基礎設計製図Ⅱ

科目基礎情報

学校 徳山工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 基礎設計製図Ⅱ
科目番号 0059 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 機械電気工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 張間 貴史,三浦 靖一郎

到達目標

3次元ソリッドモデル、サーフェスモデルの作成ができ、3次元ソリッドモデルから製図の描画方法に沿った2次元製図の展開ができる。
基本的な機械要素を理解し、製図規則にしたがって正しい作図ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
CAD製作図を基にSolidWorksを利用して3次元ソリッドモデルを迅速・正確に作成することができる。製作図を基にSolidWorksを利用して3次元ソリッドモデルを正確に作成することができる。製作図を基にSolidWorksを利用して3次元ソリッドモデルを正確に作成することができない。
機械要素機械要素を正しく理解し,迅速・正確に作図することができる。機械要素を正しく理解し,正確に作図することができる。機械要素を正しく理解できず,正確に作図することができない。

学科の到達目標項目との関係

到達目標 B 1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
前期はSolidWorksによる基本的な3次元モデルの作成方法,およびより複雑な3次元機械部品の作成やデザインを重視した作図の演習を行う。また3次元モデルから2次元製図の作成方法についても学習する。
後期は機械要素について、講義および作図演習を行う。
授業の進め方・方法:
前期は演習が主体となるが、定期試験において3次元モデル作成技術の確認を行う。
後期は講義と演習を組み合わせて、機械要素について学習する。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 スケッチの練習
2週 3次元ソリッドモデルの作成練習(1)
3週 3次元ソリッドモデルの作成練習(2)
4週 サーフェスモデルの作成練習(1)
5週 サーフェスモデルの作成練習(2)
6週 アセンブリモデルの作成練習(1)
7週 アセンブリモデルの作成練習(2)
8週 前期中間試験
2ndQ
9週 Toolbox機能を利用した3次元ソリッドの作成練習(1)
10週 Toolbox機能を利用した3次元ソリッドの作成練習(2)
11週 3次元ソリッドモデルを基にした2次元図面作成練習(1)
12週 3次元ソリッドモデルを基にした2次元図面作成練習(2)
13週 アセンブリモデルを基にした2次元図面作成練習(1)
14週 アセンブリモデルを基にした2次元図面作成練習(2)
15週 モーションコントロールの練習(1)
16週 前期末試験
後期
3rdQ
1週 ねじの基本に関する学習
2週 ボルト・ナットの学習
3週 ボルト・ナットの手書き製図演習
4週 ボルト・ナットのCAD演習
5週 軸・軸継手の学習
6週 軸・軸継手の手書き製図演習
7週 軸・軸継手のCAD演習
8週 後期中間試験
4thQ
9週 軸受の学習
10週 軸受の手書き製図演習
11週 軸受のCAD演習
12週 プーリ・スプロケットの学習
13週 プーリ・スプロケットの手書き演習
14週 プーリ・スプロケットのCAD演習(1)
15週 プーリ・スプロケットのCAD演習(2)
16週 後期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学機械系分野製図図面の役割と種類を適用できる。3
製図用具を正しく使うことができる。3
線の種類と用途を説明できる。3
物体の投影図を正確にかくことができる。3
製作図の書き方を理解し、製作図を作成することができる。3
公差と表面性状の意味を理解し、図示することができる。3
部品のスケッチ図を書くことができる。3
CADシステムの役割と基本機能を理解し、利用できる。3前16
ボルト・ナット、軸継手、軸受、歯車などの機械要素の図面を作成できる。3
機械設計ねじ、ボルト・ナットの種類、特徴、用途、規格を理解し、適用できる。3
軸の種類と用途を理解し、適用できる。3
滑り軸受の構造と種類を説明できる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合50000050100
基礎的能力0000000
専門的能力50000050100
分野横断的能力0000000