評価項目2講義や演習を通じ、英文法の基本的仕組みを十分かつ正確に理解し、適切に活用することができる講義や演習を通じ、英文法の基本的仕組みを理解し、かなり活用できる講義や文法演習を経ても、英文法の基本的しくみが十分理解できず、活用することができない

学科の到達目標項目との関係

到達目標 A 2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
テキスト「FACTBOOK English Grammar Standard」により、1年次に「基礎英語W」で時間的に履修していない文法項目を学習してひととおりの文法知識を身につける。語彙・熟語を補いつつ準拠するWorkbookにより演習を計る。     
授業の進め方・方法:
「総合英語FACTBOOK English Grammar Standard」を授業のテキストとし、1年時に履修できなかった文法項目の習得を目指す。家庭学習として各章左ページの解説を予習して授業に臨むと授業がわかりやすい。(もちろん右ページのExerciseを自分で解答して理解を深めることは推奨される。)授業では、Workbookのほか、適宜説明用、演習用のプリントも配布して知識の定着を図る。また、小テストの実施によって既習(復習)事項の定着を図ることもある。講義というよりむしろ演習として授業に臨んで欲しい。
注意点:
授業への参加姿勢(Participation)は小テストの結果と併せて最終成績に対して10%を占める。(より具体的に言うと、授業中の私語、居眠り、忘れ物、予習の不徹底、携帯電話の使用など注意を受ける行為に対しては減点もあり得る。)夏休みの課題は2回提出を求めるが、最終成績評価に15%の比率を占める。提出しないと著しい不利益を被るので全員必ず提出すること。

最終成績評価点(100点)=定期試験4回分(400点×75/400)+授業中の活動・発表・小テスト(10点満点)
             +夏休み課題(15点満点)

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 イントロダクション
1年次学習事項の復習と演習
シラバス説明、授業の進め方の説明
文型・時制・完了形・受動態・不定詞・動名詞などの重要点の復習と整理
2週 第17章 分詞(1)…pp. 50-51

第18章 分詞(2)…pp. 52-53
A 名詞を修飾する分詞   B SVC /
SVOCの現在分詞・過去分詞
A 分詞による動詞句の修飾 B 分詞構文を
  使った慣用表現 
3週 分詞の説明と問題演習の続き
説明 Plus 分詞…pp. 54-55

A 分詞構文の応用 B 付帯状況のwith /
分詞構文を使った慣用表現
4週 第19章 比較(1)…pp. 58-59
第20章 比較(2)…pp. 60-61
A 原級  B 比較級
A 最上級 B 原級や比較級で最上級の意味を表す
5週 比較の説明と問題演習の続き
Plus 比較…pp. 62-63

A as~asを使ったさまざまな表現 
B 比較級を使ったさまざまな表現
6週 比較の総まとめ 原級・比較級・最上級とをれを使って表せる意味について理解する
7週 中間試験範囲のまとめと問題演習
分詞・比較について問題演習をしながら質問できる時間を設け、理解を深めて試験に備える
8週 中間試験 分詞・比較について十分学習していることを確かめる基礎的・基本的な問題が出題される
2ndQ
9週 中間試験レビュー
中間試験の答案返却と問題解説
10週 第21章 関係詞(1)…pp. 64-65

A who / which(主格)
B whom / which(目的格)
C whose
A 前置詞+関係代名詞
B whom / which(目的格)
C whoseと前置詞+関係代名詞

A that B 関係詞を用いない場合 C 関係副詞
11週 第22章 関係詞(2)…pp. 66-67

第23章 関係詞(3)…pp. 68-69
A 前置詞+関係代名詞 B that
C 関係詞を用いない場合
A 関係副詞
12週 続き第23章 関係詞(3)…pp. 68-69
関係詞のまとめと演習
夏休みの課題の指示
B 非制限用法
問題演習・質問の時間・補足説明など
課題内容・提出形態・締切の説明
13週 第24章 パッケージ表現としての節(1)
…pp. 70-71
A whatの用法  B wh節+ever
14週 第25章 パッケージ表現としての節(2)
…pp. 72-73
第24章、第25章のまとめと演習
A 譲歩の「wh語+ever」 
B if / whether節
問題演習と質問への回答の時間
15週 期末試験 関係詞の用法について十分学習していることを確かめる基礎的・基本的な問題が出題される
16週 期末試験のレビュー(問題解説)
答案返却と問題解説
後期
3rdQ
1週 夏休みの課題の最終締切(回収終了)
Output Training 3 分詞・比較・関係詞
…pp. 74-75
これ以降の提出は減点対象となりうる。 
分詞・比較・関係詞関連の口頭演習
2週
第26章 仮定法(1)…pp. 76-77
説明: 仮定法の基本的な考え方
A 仮定法過去形 B 仮定法過去完了形
C wish
3週 第27章 仮定法(2)…pp. 78-79 A ifを伴わない仮定法
B 仮定法を用いたの重要表現 
C were to / should
4週 仮定法のまとめ  問題演習と補足説明
5週 Option① 否定
A 語句を否定する   B 部分否定
C 否定を表す重要表現 
D 否定疑問文/付加疑問文
6週 Option② さまざまな表現
A 無生物主語  B 強調  C 倒置/同格
7週 期末試験範囲のまとめと問題演習 中間試験範囲の価値法、否定、疑問文、
無生物主語、強調、倒置、同格の重要点のまとめと問題演習
8週 中間試験 中間試験範囲の学習内容について十分学習しているかどうかを確かめる基礎的・基本的な問題が出題される
4thQ
9週 中間試験レビュー
答案返却と問題解説
10週 Option③ 話法
A 時制の一致   
B 間接話法の注意点
 (人・場所・時間・伝達動詞)
11週 Option④ 限定詞
A 主な限定詞   
B this / that
12週 Option⑤ 代名詞
A 人称代名詞   
B it / one
13週 Option⑥ 前置詞
A at / in / on   
B その他の基本的な前置詞
(about / by / for / from / of / with)
14週 Option⑦ 接続詞
A 等位接続詞(and / so / but / or)   
B 縦続接続詞(if・whether /理由・原因 /
譲歩 / 時)
15週 期末試験 期末試験範囲の学習内容について十分学習していることを確かめる基礎的・基本的な問題が出題される
16週 答案返却と授業のまとめ 期末試験のレビュー(問題解説)
授業のまとめ

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3後1
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。2
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。2
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。2
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。2
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。2
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。1
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。1
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。1

評価割合

試験(前期期末・後期中間・後期末)+前期課題10回夏休み課題授業中の発表・活動評価(小テストなどを含む)合計
総合評価割合751510100
基礎的能力751510100
専門的能力0000